「ある趣味」を語りたいッ!(AMC2022 Day 14)

※この記事は、アドベントカレンダー "AMC2022" の 14 日目の記事です。
 作成者の仮の人氏にクソデカ感謝~~~~~~!!

まず、懺悔のお時間

今僕がこの文を書いているのは 12/13 22:13 です。つまりは 12/14 の直前です。どうしてこうなった?

AMC2022 を見ていて、「執筆者でもしてみるか…」と思ってしまいました(だって面白そうなんだもの!!)。
そして AMC2022 の予定表を見るとあらまあビックリ、12/14 だけが空いているではありませんか。それを見ていると知らない間に指が動き、、Twitter の連携認証を通過し、、、、

\\ デーーーーーーーーーーーーーーーーン //

あーあ

そして今に至るという訳です。あーあ。あーーーあ。
いや言い訳をすれば期末考査が 12/12 まであったので仕方ないんですよ。でもなんで前日 22:21 になってまだこの文章を書いているんですかね!!!自分でも分からねえぜヒャッホウ!!!!!!!

懺悔とはなんだったんでしょうか。すいませんでした。以下、未来の自分が頑張って書いてくれると思うので安心してお読みください。

何を書くのか

さて、僕に計画性がないことはトリリウムの定理ぐらいには有名事実だと思います。よって、この記事の内容を全然ちゃんと考えてないまま今を迎えているのは自明だと言えます。

何か書く内容はないでしょうか?
12/13 以前の方々は皆非常にユニークな記事を書かれており(この記事を読んでいるアナタも読みましょう!)、自分も何か恥ずかしくない程度のクオリティの記事を書きたい、と思うわけです。

しかーし!僕はしょせん競技数学のプレイヤーにしか過ぎず、僕が何か数学について研究などしてきた点と言えば、小 5 のときに「メルセンヌ×2冪で完全数作れるじゃ~ん(ぽけー)」って考えたりだとか、中 3 のときに「AH+BH+CH=2(R+r) じゃん!」って思いついたりだとか、とにかく今まで発見されているような事実しかないのです。これではユニークな記事など生み出しようがありません。どうしよう。

そんな時に僕は思ったのです。

「「ああ、音ゲーがしたいな」」 (^^ ) ????????

しかし、僕は再び思いました。音ゲーのことなら記事を書けるかもしれないと。ただ音ゲーは数学ではないでしょう。そこで AMC2022 の説明欄を目をかっぽじって見てみます。するとなんと!

wtf???????????

うおおおおおおおおおお仮の人さん神かよ????????
という訳で、ようやく意を決しました。
今回は音ゲーへの勧誘をしていきます!!
数学を期待して来た人マジでごめんなさい!!!!許してくれ!!

音の部分を語りたいッ!

音ゲーは、音楽ゲームの略です。つまりは音楽の要素とゲームの要素が融合すればそれは音ゲーと言えるのです。知らんけど。
というわけで、まずは音ゲーの音の部分を語ります。
始めた当時、ほとんど知ってる曲がありませんでした。なにそれ??って感じでした。
知らない曲は当然敬遠してしまいます。でも気が向いたのでやってみました。すると、

「何これ耳から摂取する麻薬じゃん……..」

こうなりました。合法的にトべるので最強です。

基本的に、歌がメインの曲などは少なめで(10 曲ほどは収録されてますが)多いのはメロディがメインの曲です。
メロディがメインの曲は、あまり一般にはウケないように見えます。それでも、確実に、めっっちゃくちゃ良いんです。音ゲーを通して出会った曲の中には YouTube で鬼リピしてきた曲が多数あります。

そこで、この節ではそういったメロディがメインの作曲者さんで、お気に入りの人たちを何人か紹介します。
ぜひ皆さんも聴いてみてください、マジでぶっ飛びますから……….

Lime さん

出ました Lime さん!!(分かる人いるよな?な?)
個人的に音ゲー界隈の中でトップぐらいに好きな作曲者さんです。

全体的に「透き通る感じ・ドラマチックな感じ」の曲調で、一耳惚れでした(謎単語)。個人的に 1 番?オススメの曲をのせておきます。

「Luminaria」
BOFXVII というイベントで Lime さんが出した曲です。
ジャンルに "Dramatical" とあるように、Lime さんのドラマチックな部分をすべて出してきたかのような感じです。そして透き通る感じも最強。

