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Meta開発の新LLM「Llama 3」から「AI事業者ガイドライン」まで【1分で読める生成AI最新ニュース:2024年4月23日】

こんにちは。ロコアシ運営事務局の浅井です。今回は、Meta開発の新LLM「Llama 3」から総務省と経済産業省が共同公表「AI事業者ガイドライン」まで、3つの最新動向をご紹介します。
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※本記事はロコアシのオリジナルGPT「AI News Aggregator」による最新ニュース情報をベースに作成しています

1.Metaが開発した新しいLLM「Llama 3」を発表

Metaが最新の大規模言語モデル「Llama 3」を発表しました。この新しいモデルは、以前のバージョンである「Llama 2」と比較して性能が大きく向上しており、特に「Llama 3 8B」と「Llama 3 70B」の2つのモデルが導入されました。「Llama 3」シリーズは、独自に構築された24,000 GPUクラスターでトレーニングされ、そのパラメータ数において現在利用可能な最も高性能な生成AIモデルの一つとされています。

また、Metaは、Llama 3がコーディング、クリエイティブライティング、推論、要約などの多岐にわたる用途での使用を想定しており、15兆トークンの大規模なデータセットをトレーニングに使用しています。Llama 3は商用利用も可能であり、Facebook、Instagram、WhatsApp、MessengerおよびWeb上でMetaのAIアシスタントを強化するために既に利用されています。Llama 3は、AGI(人工一般知能)を目指すMetaの取り組みの一環として位置づけられています。

AGIは人間レベルの知能を持つAIであり、将来的には人類を超える可能性も指摘されています。MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグは、この長期的なビジョンとして、一般知能を構築し、それを責任を持ってオープンソース化し、全ての人が利益を得られるようにすることを目指しています。さらに、Metaは今後、複数の言語で会話が可能であり、画像や他のモダリティもテキストと同様に理解できる4000億パラメータ以上のサイズのLlama 3モデルのトレーニングを行っています。

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2.Adobe Premiere Pro、ビデオ編集ワークフローへの動画生成AIの導入を発表

Adobeは、Adobe Premiere Proのビデオ編集ワークフローに動画生成AIを導入することを発表しました。この新機能により、ユーザーは編集プロセス中にシーン内のオブジェクトを簡単に追加・修正することができるようになります。また、生成AIツールを使用することで、より高度なビデオ編集が可能となり、クリエイティブな作業がさらにスムーズに進行します。

この取り組みは、ビデオ編集の効率化とクオリティの向上を実現し、ユーザーの創造性を最大限に引き出すことを目指しています。Premiere Proに導入される予定のこの生成AIイノベーション機能は、今年中に登場する予定であり、ビデオ編集者にとって大きな進化となるでしょう。

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3.「AI事業者ガイドライン」を総務省と経済産業省が共同で公表

総務省と経済産業省は19日、AI事業者向けに「AI事業者ガイドライン」の更新版を発表しました。この更新は、AI技術の急激な進化とそれが社会に与える影響を考慮し、AI事業者が遵守すべき新たな原則と具体的な実践例を設定することを目的としています。

更新されたガイドラインは、消費者保護、データプライバシー、および透明性の強化に重点を置いており、AIの倫理的使用を推進するための明確な枠組みを提供します。特に、開発と運用プロセスにおける責任の所在、不正確なAI推論による損害対策について詳細な指針が盛り込まれています。これらの更新は、AI技術の持続可能かつ責任ある利用を促し、社会全体の信頼を構築することを目指しています。

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