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大切な仲間


2023.12.19

明日、誕生日を迎え21歳になる。
誕生日と言っても、20歳のような特別感はない。
ただ歳を取っていくだけ。そう感じる。


20歳最後の日、ふと自分はどんな奴なのかを考えた。
何もかもが普通で、才能なんて何もない自分。

人生なんてあっという間に終わればいいのに
人生なんてあっという間に終わらせよう

そんなことを昔から考えているような奴である。
残念ながら、特別良いところは見つからなかった。




部長になって感じる出会いと別れ

この1年、様々な出会いと別れがあった。
部活で部長を務めている間に「部活を辞めたいです」と言われた回数は5回。
これが何より辛かった。
組織を運営する上で、1番辛い瞬間。


助けてあげられなかった


この辛さが自分に重くのしかかる。
大切な後輩1人救えない奴なんて部長失格。
どうしても前を向けず、学校にも部室にも行けない。鬱病のような地獄の日々が続いた。

でもそんな中
「よく頑張ってるよ」「偉いね」「ありがとう」
このような言葉をかけてくれる”仲間”がいた。

後ろからそっと背中を押してくれる後輩
常に横にいてくれる同期
前から引っ張っていってくれる先輩

年齢は違っても、みんな大切な仲間だ。

時に相手のことが心底嫌いになる程迷惑をかけられたり、恨んだりしてしまうこともある。
それでもやっぱり仲間が大切だ。
それでもやっぱり仲間が大好きだ。
それは、今は会えない人だって変わりない。


この1年間
たくさん助けられた。たくさん支えられた。
自分はそんな人たちを
上手く助けられただろうか。支えられただろうか。
もらってばかりの愛になっていなかっただろうか。



2023.12.20

そして迎えた21歳。
多くの人が祝ってくれる。
こんなに嬉しいことは他にない。何にも変え難い幸せな状況。

「こんな自分のことを…」
と言う思いは正直抜けない。それでも、それでも。
周りからの気持ちが本当に嬉しい。


かつての自分は”21歳”と聞くと「大人だな〜」と思っていた。しかし、実際そのようなことはない。
考えも何もかも幼く成長なんてまるでしていない。
でも、それで良いのだと思う。
これが等身大の『自分』なのだから。



最後に

今でもたまに、人生を自ら終わらせようと思うほどに気持ちが落ちることがある。それでも生きている。

真っ直ぐ前を向けなくても。
陽に照らされ揺れる黒い自分をボーッと見ながらでも。

それは紛れもなく
大切な仲間がいるから。
信頼できる仲間がいるから。


かけがえのない大切な存在。
貴方がいてくれるから、今生きている。
いつもありがとう。

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