春夏秋冬どろんこ遊び

 小学生のころ、いつが初めだったのか忘れてしまったが、幼稚園からの幼馴染と、どろんこ遊びをするようになった。一緒に部屋で本を読み、ゲームをして遊ぶ。普通の小学生同士、仲の良い友だち同士で遊んでいる風景。ただ1つ、他の子たちと違うのは"秘密のどろんこ遊び"

親が居ない日になったら、2人で裏庭に出て、バケツに土を入れ、水を加え、2人で手でこねる。お互いに泥の感触が気持ちよく、泥をこねて、手、腕と塗っていく。最後はもちろんお互いに顔を塗り合う。顔に塗りあったら、2人で顔をつけ写真を撮った。春夏秋冬、どんなに寒くても、泥んこ遊びをしない日は無かった。

結論から言うと、彼女とは28歳まで、幼稚園から数えると25年間付き合った。お互い、興味のあるコトはとことん突き詰めるタイプだった。

春夏秋冬でも、最も最高な季節は夏だ。
理由は思いつくだろうか?

"気温が高く、暖かい"
"メッシーには最適な温度"

それらとも違う理由がある。
大きな理由は、用水路に水が入り出す季節だからだ。用水路に水が入り、それまで乾いていた水路に潤いが訪れる。すると、乾燥してパリパリになっていた泥が、ねっとりとした泥に蘇るのだ。"それ"を2人は待っていた。
満水の用水路は危険だが、日によって水位が変わる。ほぼ毎日、散歩と称して下見をしていた。夏休みは、チャンスを伺いに2人で見に行き、水着にどこで着替え、どうするかを相談した。

そして日は来た。自分は海パン、彼女はスクール水着をこっそり着て。

ザリガニ釣りに行く装備を整え、用水路へ向かう。傍目から見ると、微笑ましいザリガニ釣りの小学生だろう。そして水が無い用水路に入り、何かを探しているような、風景を、大人は見るだろう。泥の感触を愉しみに来ているとは知らずに。

用水路に入ると、思ったより深く、膝くらいまで埋まった。抜けなくなる!と思ったが、大丈夫だった。ここで助けを呼ぶとなると、100%怪しまれる。が、自分と彼女は抜けなくなる恐怖より、正直、泥の感触が楽しくて仕方がなかった。足に伝わる泥の感触を楽しみ、飛び込みたい欲に駆られたが、自分も彼女もしなかった。用水路の水が少なく、全身を洗えないこと、全身、泥まみれで、家に帰るのは不可能と判断したためだ。また別の日にしよう、と家に帰った。

しかし、用水路の泥遊びよりも、やはり、自宅で、彼女と一緒に泥を作り、お互いに塗り合う方が最高に楽しかった。このときから、泥んこ遊びを当たり前のようにするようになる。

"近所の子や後輩を巻き込みはじめる"
 彼女と遊ぶのは、どろんこ遊びがメインではあるが、罰ゲームと称して、墨汁で顔に塗るゲームも始めた。しかし、彼女は泥の方が感触が気持ちよかったらしく、彼女と墨汁で遊んだのは数回、あとは服についたときに言い訳がしにくいのも理由だった気がする。それより、後輩や近所の子が遊びに来たとき、ゲームをしよう!と誘い、罰ゲームで墨を塗り始めた。

今となっては、その性癖は潜めているが【ゲームをして負けたら※※】がスキな人である。最初は足、次は手、その次は体、最後は顔、と、過激さを増していった。そしてその子の親に怒られる。までがワンセットである。一時期、ものすごく凝ったときがあった気がするが、泥と比べると微々たるものである。楽しかったが。

とまぁ、小学生のころはこんな感じの日常を送っていた。
中学生のころは、性の目覚め、ということもあり、フェチらしからぬ、ごくふつう~の性生活でした。
メッシーの方は、インターネットにつながり、umd.netにはじめて接続して、海外のメッシーに触れた年でした。

ちなみに、グリスを初めて舐めたのは中学生のときです。
舐めたら味が一切しなくなって、超焦りました。手に塗って、テンション上がって舐めちゃって。参りました。

グリスプレイで悩んでる方、大丈夫です。
舐めても塗っても20年以上生きてます。

次は、とある田舎の高校生のフェチ活について。

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