サビアンシンボルでアカシックリーディングする(3) 20201122

サビアンシンボルでアカシックリーディングをする(3)
(2020年11月14日から書き始める)

稲荷狐

 ある人のメールを引用してみよう。「昨日の夜中2〜4時の瞑想で赤い鳥居が無数に出てきて、ここ何日かは時々焦げ臭い匂いも時々してきて。そして、今朝起きる時の夢で私はハエになっており、巨大な存在?のピンヒールのようなものでハエの心臓をひとつきされ、実際起きる時に肉体も心拍が上がりすぎて止まりそうで死ぬのか?と思い、ひとつきされたところもひどく痛んでいました。」

 この文章は、前半の赤い鳥居の項目と、ハエになった夢とわけたほうがいいと思うが、しかしここには関連性があるのだと考えると興味深い。
 これを読んで久しぶりに稲荷神社を思い出した。稲荷神社の赤い鳥居は、エーテル界と物質界の境界線。キツネは生と死の間を行き来するアヌビス。これはかなり低い次元に置かれた境界線で、この低次エーテル体に近づくと物質世界に働きかける力は強くなる。わたしの体験でも、焦げ臭い匂いを感じることは多い。ずっと前に、朝起きたら、わたしの身長よりも大きな金毛九尾のキツネがわたしに添い寝していたのを発見したが、この時にも焦げ臭かった。金毛九尾のキツネは殺生石に閉じ込められるくらいだから、かなり低い振動密度にまで手を伸ばすと考えてもいいのでは。
 で、12サインでは、物質的な箱を作るのが山羊座で、この山羊座あるいは土星の箱はその世界の具体的なサイズを決める。サイズを決めるということじたいがすでに物質界と考えていい。エーテル界、アストラル界、メンタル界にはサイズというものがない。空間や時間ができることで物質界が生まれるのであり、象徴的領域にはこのサイズというものが成り立つ要因がない。山羊座の箱、あるいは土星の軌道が示す立方体は概念としての箱でなく、実際にどこかの範囲にある箱で、千駄ヶ谷商店街の箱、等々力の箱、大阪の箱、日本の箱、地球の箱、太陽系の箱、銀河の箱などさまざまなサイズがある。おうし座の思考はまずは概念なので、特定のサイズの場所に応用されていないが、おうし座と山羊座の土のサインの共同によって、思考概念は、具体的なサイズのものに落とし込まれる。時計という思考は、何かに適用されることで、腕時計サイズになったり、柱時計になったり、札幌の時計台のサイズにあてはめられる。

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