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斯くして星は落ちた


参加者の多くから「ラスボス」扱いされたリージョン、
『あかいほし』のメンバーである自分が書いた記事になります。

椎名さんのこの記事を見てAM陣営視点の記事も作ってみようかなと思い作成いたしました。

※注意事項…
・ぽれん8ネタバレ注意
・主観を多く含む
・試合のスクショ多数
・AM視点での記事です

1…斯くして星は落ち始める


前回、ぽれん7。
とりあえず参戦ということで自分のキャラ(ドリップ)を出してみたものの、結果は惨憺たる有様。1行動すら許されず敗退。

ぽれん8開催が近づき参加をどうしようか迷っていたところに、某所で「星を落として見る」という5人リージョン『あかいほし』を組む話があり、気になったので参加してみた。

…どうやら星士の6ターン目(≒最終ターン)でしか発動できない、「ライヂングスター」を
勝ち進んでどんどん発動させまくり、戦場に星を落とせるだけ落とす…というのがコンセプトらしい。

精神攻撃(精神値-相手の魔力値、ランダム対象に攻撃)
・ライヂングスター 命中60 MP6 範囲6 6ターン目以上で発動可 

あーつまりロマン砲打ちまくりたいということか。
それ超面白そうじゃん!

ということで星士になり、ノリノリでビルドを構成してみる。

とはいえ速攻物理とかには歯が立たないだろう、戦略練ってもロマンはロマン、そう思っていたのだが…

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なんだこれは。

勝率トップだって!?どんだけ勝ってるんだよこのリージョン!?
しかもキルデス比1866%とかいう無茶苦茶な数字。
一体どういうことなんだ??



1戦目… ◆第66試合 『あかいほし』 VS 『デージー(無)』

(18:59~)


どう強いのか実感しないまま1回戦に突入する。
最後まで行動し星士2名が星を落とす。

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うわつっよ。

ドリップのキルデス比が異常に高かった理由は
「インビジがかかる対象のため攻撃がなかなか入らないため死ににくく、
1発でも高威力高命中のライヂングスターが当たる→キル 当たる→キル 当たる→キル…」
ということをシュミレータで繰り返し続けたからだと思われる。

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そして残った相手にはドゥームズデイウェポン(以下DDW)による2発目の星落としでトドメ。


すごいことになってるなぁ…


この圧倒的強さを見た自分は反射的に自リージョンの絵を描き始めて、年末までに完成させたりした。


斯くして星は落ち始める…


2…斯くして星は落ち続ける


『あかいほし』は耐久力も尋常じゃなく高かった。

最終的にデフレクターを6(=24ダメージ軽減)積み、精神33となる星士2名はほぼ全ての魔法攻撃を受け付けない。
天使(ハゼクラゲ)だって精神20もあるためよほどの魔法攻撃でなければ受け付けない。

『あかいほし』の勝率が超高かったのは、魔力型構成のチームが多かったのもあったようだ。


2戦目… ◆第99試合 『あかいほし』 VS 『世界平和機構』

(0:43~)

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実際、相手の魔力32+命中20・魔力42+命中10とかいう超強力なヴァハに対してもびくともしない。判定勝ち。

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テレパス2名(ハクアちゃん、うそつきウサギ氏)は高速なので回避壁となる。さらに仮にメンバーが落ちたとしても、天使(ハゼクラゲ)が生存している限りユグドラシルで悠々復帰可能。
さらにドリップの良き占いで減ったHPを回復。判定勝ちにも強い。


余談だがこの試合では攻撃のタメが28秒もある場面があった。


3戦目… ◆第119試合 『あかいほし』 VS 『進化して!』

(16:21~)

キルデス比2000%を超過したドリップがますます強くなる出来事が発生する。宝箱の中身が解禁されたのである。

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ミルテ’sラブ (1ターン目<癒+10>化(レア:2回勝利時以降に発動))

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早い話が毎ターン全回復とかいうアイテムをゲットしたのだ。

これで『あかいほし』の耐久性はますます堅牢になった。

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この試合で相手は最大まで進化した!イリューガーによるヒヌカン(恐らく威力魔力+10、範囲8)
複数回発動させたが、やはり天使星士はほとんど苦にしない。判定勝ち。


