アニメーションで膨らむ絵の表現
注意…この記事に技術的解説を期待してはいけません
この記事は 裏ドット絵 Advent Calendar 2022 3日目 の記事になります。
静止画で表現しきれないなら、動かせばいい
多く動かさなくても効果は大きい
気が付くとドット絵歴が7年は越えた身から言いたいこと。
バリバリ動かさなくともちょっとのアニメーションで表したいモノをたくさん表現することが出来ます。
表題にあるドットアニメについても、「光の明滅」「水の動き」「セリフ」「口の動き」を追加するだけで、一枚で多くの場面を描くことが出来る訳です。
え?そのちょっとを追加するのが大変?いやそれはまさにそうなんだけど…
繰り返しで省力化、少ないコマでも高い効果
過去に描いたミニドットで解説していきます。
止まっている状態では単なるアイコンで終わるのですが…
ループアニメーションさせることで歌わせることが出来るようになります。
ご覧の通り、コマは4枚しかなく、動かしている部分も音符と口パク、脚の上下の繰り返しぐらいしかありませんが、これだけで大幅に表現の域が拡大するのです。
ということで、「繰り返しが効くドット絵はアニメーションさせてみる敷居が低い」のだろうなと個人的には結構思っております。
アニメーションだからできる表現
キャラクターを喋らせたり…
奥行きを使った表現をしてみたり。
滅茶苦茶労力を消費する必要がありますが「同じフレーム速度の同じコマ数でアニメを複数つくりシンクロしたカットイン群を作る」なんてこともできたり。
といった感じで、アニメーションだからこそ、という表現はいろいろあると思います。
静止画よりも間違いなく手間が必要になりますが、力を入れたい作品にこそ、アニメーションを使ってみてはいかがでしょうか。
余談ですが自分はEDGEでコマを作った後、Asepriteでアニメーション作成というスタイルでつくっております。
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