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「撮りに来てください はNG?」告知を制するポートレートモデルは満枠を制する、という法則

撮影会へ出演するモデルさんが多くのカメラマンに集まって頂きたい、撮影して頂きたい、そう思ったときに重要なのがSNSでの告知活動です。ここでは告知の方法や必要性に関しておはなしさせて頂きます。

国内の主要なSNSには以下の特徴がありますが、結果から申し上げると撮影会の告知に関してはTwitterが圧倒的に効果的(2022年現在)と言えるでしょう。

■Twitter:アマチュアのポートレートカメラマンのユーザーが多い。短い文章(呟き)でコミュニケーションが取れるため撮影会の告知向き。

■インスタグラム:インフルエンサーをはじめ、流行や美容系など、女性から女性への情報発信や企業案件や商品の宣伝などに強い。男性の場合は美容師や個人カメラマンなど個人的にモデル募集に利用されるイメージ。言葉によるコミュニケーションよりもタグ付けに重点が置かれる。

■Facebook:実社会や実生活での繋がり、取引先との繋がりが多い。本名など個人情報を載せて利用するユーザーが多い。

今回は、上記の中でカメラマンの利用率が高いTwitterでの告知ポイントをお伝えしたいと思います。

先ずはTwitterアカウントを所得してからのお話から始めて、告知のしかたはページ後半に記載しておきたいと思います。

■ プロフは詳しく分かりやすく

① 先ずはTwitterアカウントを作りましょう。カメラマンに注目してもらえるようにアイコンは分かりやすい大きさの顔写真に。プロフィール欄には趣味やセールスポイントなど自分の人となりが伝わるよう記述してみましょう。

② 撮影会の名称やURLを明記して、カメラマンがいつでも撮影会のサイトに飛べるようリンクを貼りましょう。

③ プロフィールに書ききれない撮影会の開催日程などこ情報は[固定ツイート]に記載してページ先頭にクリップしておきましょう。

■ 自分のほうから気になるカメラマンをフォローする

アカウントを取得したら、次は自分の存在を知ってもらう作業を進めましょう。

Twitter内で撮影会に参加している『気になるカメラマン』を最低500人フォローしてみましょう。気になる作品には『イイね』を付けてご自身の撮影時の参考や予行演習、そしてそのカメラマンの傾向趣向の参考として後から見返せるようにしておきましょう。

稀に『ブランディング強化のためにフォローは増やしたくない』というモデルさんが居ますが、知名度その他が仕上がっていればそれで問題ありませんが、一般人が著名人と同じスタート地点から同じ方法でフォロワーを増やそうとしてもそう上手くいくはずがありません。

『自分に興味を持ってもらうには先ずは相手に興味を示すこと』が近道です。

興味のあるカメラマンをフォローすることで、自分の存在を知ってもらいながら、皆さんのTweetや撮影会でお撮りになっている作品を研究して、実際の撮影会のイメージを掴んでいきましょう。

Twitterを地道に更新していれば、自然とカメラマンのフォローやフォローバックも増えていきます。フォロワー1000人越え5000人越え目指して頑張りましょう。将来的に1枚の写真に付き100イイねが普通に付く程度に注目が集まると理想です。

■ 普段の記事で日常を伝える

普段の記事では(ネガティブな内容や個人情報に繋がる内容を除いて)日常で感じたことや出来事など、どんなことでも良いので、常に更新しておきましょう。

常に更新しておくと、普段からカメラマンが注目するようになり、撮影会の告知をする際も必ず見てくださる確率が高まります。同時に撮影会への参加確率や参加人数も上昇するでしょう。

日常的に更新していれば告知ばかりで嫌がられることもないのでたわいの無いことでもTwitterに書き止めてみてください。その際に読み手を意識することも大切です

マメさ丁寧さは人気モデルの秘訣です。SNSも更新を怠らず小まめに丁寧に頑張りましょう。

■ 撮影会の告知で必ず載せるもの

告知をする際は以下の項目を必ず(または分割して)掲載するようにしてみましょう

写真
自分の写真/会場のイメージ写真/服装のイメージ写真 など、写真を載せると注目度が高まるので、どれか1つは必ず載せましょう。

② 開催日程/会場/企画内容等
カメラマンが検討する上で重要な項目なので必ず記載しましょう。

③ 意気込みや希望など
こんな撮影がしたい・こんな服装でいきます・こんな素敵な場所です など、撮影会に対する自分の思いや紹介文を書いてみましょう。

④ 申込みフォームURL
[申込みはこちら→http:〇〇]のようにダイレクトに申込みできるようにリンクを貼りましょう。

※ 公式Twitterの告知をコメント付きでRetweetする手法でも構いません。その場合も自分の意気込みを伝えたり特別感を出すなどカメラマンの参加意欲をかき立てる工夫をしてください。


