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You are my PATH -OCTPATH 1st LIVE "MY PATH"を終えて-

OCTPATH 1st LIVE "MY PATH"

2022.09.23(Fri) in 東京ガーデンシアター

先日OCTPATHの1stワンマンライブ「MY PATH」の両部に参加してきました。

色んな感情が生まれたメンバーにとってもファンにとっても初めてのワンマンライブ。忘れないうちにちょこちょこっと感想を書きたいなと思い、最近眠っていたnoteを呼び起こしました。


感想


結論から言いますと

ま~~~~~~~~良かった。


良くないわけはないものの、ま~~~~~~~~良かった。
OCTPATHが今まで磨いてきたもの、これから進んでいきたいビジョン、またOCTPATHそのものが何なのかを少し理解できたライブだったと思います。

私の推している冬馬くんは少しのお休み期間で不在。参加メンバーは7人での初ワンマンとなりました。
デビュー1年未満で迎えた初ワンマンには十分すぎるほどの舞台で彼らを観られることに喜びを感じつつ、やはり推しの不在に私はどこか上の空でライブを迎える事となります。
失礼極まりない向き合い方。昼公演直前になってもなお私は「曲数もあんまないですけどどんな感じなるんすかね~」などとほざきながらハンバーガーを頬張っておりました。

開演

昼公演はアリーナ席の後方(夜は3F第1バルコニー 見やすかった!)、ギリギリ肉眼で確認できるような距離。
入場時渡された謎のカタカタ(クラッパー)片手にその時を待ちます。OP映像は今まで個人名のグラフィックでしたが、今回は本人シルエットでしたね。冬馬くんの映像は公開時何万回も見たのに、初めて見たんか?と思うほどの興奮を覚えました。視覚効果は凄い
スポットが当たって今回復帰後初めての舞台となるわたるが最初に登場するところ凄く粋な演出で良かったですね。全編通してグループの雰囲気をひと際和やかなものにしてくれたわたる。改めておかえりなさい🌼

IT'S A BOP

記念すべきOCTPATH1stLIVEの1曲目はデビュー曲「IT'S A BOP」
個人的にこの曲はやればやるほど輝くパフォーマンスな気がしていて、今回も例外なくより洗練されたパフォーマンスで素晴らしかったです。回を重ねるごとに輝きが増すってまさしくデビュー曲という感じ。ここから始まるんだ…!というワクワク感がスタートにぴったりでした。

Wild(MY PATH ver.)

これね。

スタートの勢いのままWildねっ♪ぐらいのテンションだったのになんですかこれは。格好良すぎて笑ってしまったのは久しぶりです。
Wildは元々野心に溢れたクールな曲ですが、こんなに正解ど真ん中アレンジあんのかいというぐらい曲の魅力を最大限生かしたパフォーマンスでした。公式、早い段階でYouTubeにあげてくれテリマカシ。

Playboy

ファンの間で尋常じゃない人気を誇るPlayboy。
ライブならではの煽りとめちゃくちゃマッチする楽曲だなぁと思います。彼らがプレボのポジションについた時点で我々の勝ちは確定してますからね。今後どれだけ楽曲が増えてもデビュー3曲はセトリに入れてくれませんかねと各所にお願いしたいです。

Showcase

おいおいおいおい。ありがたいサムネですね~

人ひとりが出来るギリギリの役割を担い散らかしてる海帆くん。今回もより高い次元のパフォーマンスで会場全体をグッと惹き込んでいました。
MY PATHが決定した時私がまず思ったことは「ファンミーティングとどう差別化するんだろう?」でしたが、まさしくMY PATHをMY PATHたらしめる演目でした。
Showcaseはひとつひとつの演目のコントラストがとても強くて飽きが来ない。開催決定から今まで相当練り上げてきたんだなぁと感動しました。
各々が得意とするダンススタイルや歌を生かした魅せ方は今のOCTPATH がありったけ輝く最適解だったように思いますし、スタイルを生かしたダンスパフォーマンスもキャラクターが生きる選曲も、ましてや自作曲にラップなんてなかなか観られるものではないよなと。相当密度の高い時間を提供してくれて本当にありがたかったです。夢パティで流れたあの尋常ならざる空気。まさしくエンターテイメントじゃ~!

