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第51回『若かりしあなたへ』


1.「俺にとってのチップとデールは〜」…てらだくんが担当した心の砂地第50回『てらだとチップとデール』では、幼少期に最も影響をうけた作品、ということで『チップとデール』の魅力が語られている。

2.『あのこは貴族』… 箱入り娘・華子と、地方から上京し自力で生きる美紀、生きる階層が異なる2人の女性が、東京を舞台に人生を切り拓く姿を描く。山内マリコの同名小説を原作に、水原希子、門脇麦が主演、脚本・監督を岨手由貴子が務めている。シャークくんのベスト映画の一つ。

3.シスターフッド映画…『シスターフッド(Sisterhood)』とは姉妹関係や女性たちの連帯を意味する言葉で、シスターフッド映画とは、女性たちの強い友情・絆を描く作品のこと。(スクリーンオンライン『2020年大豊作!今“シスターフッド映画”が見逃せない理由より引用』)

4.美少女戦士セーラームーン…武内直子による日本の漫画および、それを原作としたメディアミックス作品。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で1992年2月号から1997年3月号まで連載。(wikipediaより
本編で話しているのは、テレビ朝日系で東映動画制作によるテレビアニメ5作品についてを主に指している。第2期『美少女戦士戦士セーラームーンR』第14話〜第4シリーズ(美少女戦士セーラームーンSuperS)までシリーズディレクターを務めた幾原邦彦による尖った演出や、テーマ性が幼少期のシャークくんに刺さっていたと予想される。
全シリーズ観るのはハードルが高い、という方は、93年公開の『劇場版美少女戦士セーラームーンR』から観て欲しい。

5.少女革命ウテナ…J.C.STAFF制作のアニメ作品。テレビシリーズとして1997年にテレビ東京系列で放送された。『美少女戦士セーラームーン』シリーズのメインスタッフだった幾原邦彦が少数精鋭のスタッフを集めて制作集団ビーパパスを結成、少女漫画家さいとうちほと組んで世に放った異色作。
かつて寺山修司率いる「天井桟敷」で音楽を担当していたJ・A・シーザーが起用されているなど、幾原邦彦のいわゆる前衛的、アヴァンギャルドな演出が存分に楽しめる作品でもある。
シャークくんのベストアニメ。

6.2NE1…2009年にYGエンターテインメントによって結成された。グループ名は21の英語の発音を利用した変容体で、NEは「New Evolution」の略字で、「21世紀の新しい進化」を意味する。
2009年にBIGBANGとのデジタルシングル「Lollipop」で韓国の音楽シーンに登場した。(wikipediaより
本編で話している『FIRE』はデビューシングルであり、韓国国内ではチャートの一位を獲得した。

7.『NO NEW YORK』…1978年にアンティルス・レコード (アイランド・レコードのサブレーベル) からリリースされたコンピレーション・アルバムである。プロデューサーはブライアン・イーノ。このアルバムには4組のアーティストしか参加していないが、1970年代後半に発生したジャンルであるノー・ウェイヴのきっかけとなったアルバムとして知られる。

8.The Libertines…イギリスのロックバンド。ロンドン出身。00年代に勃興したガレージロック・リヴァイバルムーブメントの立役者となったグループの一つ。02年に1stアルバムを発表。しかし、メンバーのピート・ドハーティのドラッグ依存に関する問題などでバンドは05年にはあっという間に崩壊してしまった。

9.『爆裂都市 バースト・シティ』…1982年に公開された映画。 石井聰亙(岳龍)監督作。過激なパフォーマンスを繰り広げるロックバンドに熱狂する若者たちと、それを取り締まろうとする武装警察の衝突および、原子力発電所を建設するために強制労働や立ち退きを迫る暴力団に対して不満が爆発したスラムの住民たちの暴動を同時に描いている。
陣内孝則、大江慎也、町田町蔵、泉谷しげるなどのミュージシャンがメインキャストに起用された。この映画が初主演となった陣内はその後俳優としての活動を本格化させ、現在の俳優のイメージに至る。