Camellia (かめりあ) さん

たぶん音ゲー界で一番有名な人(弊社調べ)です。やっぱり天下のかめりあです。かめりあ最強。

初めての人が聴くと、うるさい、と思ってしまうかもしれません。実際、
僕も「なんというか… 音ゲー向きの曲だなあ」と最初は思っていました。

しかし、音ゲーを通して色んなかめりあさんの曲を聴いていくうちに、秘められたメロディックな部分、そして "うるささ" もがだんだんと好きになっていき… 今では大好きな人です。

僕が初めて出会った (たぶん…) 、そして今もトップレベルで大好きな曲をのせておきます。

「Blackmagik Blazing」
ハロウィン感がマジで、マジで最高です。
サビの盛り上がりようと言ったらもうそれは泣けてくるほどです。
バックで鳴ってる色んな音も含めて、全てがすこです。

Frums さん

えげつない譜面ばっかりが作られて、伝わる人には名前を聞いただけで真っ青になる Frums さん。外国の方です(僕も最近知りました)。
Frums さんもこれまた特徴的な音楽を作る人で、しかもいろいろな作曲者の中でも群を抜いて特徴的だと思います。ちょっと怖いようなその雰囲気は中毒性があり、沼にハマったら抜け出せません。
しかも曲だけでなく、ミュージックビデオの方も作れちゃうすごい人です。

Frums さんの曲の中で、最近聴いて最高… になった曲がこちらです。

「Pictured as Perfect and Plus」
好きになれない人がいたって構わねえ、俺はこの曲が好きだ、文句あるか?ぐらいの気持ちでここにおすすめしてます。
この不気味さがどうしても癖になります。後半から始まる、静かにメロディが流れている部分は個人的にかなり推しです。

番外編:PIKASONIC さん

音ゲーでは見ることが少ない方ですが、僕が全ての作曲者の中で一番推している人です。
何がいいかって、もう全てです。どこが好き、とかじゃないです。
PIKASONIC さんが、PIKASONIC さんの作る曲の全てが、心に響きます。

おすすめの曲を 2 曲紹介します。聴いてみたら分かります。何があろうと絶対に聴いてください(え?)。是非全曲聴いてほしいです。

「Nothing」

PIKASONIC さんは神曲を量産するという本当に訳の分からない人です。
この曲が出されたのは 2022 年なのですが、そこから今までさらに 11 曲も上がっています。ヤバい。

静かで、でもリズミカルで、どこまでも美しい、そんな曲です。

「New Start!」

Reflections さんのコメントに「idk why i feel nostalgic listening to this song」とありますね。僕も全く同感です。
嬉しいような、でも少し寂しいような、そんな曲調で、聴くと優しい気持ちになります。

どうだったでしょうか!!
勝手に推しを並べるだけになってしまいましたが、この良さが伝わってくれれば、そして僕と同じように、こういった電子音楽の世界に足を踏み入れて自分の好きな曲を探すようになってくれれば、嬉しい限りです。

ゲーの部分を語りたいッ!

ついにゲームの部分です。
音ゲーのゲーの部分は、リズムに乗ってプレイできたときの楽しさが一番大きいと思います。マジで気持ちいいです。

さて、音ゲーにもいろんな種類があります。スマホ系とか、ゲーセンに行ってやるタイプのアーケード音ゲーとか、まあいろいろあります。
しかし僕はスマホを持っていません。タブレットもありません。自分でお金を生み出すこともできなければ、無料でアーケード音ゲーを遊べる神施設を自分の家の近くに建築する技術も持ち合わせていません。僕が持っているのは PC と己の指だけなのです。何をすればいいと?

ある日の事でした。パソコン研究部の部室にて、幼き日の僕は、先輩がある音ゲーをしているのを見つけます。
それは、「Sparebeat」でした。
彼は間違いなく PC と己の指だけを用いて音ゲーを楽しんでいました。幼き日の僕は衝撃を受けました―――――

なんて壮大な物語じゃないです。事実ですが、ここまでじゃないです。
とにかくその日から僕は Sparebeat を始め… たはずで、そこから 2 年半… かそれぐらい経って、今に至るという訳です。なんと感動的ッ……!

というわけで。

前振り長すぎましたね。音ゲーの中でも、ここからは Sparebeat を語っていきます。

Sparebeat は「ブラウザでできる」という珍しい特徴を持った無料の音ゲーで、制作者は suzukibakery さんです。ここ にアクセスしちゃえばもうプレイできます。

Sparebeat ってどんなゲーム?って部分は、この動画を見てもらうのが一番早いと思います(手抜き

つまりは、なんかキーボードをカチャカチャするやつって印象を持ってくれればいいです。上のやつは、上手すぎる人のプレイ動画です。

では、実際にやってみましょう!