■ こんな告知はNG!

① 写真が1枚もない

② 内容や特徴などがピンとこない

③ 撮影に対する想いや意気込みを感じない

④ 内容がいつも変わらない、特別感がない

⑤ 申込みのURLが分からない

⑥ 複数の開催日の告知を一括掲載して終わり

⑦ ネガティブワードが含まれている

特に残念なのが、日程とリンクを貼っただけなど魅力が薄い告知。カメラマンの感情に訴えかけない告知はハッキリいって意味のない告知です。

逆に、せっかくカメラマンが参加しようと思ったのに申込みへのリンクがなく参加まで辿り着けない告知などもよく見かけます。せっかくの撮影機会を逃さないようURLを記載して親切丁寧な告知を行いましょう。

■ 人気のあるモデルさんを参考にする

告知が苦手、そもそもSNSが苦手な場合は、常に予約の埋まっている他のモデルさんのSNSをチェックして告知のしかたなどを参考にしてみましょう。他人の模倣するという意味ではなく、自分にも取り入れられる良い部分はどんどん参考にして役立ててみると良いかなと思います。

見た目的にはごく普通の女の子でも非常に人気のあるモデルさんの場合はSNSを含めて対応力が優れていたり自己プロデュース能力が優れていることが多いので是非お手本にしてみると良いでしょう。

■ ビジュアルだけでは集客できない

逆にルックスだけで集客できるのは極めて稀なケースです。仮にルックスが良いとして、カメラマン側はそのモデルがどんな人物でどんな性格なのか、外見以外の部分をSNSの発信や対応などを頼りに察知しようとします。

そして心地よく撮影できそうなモデルを選ぶ傾向があると共に、当然ながら性格的な問題を感じたりネガティヴ発言が多い人物を敬遠する傾向もあります。

SNSから発信される『人となり』に賛同してもらえたり、この人ならたのしく撮影できそうなどと感銘を与えることができれば撮影会モデルのSNSとしては合格点かと思います。

■『会いに来てください』は逆効果な場合も

ポートレート撮影を目的としたカメラマン層が集まっている撮影会の場合は、告知の際に『会いに来てください』などと記載しますと撮影に関して真剣ではないモデルと認識されてしまう可能性がおおきく、カメラマン離れを起こしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

■単に『撮りにきてください』もマイナスなイメージ

単に『撮りにきてください』という告知を見かけることがありますが、カメラマンは単にシャッターを押しにくる訳ではないので、その一言でモデルとしての資質や考えかたを見抜かれてしまう恐れもあります。

その先にある『どんな撮影ができるか』『モデル自身はどんな撮影がしたいか』『どんな素敵なロケーションなのか』など、カメラマン側のイメージや撮影意欲を掻き立てるようなひとことを添えると良いと思います。

上記のような難しいことや細かい内容を書かなくても『モデル本人がたのしみにしていること』さえ伝われば、カメラマン側も『何だか楽しそうだ』という感じで申し込んでくださることもありますので、とにかく面倒くさがらずに魅力のある告知を心掛けて見てください。

■ まとめ

TwitterなどのSNSは普段から更新してモデルとしての人となりを伝えておきましょう。購読者数を少しずつ増やし、撮影会の告知をした際カメラマンが参加したいと思えるような下地作りと、魅力的な告知をプレゼンすることが大切かと思います。日々の積み重ねになりますが、これを適度に継続できれば人気の撮影会モデルの一員になれるような気がします。(^ ^)

※ この記事は筆者が独自に作成したものです。閲覧はご自由ですが、他所での無断使用・流用・無断転載などは固くお断りいたします。


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