第90回『魔法が使えなくても、生活は』
◉紀伊カンナ
北海道出身。漫画家、イラストレーター。元アニメーター。2010年からイラストレーターとして活動をはじめ、2014年には初単行本となる『海辺のエトランゼ』を上梓する。
現在はonBLUEにて「春風のエトランゼ」連載中。
https://twitter.com/mioshun0303
http://toritokaizoku.web.fc2.com/tori.html
・てらださんが書店で見かけ、心撃ち抜かれたFEEL YOUNGの表紙。
『FEEL YOUNG(フィールヤング) 2017年1月号』
・BLについて、雑誌『OnBLUE』の編集者3名様が語られている記事(必読!)
・onBLUEコミックスのレコメンド記事
●紀伊カンナ作品集
・『海辺のエトランゼ』(2014年7月、on BLUE comics)
・『春風のエトランゼ』(2015年7月 - 、on BLUE comics、既刊4巻)
・『雪の下のクオリア』(2016年4月、H&C Comics CRAFTシリーズ)
・『魔法が使えなくても』(2018年7月、フィールコミックス)
・画集 『queue -Kanna Kii artbook-』(2020年8月、祥伝社)
『魔法が使えなくても』
■あらすじ
100回「辞めたい」とぼやくアニメーターの岸くん、
仕事はクールだけど同棲相手には甘い千代ちゃん、
女にモテてかっこいい心優しいバンドマンのたまき、
地下アイドルに魅せられた女子高生のキキちゃん…ほか、
6人の若者たちはいつか美しい思い出となるやもしれぬ日々を這いつくばりながら駆け抜ける。
ポップでありつつもどこか牧歌的な筆致で極上世界を描く、業界初の連作読切りオムニバス。
『雪の下のクオリア』
■あらすじ
草木が好きで人嫌いな小林明夫。同性と一度きりの関係を繰り返す大橋海。 二人は同じ大学で同じ学生寮だった。 海が明夫に懐き、明夫も少しずつ海に気を許すようになっていく。 だが、ある日、海は明夫に「先輩は寝なくても一緒にいてくれるから優しいです」と言う。 明夫はそんな海のことが理解できなくて……。 好きになった相手に愛されたい。そう思っているのはどちらだったのか?
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