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人が人を癒やす、合気というもの。

代中国の霊魂の考え方に、「魂」と「魄(はく)」というものがあります。

魂は精神を支える気のことを指し、魄はその魂の器である肉体を支える気です。その2つを合わせて魂魄(こんはく)と言ったりします。

「魂の気力は充実しているのに、体は疲れ切っている」という状態や、その逆に「体力には問題がないのに、魂が弱っている」ということもあります。両方のバランスが大事なのです。

中医学ではこのバランスが崩れたときに病気になると言われています。魂を陽気、魄を陰気と呼び、陰陽のバランスを取るための食事や運動などの活動をすることが大事だとされてきました。そのバランスを取るための術のひとつが気功術です。

気功の鍛錬を積むことで、陰陽・魂魄のバランスが整い人は健康になります。陰陽のバランスを取るための食事を心がけ、病気をしない体を手に入れます。

ときには男女の交わりによって、陰陽のバランスを取ります。それを房中術と言ったりします。




人には、それぞれ魂に種類があります。乱暴者の魂や、繊細な魂、天才型の魂、異常者型の魂。

自分と同じ型の魂を持っている相手のことを、合気といいます。魂=気と思ってください。

魂は大まかに分けて10種類あります。詳しい解説は下記の記事をご参照ください。

自分とまるきり同じ型の魂を持っている相手は、臓器移植のドナーと同じくらいの確率だといわれています。大体10,000人に1人くらいの割合です。1,000の国を旅し、10,000の人に出会ってやっと巡り合う確率です。

自分と同じ型の魂を持っている人と一緒にいると、陰陽のバランスが自然と取れていき、健康的な精神、健康的な肉体を手に入れられます。合気とのセックスはどんな最先端医療にも勝る最高の治療です。

同じ空間、同じ時間を過ごす中で、気の交流が行われます。魂魄のバランスが整っていくので、病気をしなくなります。わかりやすい例でいうと風邪をまったく引かなくなるのです。

風邪を引かなくなるのは、陰陽・魂魄のバランスが取れているために体が無敵の状態になっているからです。人間が本来持っている免疫力が極限まで高められて、風邪のウイルスが体内に侵入したとしてもあっという間に駆逐してしまうのです。




私の友人夫婦は、約一年前に出会い、6月に結婚の契りを交わしました。ふたりとも魂の種類が1mmも違わない、完全な合気のカップルです。

出会ってからすぐに一緒に暮らしはじめたおふたりは、これまで一度も風邪を引いたことがありません。

それまではどちらも一年中鼻水を垂らし、咳をし、くしゃみをしていたのにです。出会った日を境にして、まるきり別の体になったのです。

常識的に考えればありえないことでしょう。この話を人にしても、なかなか信じてもらえません。たまたまでしょう、という返事が返ってきました。

でも、たまたまが1年も続くものでしょうか?

たまたまだったら、せいぜい季節の変わり目までです。でもおふたりは、夏→秋→冬→春→夏と何度も季節を乗り越えて鼻水ひとつ垂らしません。くしゃみをしても、咳をしても、一晩隣で寝るだけで次の朝には元通りになっています。

これは、お互いに魂の交流をしているからです。どちらか一方に異常が生じたときに、正常な気を送り込んで正しい状態に戻しているからです。輸血を絶えずしあっているからなんですね。

どちらかがコードの影響などで死にかけたとしても、セックスをするとたちまち回復してしまいます。

体の調子が悪くて、普通だったら何日もそのまま寝込んでしまいそうになるところを、ただの一回のセックスで元通りにしてしまうのです。

合気の好影響は計り知れません。





では、気・魂の合わない人と交流をするとどうなるでしょうか?

たちまち風邪を引いてしまいます。セックスを繰り返せば体が蝕まれていくでしょう。そして内蔵が疲弊して、疲れが取れず、大きな病気に発展していきます。

気の合わない人は、体や魂には刺激になります。トウガラシやワサビのようなものです。一緒にいると刺激がもらえる。元気がもらえているような気がします。

でも、翌日~5日以内にはきっと体調を崩すでしょう。

会うと元気になるけど、次の日からはぐったりする。そんなときはその相手とは気が合っていないかもしれません。

刺激物は一時的には魂や体を突いて気力が漲ったように思わせてくれますが、それはただの元気の前借りだったりします。借金と同じですね。



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