ああ げんき、


命を貰ってしまって
簡単に言うとおせっかいで
僕の人生は始まった。

なにも考えることなく
全てのことをやってくれる人がいて、
無条件に愛してくれる 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

破壊からの消滅
残されたものは亡骸と生き跡
ねえこれからどうやって生きてけばいいの、
分かんないよね

笑いたくなるくらい暗い毎日
不幸なのか幸いなのか僕は被害者側に見えるらしい
よくわかんないけれど
可哀想に当てはまるらしい



消えたいは概念だから


物理じゃない

僕のたどってきた足跡  記憶

全部消してしまいたいという感覚

子供じゃないからさ、
無理だって知ったよ
だから、消えたいなんで馬鹿をいう、




花屋は儲かった

僕のお金で
僕のお金でご飯を食べた

僕は気持ちと花を買った
何も無い けれど
形なんて
きっと伝わるよねって思い込みで


線香の匂いは気づくらしい

僕の気持ちには気づかないのに


墓には名前が刻まれるらしい

傷1つつけられなかったのに

世界に覚えてもらってないのに
名前だけあってもさ 僕の人生なんだと思ってるのって
戸籍がないなら
野良猫みたいに一人で死ぬのにね

みんな死ぬ時はひとりなのにね

明るく生きようって馬鹿言わないのにね





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?