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あわよくば、愛の向こうまで

2024 03/16 3/17
『 Aッ倒的ファン大感謝祭 ~みんなホンマにありがとう~ in 京セラドーム 』

1年と少し程、こそこそ応援していたAぇ! groupがファンミーティング初日にCDデビューを発表しました。

一度きりのとってもめでたい時ということで、彼らに思うことなど少しばかり文字で残しておきたいなと思います。


みんなホンマにありがとう



2.18結成日記念配信から凄まじいスピード感で発表され当落が出たファンミーティング。
しかも京セラドームという規模感で、ライブではなくファンミーティング。一体全体どうなってしまうんだと思いながら大正駅をひとり下車すると、駅から京セラまで長く続くファンの流れが。わかっていたもののドーム規模となると一層感じるファンの多さに少し気分が高揚しました。
何人かSNSで知り合った方とお会いして驚いたのは全国各地様々な場所から来た方の多さ。関西中心の活動が多い中しっかり遠征する熱量を持った方がこんなに各地にいるんだ、こんなにファンがいるんだと改めて実感しました。全く違う土地、年代の人々と同じグループの夢を見て、そして応援しているという感覚はなんだか不思議ですがロマンを感じます。

開演間近となりドーム内へ入ると、ドデカい360°ステージにアリーナからビスタまでファンの海!その中のひとりである私すらこの景色に圧倒され感動したのだから、ステージからそれを見た彼らの感情は一体どれほど綺麗なものだったんだろう。

ステージ中央から迫り上がってきたAぇにしこたま興奮したのちAッ!!!!!!でより上がったボルテージはそのままに、パフォーマンスをありったけ楽しむ幸せな時間。開演前に焦りすぎてズッコケたことも忘れて盛り上がりました。(防振でみんなのファンサを観測し大はしゃぎ)
アンケート企画では普段のYouTubeさながら、そしてよりラフな彼らの進行を見ながら口角上がりきりの時間はすぐに過ぎ、まさかの全国アリーナツアーというビッグプレゼント付き。

おいどんだけ喜ばしたら気済むねんと思いきや、神妙な面持ちで「ご報告したいことがあります」と正門くん。ま、まさか…一瞬の騒めきの後に訪れた会場の耳が痛くなる程の静寂は、今後の人生で絶対に忘れることのない瞬間だろうなと思います。

会場全体がしんと静まり返った中発表されたのは、念願のCDデビュー!


体温がぐっと一気に上がる感覚がして、誰かのことでこんなに喜べる日が来るなんて幸せだなと改めて感じました。(この後のアリーナツアーがデビューツアーに変わる演出も粋)
大歓声の中スタンド下段から見えた中央で小さく固まる彼らに胸が熱くなっていましたが、後日公開された密着YouTubeを見るとあの空間で掛け合っていた言葉がより鮮明に記録されており、またひとつ愛おしさが増すのでした。




Aぇと距離感



Aぇの個人的に好きなところのひとつに"距離感"があるのですが、ファンミーティングを経てよりその好きに拍車が掛かった気がします。

ファンミは物理的に遠い距離から見ていましたが、心的な距離はあまり感じることなくすぐ隣で喜んでいるような感覚がなんだか不思議でした。
ファンは流動的で多種多様で、100か0にはならなくて。それを理解しているから、グループで時々の最良は目指すけども無理して迎合しないし強要もしない。両者に選択のゆとりがある感覚が私には結構心地よくて、ファンと演者という関係性においていい距離感だなぁとよく思っていたんですが、ここまで距離感の幅が無限大だとは。近くて遠い?遠いが近い?難しいな…でもそんな感じ。

距離感についてはメンバー間でも感じていて、5年間の中で探って掴んできた各々の適切な距離がグループとしての一体感をより高めているんだろうかといつも思います。
波長が合うだとか自然な流れで集まった訳では無い相手とグループで長期的に活動(仕事)するとなった時に、必ずしも「近い」がいいとはあまり思わなくて、気持ちの面でのパーソナルスペースを侵さないことがそういった上では重要なことではないかなと私は考えています。
バンド、同期、幼馴染など各々の繋がりはあれど全くもって関わりのない組み合わせもあった中、彼らは早い段階でその隙間をどう繋げていくかを模索し、何度も擦り合わせてきた。その結果が今の彼らで、相手に干渉しすぎず適度な距離感を保っていたはずが最近はかえってそのおかげで家族にも似た深いつながりができているような。結成当時から見てきた人ならより思う部分だったりするのかな。そんな近さをファンミでも感じました。


