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心の砂地第41回『途中で評価を変えたもの』

1.U2 … ボノ(Vo)、ジ・エッジ(Gt)、アダム・クレイトン(Ba)、ラリー・マレン・ジュニア(Dr)の四人からなるアイルランドのロックバンド。1980年デビュー。ロックバンドとしての評価を確立させた80年代、流行しているダンスミュージックを貪欲に取り入れた90年代など、アルバムごとにサウンドを大きく変化させてきた。
グラミー賞22回受賞(46回ノミネート)、これは“ロック・バンド史上最多”且つ、“グループアーティスト史上最多”である。

てらだくんが好き、といっているアルバムは3rdアルバムの『War』

以下、本編で話しているシャークくんが雑誌でみていた当時のU2の画像。

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2.『RadioheadがIn Rainbowsを好きな金額で売った〜』 … U2と同じくUK出身のバンドであるRadioheadは、07年、当時の新作である『In Rainbows』を<買い手が自由に価格を決められるアルバム>として、ダウンロード販売した(後にフィジカル版も発売)。

3.『ジ・エッジのギタープレイ』 … 現在では、ギタープレイにおいて当たり前のように使用されている<ディレイ>というエフェクトサウンドであるが、ジ・エッジがアルバム『ヨシュア・ツリー』の録音にて使用した方法が一つの型となり普及したとされている。
現在では、以下の動画などを参考に設定すれば、誰にでもできてしまう。



4.Oasis … イギリス・マンチェスター出身のロックバンド。1991年結成。2009年解散。メイン・ソングライターの兄「ノエル・ギャラガー」とボーカルの弟「リアム・ギャラガー」のギャラガー兄弟を中心に1991年に結成。
マンチェスターの労働者階級出身、というバックボーンもあり、サッカーチーム『マンチェスター・シティ』の熱狂的サポーター、フーリガンでもあった。バンド活動中はインタビューなどで他のロックバンドに関するディスなどを盛んに発していた。

5.『ジミー・ペイジ、ジ・エッジ、ジャックホワイトの対談』 … ギターのドキュメンタリー映画『It Might Get Loud』において、三者が一堂に会した。同映画は、それぞれがギターの魅力や独自のスタイルを築いた経緯を語るほか、3人一緒のパフォーマンスも披露している。いわばロック・レジェンドである二人に全く物怖じしないジャック・ホワイトの佇まいに痺れる。


6.トー・ラグスタジオ(Toe Rag studio )… エンジニアであるリアムワトソンによって設立された、ロンドン郊外にあるガレージスタジオ。1960年代〜70年代のヴィンテージアナログ機材によるアナログレコーディングにこだわっている。ホワイトストライプスは03年発表『エレファント』にてレコーディングに使用した。
日本ではミッシェル・ガン・エレファントがシングル『ゲット・アップ・ルーシー』録音の際に使用しており、同バンドの最高傑作の録音といえる。

7.ブライアン・イーノ … 世界最高峰の音楽家、プロデューサー。アンビエント・ミュージック(環境音楽)を開拓した第一人者であり、多くのポップ・ミュージック名盤の録音に関わる。また、「Windows 95」の起動音を制作したのも彼である。

8.ラトル&ハム(Rattle & Hum)… 『U2/魂の叫び』。U2が87年に発表したアルバム『ヨシュア・ツリー』のツアー映像を追ったライブ・ドキュメンタリー映画。日本でも1988年に劇場公開された。
映像作品だけでなく、ライブアルバムとしてレコード、CDも発売されている。


9.『ザ・バンドのラストワルツ〜』… アメリカのロックバンド、ザ・バンドの解散ライブをマーティン・スコセッシが監督し、記録した『ラスト・ワルツ』を代表に、ロックバンドにはライブの記録的映像として優れたドキュメンタリー映画となった作品がいくつか存在する。必見!

The Band, And The Staples - The Weight (The Last Waltz)

Woodstock Festival(1969)

Talking Heads - Stop Making Sense


●予告…
教養の弾丸45回 『西炯子/娚の一生』

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