【突撃!隣のプロンプト!】株式会社エリアブレイン 岩倉 宏司さんに聞くタウン誌のChatGPT活用
本記事は、AI人材リモートアシスタント「ロコアシ」による企画記事です。川崎市・新百合ヶ丘エリアのエリアマネジメント事業を営む「株式会社エリアブレイン」代表取締役の岩倉 宏司さんに、ChatGPTの活用状況をお聞きしました。(聞き手:ロコアシ事業部長 あさい 撮影:広報 おかけいじゅん)
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ー 株式会社エリアブレインさんのオフィス近くにある芝生広場「新ゆりアートパークス」に来ております。早速ですが、株式会社エリアブレインと、岩倉さんについて教えてください。
株式会社エリアブレインの岩倉 宏司です。メディア発行・運営、企業の販売促進支援、コンサートやゴルフコンペ、マルシェなどのイベント企画・運営、まちづくりコンサルティングが主な事業です。6月に開催されたしんゆりマルシェもありがたいことに好天に恵まれて、盛況でした。日焼けの跡がちょうど落ち着いてきたところです。
ー しんゆりマルシェ、お酒が試飲できるブースが増えてとてもうれしかったです。御社は、業務でChatGPTを活用していますか?
はい、業務に使っています。有料プランは今後利用を検討中です。ただ、色々な企業が発表しているような、複雑で専門的なプロンプトは使っていません。こういう状況でもインタビューを受けて大丈夫ですか?
ー 大丈夫です!複雑で専門的なプロンプトは、大変便利なものもあるし、モックアップ程度で動きが怪しいものもあるし、活用シーンが限定的なものも多々あるので(※編注:あさい個人の意見です)、現場での活用例が一番知りたいです!どのような業務に使っていますか?
シンプルなところだと、エリアブレインでは新百合ヶ丘駅のコンコースで開催されている「しんゆりフェスティバル・マルシェ」の運営を担っているのですが、マルシェは大体2~4エリアに分けられています。このエリアの命名候補を、ChatGPTを活用して出力しました。
微妙な案も出てきたが、再出力を繰り返しました。
また、当社はタウン誌をいくつか出版しています。出版は、段落設定、下書き、文字起こし、ケバ取り、誤字脱字チェックなど、ChatGPTが活躍できるプロセスが多いです。
ー ChatGPTが業務を楽にしてくれている実感はありますか?
ライティング、文章を書いていく業務は効率が確実に上がりました。コンサル業務でも、先に共有できるアイディアがあると話が早いので、非常に助かっています。10個アイディアが出てきて、あやしいものを外して、整理して新しいものを付け加えたら、まともなアウトプットが出てくる。
ーどのようにChatGPTに関する知識を得ていますか?
Youtubeです。詳しい動画がたくさんあります。動画編集の仕事も多いのですが、動画編集ソフトの先生もみんなYoutubeです。
ー ChatGPTを周囲の人は使っていますか?周囲の人にお勧めしていますか?
エリアブレインのスタッフには勧めています。経営者の知り合いだと、使っている人は周りにはあまり多くないです。試してみたけど、業務で使う場面が少ないから使っていない、という人が多いですね。
ー まだ使われていない経営者の皆さん、ぜひご一報ください!一緒に検証しましょう!今後の展望を教えてください。
ChatGPTとGoogleスプレッドシートの連携活用にも興味がありつつ、まだ手が付けられていません。しばらくあちこち飛び回っていて、机に座れてなかったので、notion AIなども試してみたいですね。
ー 岩倉さんのお年でChatGPTを業務に使っている人はそう多くはないです。新しいツールはどんどん試してみたいタイプですか?
はい、私は理系じゃないのですが、昔から最新ツールをあれこれ触るのが好きです。EXCELってマックのソフトじゃなかったっけ?と思ってしまうこともありますし、ずっと放置されていて解約方法がわからず、いまだに数百円が毎月引き落とされている一太郎のアカウントもあります。
私が大学生の頃は、パソコンはまだ市場に出回っておらず、コンピューター演習はベーシックでした。キーボードもないので、パンチシートに穴をあけて、リーダーに通して、1+1=2を出力する、といったような時代です。
最新のツールを触って業務に取り入れていくのは、いわばゲームを遊ぶ感覚ですね。
ー さすがにパンチシートは目視したことがないです。楽しみながらツールを活用できるのは強みですね。
逆を言えば、今のところChatGPTは、楽しめない人はなかなか活用し辛いインターフェースだし、自社の業務で活用できるシーンがわからないということだと思います。
ー ありがとうございます。この記事を読んでいる方にChatGPTをお勧めしていただけますか?
ChatGPTは考え方や物事の整理を系統立てて提案してくれるので、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しているうちに、使えるアウトプットになることを実感しています。
私は日々、企画書やプレゼン資料の作成が仕事です。テキストを扱う業務には、抜群の生産性向上がみられます。
ChatGPTをゲーム感覚で触り倒すのが習得の早道ですが、Youtube先生でもわからないところは、コンサルしてくれる事業者があるといいです。そして、任せられる業務が見えてきて、その仕事をアウトソースすることができれば、時間面でもコスト面でも自社にとって、価値あることでしょう。
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