政策調査に必要な「なぜ」と「どうなってる?」

今回は政策調査の手順について紹介します。
現状は「どうなっているか?」という現状理解のための問いに取り組むケースが多かったので、今後は「なぜ○○なのか?」という仮説検証型の問いにも踏み込んでいければと思いました。

※参考文献
伊藤修一郎著「政策リサーチ入門」

①興味を持ちやすい傾向があるテーマを明らかにする
例:1ヶ月分の新聞記事の切り抜きや保存で自分が選びやすい分野を知る

②興味がある分野を設定する
例:まちづくり、公共施設

③興味がある題材を設定する
例:今後の持続的な公共施設の維持について

④「どうなっているのか?」という形で問いを立てる
例1.:現状の公共施設の維持にかかる費用はどうなっているか?

例2.現状の市民の公共施設に関する負担はどうなっているか?

例3.現状の公共施設の種類と数や規模はどうなっているか?

⑤「なぜ...なのか?」
例:なぜ公共施設は自治体の財政力を無視して過剰に建設、維持されるのか?

⑥問いを分解する
例:公共施設を橋なのか、道路なのか、公民館なのかはっきりさせる

例:予算の仕組みという観点での分析、選挙対策という観点での分析etc...

奈良の鹿さん(本記事とは無関係です)

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