7つのコスモス(5)20220411

7つのコスモス(5)

2022年4月5日から書き始める

メゾコスモスについてがテーマ。

全惑星をどちらに分類するか困る

 7つのコスモスの分類については、グルジエフの説明をもとにしている。ところが、この説明には、 釈然としないところがあり、一番迷うのは、全惑星H24を、メゾコスモスに入れるのか、それとも、その上の太陽系、デュートロコスモスに組み込んだほうがいいのかということだ。
「第四宇宙、デュートロコスモス。<第二宇宙>。太陽、太陽系。世界12。
第五宇宙、メゾコスモス。<中宇宙>。<全惑星>(世界24)あるいは、惑星界の代表としての地球。」
と書かれているのだが、創造の光線の下降、というコースからすると、惑星は太陽の自己分割によって生まれるのだが、その惑星の創造の過程、つまり太陽の周りにある質量性の海原をかき回して、だんだん固まりになるのが惑星で、この途中の段階の「海原の中にできた濃淡」というものも、太陽から見たところの全惑星定義には含まれることになる。なぜなら、太陽の振動密度の視点からすると、それも明白に対象化であり、ここにはっきりある、と認識する。
 が、メゾコスモスの惑星自我から見ると、惑星としての固まりになるまでは、その雲のような、煙のような、気配だけのものは、明確に対象化できない。そもそも<全惑星>には、惑星という名前がついているので、惑星界メゾコスモスに入れなくてはいけない。上昇のコースからすると、全惑星とは、固まりになっている惑星を全部かき集めたものだ。
 わたしは全惑星意識の上部とは、惑星と惑星の間の隙間だと書いていた。これは太陽から見たところの、太陽を取り囲むカーテンとして、デュートロコスモスの全惑星意識だ。

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