内閣府No3とLINEヤフー社長の対談@八戸

内閣府政務官の神田議員とLINEヤフーの川邊会長の対談会に参加したのでレポートを書きます。

会場の八戸市の南部会館

1.考えた質問について

質疑応答の時間があったので、質問を考えました。
質問を考える際の要件としては下記の点を意識しました。

①岸田内閣の総合経済対策に関係した内容であること
②生成AI関係の内容であること
③一次情報として語れるテーマであること

仙台市から来た高橋と申します。総合経済対策に書かれていたデジタル人材の実践の場の提供に関する構想があります。
私の日常はITエンジニアとしての仕事に加え、生成AIを用いた議会質問の調査を行うボランティア活動もしています。この経験を活かし、市議会を中高年のデジタルスキル向上の実践の場として利用するアイデアを考えています。

この提案には複数のメリットがあります。まず、地方議会の秘書不在による調査リソースの不足を解消できます。次に、公開されたPDFなどのデータを用いたAI開発において、実践的な経験が得られます。この取り組みにより、デジタル人材の育成と市議会の調査力の両方を強化できると考えています。
このアイデアに対するご意見やアドバイスをいただけると幸いです。

2.回答

回答では以下の内容をいただきました。

神田さん
中央省庁でも、活用のための試行錯誤が進んでいる。
現状答弁で過去の事例を参照する必要がある場合などに効力を発揮するという認識。想いや方向性を決めるのは政治家で、その想いの文章化にAIを使うのは良いと思う。
官僚が作ると2~3時間かかる答弁を数十秒で作る例もある。

川邉さん
どんどん使って失敗しながらやっていけば良いと思う。
「クラスでノートを貸してくれるような博識の同級生みたいなもの」
意思を持って質問すれば良い答えをくれる。

3.まとめ

国政では生成AI活用が進んでいて、試行錯誤しているという認識を共有いただきました。
答弁作成のように過去の膨大な文章を参照する分野で効力を発揮するそうです。
地方の議会でも、国政での例をテコにして導入を進めていきたいところです。



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