インタビュー

まっしろけな部屋に座らされる7人。A-studioみたいな質感の映像でインタビューが始まりました。
いわばOCTPATH の今が詰まった集大成的なワンマンでのこれはとっても良いコンテンツだなぁと思いました。初期の白衣装がより感慨深くさせましたね~

Be with you

人生初公演中滝泣事案。
曲の冒頭、バックモニターに映し出される綺麗な映像と共にメンバーの歌声が響きます。世界で最も美しい瞬間や….としみじみしていたところ、ステージ横のサイドモニターに映るバリの貴公子。
さすがにパニックでしたけどもね。今まで歌割も変更して7人で出来るパフォーマンスを見せてくれていたのに、8本のスタンドマイクだけで十分だわと思っていたのに。やっぱり視覚効果は凄い
衣装も相まって本当に8人が歌っているような錯覚、というかあの瞬間だけは8人でパフォーマンスしているような感覚があってとても嬉しかったです。本当に久しぶり
だらだら泣きながら少し切ない幸福な時間を過ごしました。やっぱり冬馬くんは綺麗だ~;;

Be with youからの雨はすっかりセットになっている気がしますね。曲数が少ない今だから経験出来ることかもしれません。永久的な別れとそれを乗り越えて前進していく雲の晴れ間的終わりが魅力的な曲の「雨」ですが、古瀬くんが考えてくれた振り付けがより一層この曲の世界観を広げてくれている気がします。クリエイティビティを遺憾なく発揮してくれて幸せだ~

Our Good Time (cover)

Our Good Timeなのか?Good Timeなのか?
栗ちゃんの小悪魔的振る舞いにすっかり騙されるところでしたが、なんだこの振り付けは…?と思ったらまさかの初出しカバー曲。
肩の力を抜いて気楽にいこう~♪とカバーながらやはりOCTPATHらしさのある歌詞が素敵でした。駿静の指揮者姿がかわいかったですね~
皆のマネをして!と煽ってくれる空気とクラッパーが良い味を出していましたね。どんどん煽りも上手くなっていてとても楽しかった~!

Perfect

十中八九盛り上がりソング。これはバックモニターにMVが流れるんですよね。
生の彼らがいるのについ本能的にMV見そうになっちゃいました。あかんで
Perfectの歌詞にある「さあ行こう 僕がいるよ 手の届く場所で」という部分が個人的に好きで、君とどこにでも行けるけど あくまで手の届く範囲で 君のしたいように進めばそこに必ず僕もいるよ というような寄り添い方が感じられてとても頼もしい曲だなぁと思います。人生のお供ソングですね~

ここからアンコール

Like

うわ~!!!!!!!!クラッパーカタカタ鳴らした甲斐があったyo~!!!!!!!!
ネオンチックな背景にデニム衣装のOCTPATH。ポップなグラフィックアートがステージに映えていて最高でした。メンバーも言っていましたが、お互いを見つめながら踊りあうようなラフさが感じられる振り付けが凄く楽しそうで思わず体が揺れちゃいました。程よい抜け感が格好いい!ぜひ地上波でパフォーマンスしてほしいなぁ

挨拶

メンバーそれぞれの挨拶。このライブを最高のものにする!という共通目標を持ってどれだけ皆がMY PATHに情熱を注いだのかが伝わりました。前回のファンミーティングでよっつも言ってくれていましたが、今回はこぼしゅうが言ってくれた言葉が印象的でした。OCTPATHという長い活動の中でこの期間はほんの一瞬なんだという考え方は、今現在もどう応援すればいいのかまだ手探り状態の自分にとってひとつの救いでした。ありがてぇ

Best Shot

THmeの心のお守り「Best Shot」
今回もしっかり最後にお守りを渡してくれました。音源になってほしいような、でも現場でだけ輝く宝物であってほしいような不思議な曲です。隅から隅まで知りた~い❣のはこっちのセリフなんですけどね。日頃の疲れ、不安全部ふっとんじゃうような時間でした。

ライブを終えて

正直なところ私の中ではまだ、OCTPATHというグループが目指すビジョンというものを曖昧に捉えている節が今までありました。

8人(OCT)ならではの道(PATH)をファンの皆様と共に歩み、固定概念にとらわれない変幻自在な活動をし、常に上の音域・領域(OCTAVE)への道(PATH)を追求していく。

