お彼岸の中日・春分の日、いつでも始められるそんな切っ掛けに

 いつをその年の始まりにするのか??それは東洋・西洋で違います。   しかし、両方を学んでいくと、実にしっくりくることが沢山あります。

因みに冬至を太陽が生まれ変わる日として、お祝いしていた時期も古くにはあります。(冬至を境に陽が長くなるので)

ホロスコープと24節気は色々と符号する事が多いので、講座では必ず触れます。

春分が牡羊座、夏至が蟹座、秋分が天秤座、冬至が山羊座、それぞれ火・水・風・土のエレメントの活動です。

土用の18日間の最初の3日間以降は、春・牡牛座・土の固定、夏・獅子座・火の固定、秋・蠍座・水の固定、冬・水瓶座・風の固定の時期です。

ホロスコープの12ハウスは人の一生にも投影できます。

1ハウスはオギャーと生まれ、2ハウスで肉体がある事を認知する為に指をしゃぶったり、物を触ったりします3ハウスでは、言葉をしゃべります・・・

4ハウスでは、身近な集団に入って生き、5ハウスで表現力を身に付け、6ハウスでは家族や初等教育といった小さな集団から社会へ飛び出す準備をします。7ハウスでは、社会に出て外(社会)から見た自分を認識します。

社会へ飛び出す準備を乗り越える部分が秋分の日になります。

お彼岸の中日は、必ず春分・秋分の日にあたります。

春分は、1948年公布の「祝日法」で「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」としています。お彼岸の中日は、真東から太陽が昇り、真西に日が沈み、昼と夜の長さが同じになるので、この世とあの世を繋ぐ一日とも考えられています。

秋分の日は、「先祖や環境に感謝してする日」とも言われます。

生きている事に感謝する春分、生きてこられたことに感謝する秋分。

春分、個人的な始まり(1ハウス)から社会的な始まり(7ハウス)の切り替えで起きる秋分。

春分の日は、牡羊座火の活動始まりのサイン。生を受けた事に感謝して、生きる事にエネルギッシュに冒険してみて下さい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?