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良いお店ってなんだろう??

私と旦那が大好きなお店は、結構流行っているのに場所を移転するとかマスターがイタリアへ行くとかで無くなってしまう事も結構続いた時期がありました。

有名な飲食店のコンサルさんが、入っても業績が上向かないと、とたんに無責任に手を放してしまう事もあるようで、業種はちがいますが父の会社でもよく似たような事はありました。

結構色々なお店へ食べに行くので、確かに美味しいけれど、暖簾にあぐら…みたいなお店も多いし、食事はまずまずだけれど、接客が好きなお店もあるし、すべてが揃うなんて難しい話です。

芝大門の新亜飯店なんて、そんな豪華な内装でもないし、接客も大陸っぽいのに、ケリーバッグを持った上品な老夫婦や、仕立てのいいスーツを着た男性などが多くてびっくりしました。料理も美味しかったんですが、値段も結構な強気で、それでもまた行きたいと思うお店の一つです。

私の母は色々なスピリチュアリストや宗教家と接点があって、お店の経営について持論を色々述べているのを傍で聞いていました。「経営者に(父親)会社に愛情がない、だからお店の人が続かない、売り上げが落ちる」とか、言うのは簡単なんですよね…。責任ないんで。だって神様とか眷属様やハイヤーセルフのメッセージらしいので。

お店を持っている人で、同じような事を言われた方を知っているのですが、どうすれば良いかをなんで教えてあげないのだろう??って思いました。あーでもない、こーでもないと、美味しい話だけをちらつかせて、ちゃんと向き合うならまだしも、自分に見返りがなくなったら、途端に手を引くなんて事は、父の会社の時から沢山見ているので、珍しくもないのですけど。

よくある話、自分が過去に関わっていて、上手くいかなくなったら「ほらみろ」とばかりに「だから言わんこっちゃない…」みたいな言い方を周りにする人もいらっしゃいますが、よくよく考えると、その方の手腕や先見の明ってどうなんでしょう??それよりも人としての品格を疑ってしまいますが…。

因みに父親が私たちと縁を切ってからの、右腕は、計画倒産をと得意とする経営コンサルタントでした。取り敢えず違う業種を立ち上げて再起させるのですが、結局続かなくなり身売りをしたり、解散したりする会社が多かったようです。

料理が不味くても、接客がイマイチでも続く店は続くし          真心があっても  接客が良くても続かない場合もある

暖簾にあぐらをかく、いつでもいけるお店でいるか            かたちは無くなっても、長い間に人の心に残っていくお店になるか

永遠なんてないんだから                        それでいいんじゃない??って思います。

心に残るお店それが良いお店なんだと思います。






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