OCTPATH公式HPより

これまでの様々な現場でも確実にレベルアップしたパフォーマンスを見せてくれていた彼らですが、では固定概念にとらわれない変幻自在な活動とは果たしてどんなだろう?と、単なるライブパフォーマンスに留まらず常に上の領域を目指す彼らは"表現"をどこまでの範囲で捉えているんだろうと考えていました。ただ、今回のMY PATHでその「固定概念にとらわれない変幻自在な活動」の輪郭が少し掴めたような気がします。Showcaseで特に表れている気がしますが、個性をいかしながらグループになった瞬間のまとまり感もみせられる構成に今後の色々な可能性を感じてとても興奮しました。
彼らの主軸はファンであり、そしてグループにある。ライブという枠の中でどうすれば自分達は輝くか?どう輝けばファンは喜んでくれるか?その追求に制限はなく、まさしく変幻自在に形を変えて彼らはここからもっと飛躍していくのか…と少し彼らを理解できたような気持ちになりました。ファンに向けたサプライズの意識を常に持ち、心躍る瞬間を最大限提供してくれる彼らを応援できて嬉しいなと改めて思います。

そしてインタビューの中で栗ちゃんが、いい意味で泣くようにも怒るようにもなって「楽しい」以外の感情面が豊かになったというようなことを言っていました。そうした心境の変化を聞くと、メンバーの中でも「OCTPATH」がよりリアルなものとして人生に組み込まれていっているのかなと感じます。私たちがまだOCTPATHに出会って1年も経っていないように、彼らもまだグループとしての人生は始まったばかりですもんね。決して平坦な道ではないし、時には休憩するメンバーもいるし、全力で走る瞬間もあれば足並み揃えて歩く瞬間もあるだろうと思います。そういうことをぼんやり考えていると、どういう状況でも8人で 居ないけど居るんだなぁとなんとなく嬉しくなりました。7人がなんぼのもんじゃい!

ちっちゃい変化

いろんな感情が目まぐるしく動いた翌日は、東京にいる友達に案内してもらい少し商店街を散策したあと夕方頃に新幹線へ。(チケット取っといて良かったぁ…)と台風の影響でごった返すチケット売り場を思い出しながら席につきました。
席について間もなく、音楽聴くぐらいしかすることがないのでSpotifyでOCTPATHを聴こうと思ったんですが、ふと思いたって1曲目は「Like」を聴くことにしました。

再生した瞬間の今までとまるで違う感覚。びっくりしました

3rdの活動が決定した時どうしても盛り上がりについていけないところがあって、あぁどんな距離感で彼らを応援しようと動揺してしまった自分がいました。日ごとPerfectからLikeに変わっていく話題や、更新されるビジュアルに寂しくなってしまったり。けど出されるものは十分以上に最高なものばかりでしたしもちろん解禁された「Like」も本当にいい楽曲で、歌のレベルもラップのレベルも皆確実に上がっているし 誰も悪くないから 本当に悔しかった。そんなもんでひとつフィルターがかかったように聴こえていたLikeですが、新幹線で聴いたLikeは本当にクリアで(これが、お前のほんとの姿やったんか…)となりました。そこからは聴けてなかった分ずっとリピートして聴き続けたり、シャッフルしたり寝落ちたり、気が済むまでOCTPATHの音楽に浸りました。

彼らはいつもどんな応援の仕方も否定しないし強制もしない。しんどい時は少し離れてもいいし戻りたくなったらぜひ戻ってきてというスタンスだけど、やっぱり応援を休むのも少し勇気がいるような気がするなと個人的には思っています。ただ改めて今回MY PATHで絶対的な彼らの存在を見て、なんとなく応援するプレッシャーが軽くなったような気がしました。安心感ヒャ~!救いの1日

これから続く長いOCTPATHの道(THme)になれる気がしたライブでございました。そしてTHmeである私が歩んでいく道(OCTPATH)を確信できた1日でもありました。テリマカシ

着地点見失ってしまいましたが、OCTPATHが歩んでいく確かな道筋が見えた気がしたMY PATH。その瞬間を生で観られて幸せでした。

いつかこんなこともあったね~なんて8人で笑える日が来ますように。各々のペースを生きてくれたらと思います。私も私のペースを生きるぞ~


引くほど長い感想。最後まで読んでくださった方 BIG LOVE♡


ではまたの機会に。

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