第63回『すべての笑いは内輪ノリなのか？』

2021年6月30日 19:10

1.『キングオブコントの会』…「松本人志が民放で20年ぶりに新作テレビコントを2本披露する」という'事件'を引っさげ、6月12日（土）、TBSテレビで夜7時から3時間スペシャルで『キングオブコントの会』が放送された。
出演は、松本人志、さまぁ〜ず、バナナマン。そして、『キングオブコント』の歴代チャンピオンである東京03（2009年優勝）、ロバート（2011年優勝）、バイきんぐ（2012年優勝）、シソンヌ（2014年優勝）、ライス（2016年優勝）、ハナコ（2018年優勝）、さらにファイナリストのチョコレートプラネット、ジャングルポケット、ロッチ、さらば青春の光。

現在（21年6月30日)、視聴するためには配信サービスParaviにて配信中。

2.『松本人志のコントMHK』…NHKで2010年（パイロット版）、2011年〜2012年に放送されていた日本のコント番組。
地上波で松本人志のコントが披露されるのはフジテレビでの01年「ものごっつええ感じスペシャル」、日本テレビでの『進ぬ!電波少年』の企画「電波少年的松本人志のアメリカ人を笑わしに行こう」での「サスケ」以来9年ぶりであった。

2010年10月16日に放映された【プロフェッショナル仕事の流儀松本人志スペシャル】ではパイロット版制作時の松本人志に密着している。

3.『ごっつええ感じ』…【ダウンタウンのごっつええ感じ】。フジテレビ系列で放送されていた、コントを中心としたお笑いバラエティ番組。フジテレビ系列局では1991年12月8日から1997年11月2日まで毎週日曜日 20:00 - 20:54 （JST）に放送されていた。
同時間帯には日本テレビで「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(85〜96)が放映されていた。
「世紀末戦隊ゴレンジャイ」「キャシィ塚本」「MR.BATER」「放課後電磁波クラブ」「トカゲのおっさん」など、主に松本人志を中心としたコントが人気を博した。
人気絶頂期である97年に番組が終了した理由としては、本来であれば「ごっつええ感じスペシャル」がオンエアされるべき日の時間に、フジテレビが、東京ヤクルトスワローズの優勝決定試合の中継を事前の連絡なしに差し替えたことに松本が激怒したことが理由とされている。

4.「佐久間さん、加地さん、藤井健太郎さん〜…」…それぞれ、バラエティ番組を中心としているテレビ番組のプロデューサーである。テレ東（現在はフリー）で『ゴッドタン』や『ウレロ☆シリーズ』、『あちこちオードリー』などを手掛け、オールナイトニッポンでもパーソナリティを務める佐久間宣行、テレビ朝日で『ロンドンハーツ』『アメトーーク!』『テレビ千鳥』『霜降りバラエティ』などを手掛ける加地倫三、TBSテレビで『水曜日のダウンタウン』『オールスター後夜祭』『クイズ☆正解は一年後』を手掛ける藤井健太郎を指している。

5.「ガキ使のガースー〜…」…『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』などのテレビプロデューサーであった菅賢治のこと。『ガキ使』ではガースーの愛称で主役となった企画も多くあった。

6.『クリエイターズファイル』…「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」。秋山が様々な職種で活躍する人物に扮し、架空のインタビューを受ける、モキュメンタリーおよび憑依芸である。動画が注目されているが、紙媒体でのインタビューを最前提としており、連載としては2015年4月よりhontoのフリーペーパー・『honto+』で開始したが、同誌が2019年12月を最後に休刊となったため、2020年1月から連載先を『月刊ザテレビジョン』に移動している。

2021年からは、本作のスピンオフとして「クリエイターズ・ファイル GOLD」がNetflixから配信されている。(wikipediaより引用）

7.石黒正数『ネムルバカ』…『それでも町は廻っている』(05〜16)、『外天楼』(08〜11)、『天国大魔境』(18〜）の作者である石黒正数が06年〜08年に『月刊COMICリュウ』にて連載していた漫画作品。

あらすじ:【大学の女子寮で同室のセンパイ&コウハイ。バンド活動に打ち込むセンパイは、いつも金欠ピーピー状態。これといって打ち込むもののないコウハイは、とりあえず「古本MAX」でバイト中。ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議な時間…。ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー。】（amazon商品紹介より引用）