以下、クッソ長いルール説明ゾーンです。
β版 (beta.sparebeat.com) をパソコンで遊ぶことを想定して書いています。


開いたときの「Music List」の部分にあるのが「公式譜面」と呼ばれるもので、最高でもレベル 15 と、易しめの譜面が多いです。

公式譜面たち

どれか曲をクリックしてみましょう。こんな画面になります。

さっき三田さんが理論値取ってたやーつ

「SPEED x3.8」と書いてあるのはノーツが降ってくる速度を表しています。自分に合った速度があると思うので、調整しましょう。

「TIMING +20ms」と書いてあるのは音楽を再生するタイミングを表しています。RUSH が出やすいときは音楽をちょっと遅く再生する(つまり TIMING をマイナス方向にずらす)とうまくいったりします。

難易度が 3 つあるので、選んでボタンを押しましょう。(公式譜面だと難易度はかならず 3 つありますが、創作譜面だと 1 つのこともあります)

プレイ中のルールはこんな感じです。(ずらずらずらずら…)

  • 4 つのレーンにノーツ (ひし形のやつ) が降ってくる

  • ノーツが判定線の上に来たところで、レーンに対応するキーを押す。初期設定では左のレーンから D,F,J,K キーが対応。

  • 赤いノーツはスペースキーも同時押しすることで得点が高くなる

  • ロングノーツ (伝われ) は始点から終点までキーを押しっぱなし

  • 押したタイミングによって、判定が JUST, RUSH, COOL, MISS に分かれる。JUST が最高判定で、RUSH は少し早い、COOL は少し遅いことを指す。MISS は、ミス。

左上に「Escape」というボタンがあるので、押す或いは Esc キーを押すことで中断できます。ここで、再開はできないので気を付けましょう。

こうやって見るとノーツってスカスカだなあ

プレイ後、こんな画面が出てきます。

説明するために工夫してプレイするの難しいよ

それぞれ説明をしていきます。

  • Score は、スコアです。

  • 「JUST: 1205」とかも分かると思います。それぞれの判定の数です。

  • 下の「+6.607ms」は、「曲を +6ms ぐらいずらしたらいいかも?」みたいなことを言ってます。

  • その下の CHAIN は最大コンボ数を表しています。プレイ中にも後ろにうっすら表示されてます。

  • ATTACK は、赤いノーツ (アタックノーツ) でスペースキーを押せた割合を指しています。理論値を取るときはこれを 100% にしないといけません。

  • Rank は、ランクです。スコアによって、
    SSS:理論値 (1000000 点)
    SS:950000 点以上
    S:900000 点以上
    AAA:800000 点以上
    AA:750000 点以上
    A:700000 点以上?
    B:650000 点以上
    C:500000 点以上?
    D:500000 点以下?
    と分かれています。

  • Escape の上にあるボタンを押すとツイート出来たり画像を保存できたりします。

さらに、アカウント登録をするとスコアを送信したり、今までの最高スコアが見れたり、月間ランキングに載ったりできるので便利です。


クッソ長いルール説明ゾーン終わりです。はあ。

さて、Sparebeat にはいろんな楽しみ方があります。

例えば、精度を取るのは、音楽に合わせて打つことの純粋な楽しさを味わえて良いです。それに、いつ RUSH や COOL が出るかとハラハラしながらも理論値を取れたときの快感はたまりません。

他にも、精度は関係なく、難しい譜面にチャレンジしてみるのも良いです。難しい譜面はどうしても「譜面が見えないッ!!!!」という現象が起こりますが、それが見えて楽しめるようになったときは、自分の成長を実感して嬉しくなるものです。

というわけで、もう皆さん自由に楽しんでください!僕が話せるのはここまでです!(無責任)

ただ一応、気を付けてほしいことがあります。
競技数学と同じように、音ゲーは遊べば遊ぶほどうまくなります。
でもやっぱり、「楽しむ」が一番大切だと思います。ガチりすぎて腕を壊したりしたらよくないですし、精神的にも危ないので。

たまには数学だけじゃなくてゲームをしたっていいじゃないか!という立場の人間なので、この記事を通して、音ゲーに興味を持っていただけたなら嬉しいです。興味を持ってくれた方は、続けてみてくださいね。
(数学垢で音ゲーのリザルトを上げる口実ができるかも!!!)

最後に、ちょっとした自慢を貼っておきます。ありがとうございました。

Faith of Eastward (Lv.15) 理論値!!
INFiNiTE ENERZY -Overdoze- H+ (Lv.19) 理論値!!!
Frontier Explorer (Lv.24) 987!?!?

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