にっきあめ_2020-04-07

今日はお仕事で文字(ロゴタイプ)の監修業務をした。

最近はこれに限らずアートディレクションのお仕事がちょいちょいある。

監修で一番難しいのは「指摘の仕方」だ

どのデザイナーも、やはりデザイナーであれば自分で作ったものにはそれなりの思い入れがあるため、指摘されるという行為はデリケートである。

この指摘が単に好き嫌いなのか、美しく、デザインに必要な指摘なのかを繊細に選り分けた上で、さらに指摘する際の言葉遣いも注意する。

なぜこの指摘が必要なのかを深く考え、何回も見つめ直して本当に必要なのかをふるいにかける。

今回は相手が年上の方だったのでなおさら

監修だから何言っても良いわけではないし、作ってもらったものにはまずリスペクトを、整える役割として、言うべきことは言う、言い方には敬意と注意を払う。

やっぱり言い争いになることもあるはある。

ちゃんと話して、作品をどうしたらよくできるか、という同じ課題に二人で向き合うスタンスになれると、とても仕事していて気持ちがいい。

今日は「とても参考になった、どうやったら良くなるのかがこんなに言語化されて、自分の作ったものが良くなっていくのを実感できるから、アドバイスいただくのが楽しみ」と言ってくれる人がいた。

とても嬉しい。

リスペクトを忘れずに。