・勝率1位
・行動完全固定
・相手はほとんど全行動できる
・そもそも本体(ハゼクラゲ)を倒せなければ何度でも復活する
・倒しきれないと星が落ちてきてほぼ負ける
・恐ろしいBGMが採用される

本来はロマンを追い求めていたはずのあかいほしは、
このへんの理由からどんどんラスボス扱いされるようになるところまで到達してしまった。


実況していた某所では「倒せる手段が少ない」「倒せる構成にすると他チームに敗北させられる可能性が高い」
といった話が飛び交う。


「誰があかいほしを落とすのか?」

だが誰かが落とさなければ、星は落ち続けるのだ。



3…斯くして星は落ち終える


4戦目… ◆第144試合 『あかいほし』 VS 『黎明結節点』

(4:28~)

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応援の力による相手のLAWマシンガン(物理威力22×4×2、クリティカル有)が放たれるものの耐え抜く。判定勝ち。

ちなみにこの試合は6行動目にあがらない雨を発動されると判定負けする可能性が十分にあったと思われる
DDWのMPが削られた結果、星を1回しか落とすことが出来ずに1キルもとれなかったのだ。


『あかいほし』が撃破される可能性としては、
速攻物理や大威力物理(『黎明結節点』『待雪草』『恋闘遊戯時代』等)や、キャンドラ持ちに離脱させられて分裂後敗北という可能性をチームメンバーは考慮していたが、
この試合に前後して該当リージョンが次々離脱。


いよいよ『あかいほし』を落とせる存在は無くなってしまうのか…?


5戦目… ◆第158試合 『あかいほし』 VS 『レゾデックス』

(0:22~)

超早い選手紹介。
「もう早く終了してくれ」とか煽っているかのような投げやりっぷり。
相手の火力は魔力15のヴァハ天使2名。
こっちが負ける要素はない…ないのか?
ということで大半の人が消化試合になるかと思われていたらしい試合。



ところがどっこい、相手にはこの予想を覆せるビルドがあった。
4行動連続アスクレピオスによる大出血戦法である。


出血は星士にも有効で、デフレクターをも容易に貫通させることが出来る。

まぁそれでもハゼクラゲが復活させれば問題はない…


あっやべぇ。クラゲに出血が複数刺さってしまった。
まず最初から毒を積まれていたハクアちゃんが出血毒で戦闘不能。
こうなると相手の命中5積んだヴァハが光る。速度がないDDW・ハゼクラゲが陥落。


それでもうそつきウサギ氏とドリップがなんとか生き延びて、
最終行動までこぎつけて星を落とす。


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斯くして星は落ちた。

勝つためには「約がない相手3名を全員キルする」必要があったが、
全員高速な『レゾデックス』に対してそんなことが起こるのは相当低確率。
そもそもミルテ’sラブがなければ瀕死状態のドリップにアスクレピオスが1発命中していて脱落していたはずなので、
星を落とすことすら不可能だったと思われる。


完敗である。

なおこっから『レゾデックス』は止まることなく優勝まで突っ切った。お見事。



最終盤の戦いにまで進むことはできなくとも、最後まで星を落としきり暴れまわることができた。まんぞく。
一緒に戦ってくれたメンバーの皆様(つくもしきさん・Norさん・かいばーさん・お弟子さん)、対戦相手の皆様、本当にありがとうございました!!!!!

あとメンバーが描いたのも含め応援絵もいろいろ投稿されました。だいまんぞく。ありがとうございます!!!!!

どれも恐ろしい感じがしますがきのせいでしょう。


4…ぽれん8所感


今回youtubeでの実況配信が始まりましたが個人的に超気に入った。

実況鯖の熱気が凄い。

主催者謹製BGMの下、演出はないとか言われていたにもかかわらず出てきた大量の演出に沸いたり全選手の1行動ごとに歓声と悲鳴が飛び交う状況になったりということでこれはもうほとんどリモート環境での音楽+映像ライブなんじゃないか?と何回か錯覚することがあった。

ちなみに私はクソデカ大戦時のBGMが入っているアルバム等を決断的に購入しました。みんなも購入しようね。(ダイマ)


