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第24回『まだ名前のない病、そして』


・アトピー性皮膚炎
症状:アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下し、かゆみを伴う湿疹(しっしん)がよくなったり悪くなったりを繰り返す病気のことです。
子どもの頃に発症することが多く、一般的には成長とともに症状は改善していきますが、一部の患者は成人になってからもかゆみや湿疹などの症状が続きます。

・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
症状:掌蹠膿疱症はウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に数多くみられる病気で、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。皮疹は小さな水ぶくれ(水疱)が生じ、次第に膿疱に変化します。その後、かさぶた(痂皮)となり、角層(皮膚の最表層にある薄い層)がはげ落ちます。後にこれらの皮疹が混じった状態になります。出始めに、よくかゆくなります。また、鎖骨や胸の中央(胸鎖肋関節症)やその他の関節が痛くなることがあります。

・ティーツェ症候群
症状:肋骨と胸骨の間の「肋軟骨」に無菌性の炎症が起き、痛んだり腫れたりします。12本ある肋骨の上から2、3番目の肋軟骨から胸骨にかけて症状が出ることが多く、肩や腕に痛みを感じる人もいます。

・耳管開放症
症状:耳の気圧を調整している耳管が一時的に開いたままになる病気。鼻側からの自分自身の声や呼吸に伴う圧力の変化が弱くならないまま直に耳側に伝わります。その結果、「自分の声が大きく響く(自声強聴)」「耳がつまった感覚(耳閉感)」といった症状がでます。また、自分の呼吸の音も大きく聞こえることがあります(自己呼吸音聴取)。

・低血糖症
症状:軽度な低血糖では、発汗、不安、頻脈、手や指の震え、顔面蒼白などの交感神経刺激症状が現れます。 50mg/dl程度になると、頭痛、目のかすみ、集中力低下、生あくびなど中枢神経の症状が出始め、さらに低下して重症になると、異常な行動、痙攣、意識が遠くなる、刺激昏睡(意識消失)など、命にもかかわるような深刻な症状が出てきます。


◽️ラブクラシックス・フォー・エピソード
高橋幸宏『NEUROMANTIC(ロマン神経症)』(1981)

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