ミルキー

 日記帳を使いきった。紙が白なんだけど変に青くなくて、気に入っていた。またかわいいノートを探したい。

 煙草吸う時によく空を見る。空みたいに綺麗で変容するものが無料で見れるのは嬉しい。 夜の明かりは月や星を除けばすべて有料だからね。

 私が住んでるのはそこそこに都会の街なので、オリオン座や北斗七星はが見れてもそれらが属している天の川までは観測できない。本当に川と見紛うほどの星が見える時代があったのかなあ。

 乳白色のポリッシュを買ったので爪に塗った。白は私の肌色によく似合うので、いつも修正液みたいな真っ白を爪に塗るのだけど、今回のは少し透けてるからもっと優しいかんじ。お月さまがやたら白い時ってあるけど、そういう日のお月さまの周りの、ぼんやりした光みたいなかんじ。ほんのり暖色の光の下でもっと綺麗な色だからよかった。

 まだ小学校にも入っていないくらいの小さい頃、まだ赤ちゃんの妹の粉ミルクを舐めるのが好きだった。長女なのに、いいお姉ちゃんだったことなんか一度もなかった。ごめん。
 母親が私の前に出来た子供を産めなかったのだけど、偶然が今よりもうすこしずれていたら私が生まれなかった世界線もあるかもしれない、と思うと変にしっくりくる時がある。悲観的な考えや憂鬱からそう思うのではなくて、そういうこともあるだろうなあ、というかんじ。

 紅茶界隈の究極の論争議題である「ミルクティー、ミルクを入れるのは先か後か」問題、科学的においしいのはミルクを先に入れた場合らしい。どうしてかってのはちょっと理解できなかった上、なにが理解できなかったのかも忘れたので、またその道っぽい人がいたら聞いてみたいと思う。

 ミルク、血が白いのが不思議だ。昔行った牧場で食べたソフトクリームはおいしかった。食べながら歩いてたら四つ葉のクローバーを見つけたのを覚えている。

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