理想と現実、Aぇ塩梅


アイドルというコンテンツを応援しだしてまだ数年、いまだにアイドルの定義が私の中ではふんわりしています。そんな私でも彼らが所謂「王道」のアイドルという認識からは少し違うところにいる感覚はありました。キラキラとは少し違った個性的な輝きのある彼ら。じゃあ彼らに私はアイドル性を感じていないのか?と言われれば全くそんなことは無く。

Aぇはとても大人な集まりです。中長期的な目標のために自分達は何をすべきかを話し合えるし、個々の特性を活かすべく戦略的に動くこともできる。求められたことをしっかりと理解してこなせるし、ここぞというときの勘もよく働く。年齢も芸歴もバラバラですがそれぞれが自立した仕事人。
最近公開されたデビュー記念旅行での小島リーダーの俯瞰で見た今後のグループ像、いち個人ではなくグループとしてどう運んでいくかを見据えていて純粋にすごいなと思いました。(6:53~)


考えてるようで考えてない、ようでちゃんと考えていますよね彼。格好いいのも大概にしてくれよ。
一人一人がこうやってビジョンを持っていて、そういうリアルな部分を特に隠さない。すごく等身大でなんというか「生身」だなと思います。

ただ、広い視野で物事を捉えられるからこそ見える難しい現実もそれに伴う苦悩や苦労も多分にあったと思いますが、彼らからそれが語られるときはいつも不思議と清々しさがあります。話せるようになるまで昇華できたからそう映るのかもしれませんが、通過点として受け入れているような達観したものを感じます。


今回よにのでも少し語られていた「CDデビューを目指して作られたグループではない」という話。(4:45〜)


こういった歴史を垣間見るたび、シビアな環境の中で自分達が目指すものの解像度を上げていって最善最良を尽くした結果が今回のCDデビューなのだと思うと色々とくるものがありました。
そしてそんな"現実"の中でも自分達が「やりたい!」と思うもの、どうしても曲げたくないもの、どうしたってやめられないんだという熱をAぇ! groupの"理想"として見せてくれるその煌めきに私はどうしようもなくアイドルを感じます。

どこまでいっても大人な彼らがくだらない話で笑ってバカをやって、ライブで魅せて、伝えるときは真っ直ぐに。そういう彼らが見せる理想と現実の塩梅が、人生って楽しいもんなんだなと思わせてくれる心意気が、Aぇ!  groupとしてのアイドル性なのだと改めて思いました。


あわよくば愛の向こうまで


CDデビューが決まってからというもの、良いニュースで日々が忙しくて幸せです。
晶哉は映画が決まったし、ABCでは新番組が決定したし、Youtubeは単独チャンネルができたし雑誌は表紙祭りだしetc…心配なのは己の預金残高だけです。

あとMVが格好良すぎて嘘みたい。


供給されるものと自分の好みが必ずしも合致することは限らないと思うので、単純に曲調・コンセプト・カメラワークが好きド真ん中だったことに思わず大喜び。

何よりこれから楽しみなのは、一段と広がっていくであろう彼らの音楽性!既に解禁された収録曲の雰囲気もとても幅が広くて、歌やダンスにバンドと見せる顔が多様にある彼らだからこそ色んなバリエーションで映える曲の予感に胸が躍ります。音楽面の環境が豊かになることは結構な変化だと思うので、今後どんなことに挑戦していくのかとても楽しみですね。

デビューしてからも今までのバイタリティのまま輝き続けてほしい。いや続けるだろうと思いながら、あわよくば愛の向こうまでご一緒したい所存です。

彼らが輝き続けるためにもまずリーダーの「こんな夜ぐらい」よろしく「デビューシングルぐらい」といった気持ちでもう一個予約しちゃおうかな。
遅咲きは強い。今までの経験と想いを胸にここから大きく飛躍してほしいなと思います。


それでは。


ここは通過点、彼らから始めましょう✌️


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