10.電撃文庫…KADOKAWA(アスキー・メディアワークスブランド)が発行している、日本の文庫レーベル。多種多様なタイプのヒット作が生まれ、少年向けライトノベルの代表的レーベルとして「ライトノベル」ジャンルでの国内最大シェアを維持している。『ブギーポップは笑わない』(98年〜)、『キノの旅』(00年〜)、『イリヤの空、UFOの夏』(01年〜03年)、『灼眼のシャナ』(02年〜12年)、『バッカーノ!』(03年〜)『狼と香辛料』(06年〜)、などアニメ化した多くの作品を連載したレーベルである。

11.涼宮ハルヒの憂鬱…原作は谷川流のライトノベル。06年に京都アニメーション制作によりテレビアニメ化(第1期)。テレビアニメについては、キャラクターの魅力、クオリティの高い作画、1話ごとにジャンルが異なるバラエティに富んだストーリー(第12話『ライブアライブ』における演奏シーン及び楽曲の良さ)、などなど様々な要素が詰まった作品となり、大ヒット。ゼロ年代を代表するアニメの一つといえる。


12.エンドレスエイト…「涼宮ハルヒシリーズ」の一編。テレビアニメ版では、09年から放送された涼宮ハルヒの憂鬱(第2期)において、タイトル通り「8週連続で、ほぼ同じ話を放送する」という実験的な手法を敢行、賛否を巻き起こした。
第2期の新作は14話、半数以上がエンドレスエイトとなっており、リアルタイムでの視聴者は2ヶ月間ほぼ同じストーリーを視聴し続けることとなった。なお、演出・絵コンテ・作画監督スタッフは8話とも異なり、デザインやレイアウト、アフレコも全て異なる。
同じ夏休みを繰り返す、というプロットについては「終わらない学園祭前夜」を描いた押井守監督作『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』(84年)の影響が明らかであろう。



13.〈物語〉シリーズ…『化物語』を始めとする西尾維新による小説シリーズ。講談社BOXより刊行。シリーズ第1作である『化物語』は、06年11月に同レーベルの最初の刊行作の1つとして出版された。09年に『化物語』がシャフト制作によりテレビアニメ化(第1期)。
数話ごとに一人のキャラクターにスポットが当てられ、キャラクターにまつわる内面、その象徴として「怪異」が登場する、というのが基本的なプロットであり、病んだ友人たちを救済していく、という物語である。
テレビアニメについては、監督を務めた新房昭之氏による、シーンによっては実写やCG、正字体による文章、文字そのものを記号的に使った演出が非常にエッジィで話題となった。

あらすじ:21世紀初頭の日本の田舎町を舞台とした、阿良々木暦(あららぎこよみ)と彼に出会った少女たちの、「怪異」に関わる不思議な物語。(wikipediaより



14.キルラキル…TRIGGER制作によるテレビアニメ作品。
監督は今石洋之、シリーズ構成・脚本は中島かずき。
2013年からアニメイズム(毎日放送などで放送される同局製作・TBSテレビ系列で放送中の深夜アニメ番組の放送枠レーベル)で放送された。
ガイナックスで『天元突破グレンラガン』を制作した主要スタッフがTRIGGERとして独立した後、企画から立ち上げた初のテレビアニメシリーズ作品。
本作品の発想のもととして、「マンガ『男組』(原作・雁屋哲/作画・池上遼一)みたいな学園抗争ものを女子高生でやるのはどう?主人公は梶芽衣子みたいで、たとえば「女囚さそり」シリーズみたいな感じで、セーラー服が武器になって戦う」という脚本の中島氏のアイデアがあったとのこと。(中島かずき氏のインタビューより引用)
全編を通じてのハイテンションさに圧倒される作品。

あらすじ:父の死の謎”片太刀バサミの女”を追い求め、本能字学園に転校した流浪の女子高生・纏流子。
本能字学園には着た者に特殊な能力を授ける「極制服」があり、その力と絶対的な恐怖によって、生徒会会長・鬼龍院皐月が学園を支配していた。
”片太刀バサミ”を知るという皐月。
流子は皐月にその事を聞き出そうとするが・・・。
その出会いは、偶然か、必然か。学園に巻き起こる波乱は、やがて全てを巻き込んでいく!
公式サイトより引用)


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