観戦はしていたけどまだぽれんに参戦したことない方も、
今年もぽれんが開催されるなら、興味があるならとりあえず、自分のキャラを参戦させてみてはいかがでしょうか
救済手段として1行動も出来ずに脱落した選手に「刹那賞」が与えられた上で別試合で復活する制度が始まったため、何も動くことが出来ずに脱落するキャラはいないはずです。

思わぬ演出がもらえたり、ファンアートを描いてもらえたり、いろいろな意味ですごい活躍や印象を残したり出来るチャンスは十分にあるでしょう。
ちなみに今回の決勝戦は無所属VS事前シュミレーション勝率18%とかいう想定できないような組み合わせだったりします。

それから推しリージョンや推しキャラに対する情熱で創作がはかどります。

注意事項として今回のように登録人数に上限があった場合、一瞬(それこそ1分ぐらい)で登録上限に達してしまうので登録開始時刻になったら即登録が必須になるでしょう。予定はしっかり開けておきましょう。



5…印象に残った試合達


「せめて機械にしてください」「無所属が相手を5人全員刹那賞にさせる」
「西暦2041年ぽれん28」「生い立ち芸をされるだけで死亡」「全員逃亡」「マジ痛い日常の闇」「応援殺」「タロットに全員勝利や全員即死ダメージがあった」「Vtuber実況応援」…


色々ありすぎた試合の中から個人的に印象に残った試合ベスト3をピックアップ。

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あっクソデカは殿堂入り扱いで除外


第3位…◆第 122試合『あかいやね』 VS 『レゾデックス』

(4:18~)

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AMとSTの命運すら結果的に決めることとなった超絶試合マッチング。


別記事でも言及があったがが「ぽれん7の構築とぽれん8の構築」が衝突した試合と評価している方もいた。
猫のジョブ効果があったから残りHP1耐えし、マジカルハチェルノのヴァハ3発目が猫の魂に向かうことでクァちゃんの残機が減らなかったことが結果的に勝敗につながったぐらいにはギリギリだった。
この試合は結局速力命中の差による回避と命中の差によって決着がついたと言える気がするが、
これ以降もP3レゾデックスは持ち前の速力と命中力であかいほしを墜落させるなどジャイアントキリングをひたすら繰り返し、強力すぎる応援や強力すぎる宝箱や強力すぎる生い立ち芸が一切ないにもかかわらず優勝まで突っ切った。


第2位…◆第 109試合『精霊学会』 VS 『闇鍋亭』

(0:28~)

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ツクヨミの無法さがこれでもかと詰まった試合。


この試合は闇鍋亭の国崎君が言葉通りの大暴れをして総計4キルもとったにもかかわらずそれら全部ツクヨミの蘇生行動でなかったことにされた挙句ツクヨミの回復行動で与えたダメージすらなかったことにされるとかいう無茶苦茶すぎる行動で勝敗がひっくり返った。
自分が実況に参加していた某所では一斉にドン引き反応が続出
これ以降もツクヨミは3連続で自己拡大したり、実質最大ダメージ記録更新して相手を全員ぶっ殺した後にヨトゥンヘイムでぶっ生き返らせたりなどクソデカ化しなくても無法の限りを尽くす。







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いやそんなことされたら描かずにいられなくなるって。


第1位…◆第 102試合『心の海藤団』 VS 『ニヂムリ』

(16:01~)

一番無茶苦茶すぎて笑った試合。

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海藤ウィルス蔓延+メドゥーサ連発による
強制ロックダウンとかいうド畜生戦法を使うリージョン『心の海藤団』 は、海藤ウィルスの即死がデフレクターで無効化されてしまうという無慈悲な仕様により、いつ運命が潰えてもおかしくないリージョンでもあった。
普通にデフレクター積んだリージョンとマッチして終わると思っていたが…

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なんということだ。

まねっこでド畜生戦法がそっくり返されてしまっているではないか!
しかもニヂムリ側はデフレク積んでいる。終わりだ。
最終的に心の海藤団側は自分が蔓延させたはずのウィルスが回り切って敗北。終始カオスであり続けた一戦。
次回ぽれんでは海藤ウィルスがバフされることを望みます。7。

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