見出し画像

うどん移住

うどんが大好きだ。
大学が山梨の吉田うどんのエリアにあり、それこそ毎日のように昼めしにうどんを食べて暮らしたのが、
どれほど幸せだったか。

毎日毎日、昼飯を食べる。
私の場合はおにぎりを握って持っていくか、コンビニで済ますことがほとんどだ。

今朝は朝早く子供の部活の送りで家を出て、そのまま出勤する前にいつものコンビニに寄った。朝飯がてら昼飯を買っていこうと思って棚を見るのだけど、どうにも食べたいものがない。

昼飯は諦めて、朝飯にホッドックとコーヒーを買って車の中で食べる。これが食べたかったかというと、まあ目についたからだ。

うどんなら毎日でもいいのにな。
俺はこの先の人生こうやって大して食べたくもないモノにお金を払って、食べ続ける人生でいいんだろうか。

1食600円×月15回×年12ヶ月×15年=162万円。コンビニにお金を払い続けるなら、
その分のお金をうどん屋さんに払い続けてうどん文化が残ってくれた方がずっといいな。

15年間お昼の度に幸せな気持ちになって大好きなうどんを食べれる暮らしができたら、そっちの方が人生のクオリティはとても高い気がする。

素敵すぎて素通りできない佇まい

よし、これは検討に値する。
仕事さえあれば、うどんの本場香川、徳島あたりに移住しても良いんじゃないだろか。

おでんも大抵ある

16年前、仕事で徳島に出張したとき、
一緒に行った商工会の偉い人に連れられて、地元の四国電力さんから三日間徳島をフルアテンドしてもらうという機会があった。

うどんといえば香川と思っていたのだけれど、実際にはそんなことはなくて徳島でもあちこちに小さなうどん屋があり、日常の中でうどんが食べられる文化があった。

また徳島は和三盆糖の産地でもあり、個人的に大好きだったのでその工場が見れたことは面白かったし、

言うまでもなく海産物は何もかもが美味しく、特産のすだちをかけてお酒でも揚げ物でもうどんでも、何でも美味しく食べられてしまうという素敵な文化を味わった。あれは本当に素敵だった。

行った時期も良かったらしく、信州と比べて暖かく穏やかな気候と気持ちのいい風。海があり、魚市場もある。
うどん、あたたかい冬、皿盛りの魚、私の欲しいものが全て揃っているのだ。

そう思うともう答えは出ていたような気もする。

でも信州も大好きなので、2地域居住が理想的だ。

まずは行ってみようと思う。
そして一週間、住んでみようと思う。
幸いリモートワークっていう手は確立してある。一週間位なら、徳島からリモートしたとて仕事は回る。
春夏秋冬、年4回4週間行ってみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?