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全文無料 呪契約解説

はじめに

お疲れ様です!
いよいよ新弾発売が間近となり、零契約や花契約などのリストが挙げられていく中で各々リストの概要はまとまってきたのではないでしょうか。

今回の記事では呪契約の構築について
①呪契約のコンセプト
②そもそも純構築にすべきかどうか
③新弾発売後の呪契約の変化
④デッキリスト
⑤採用カード/不採用カード
⑥回し方

以上の6点について話していきます。また先日のNoteの書き方に関するアンケートにおいて多くの回答を頂き本当にありがとうございました。今回は実験として採用カード解説を箇条書きを多めにして書いていくのでご要望等ありましたら質問箱やDMにてよろしくお願いします。





呪契約のコンセプト

そもそも呪契約というデッキは足場を整えて軽減を確保したうえで一気にリソースを稼ぎ盤面を壊してフィニッシュするものだと思っています。

・呪契約は【月鬼城】があるので通常召喚を前提としており、ほとんどのスピリットが軽減シンボルを多く持っている。
・軽減を多く保つ必要があるにも関わらず自身でスピリットを破壊してアドを稼ぐ必要がある。
・序盤にスピリットを破壊しながらアドを稼ごうとすると軽減が無くなり中盤以降の動きが遅くなる。

これらを総合的に考えたときに場持ちの良いシンボルとしてネクサスを採用するのが丸いと思ったのですがネクサスそのものを破壊することができないのでコアのリソースは稼げてもカードのリソースは減ってします。よって【マルグゥル礼拝堂跡】(【旅団の摩天楼】も入れたい)のような手札を減らさずにシンボルを稼げるネクサスを採用しました。





そもそも純構築にすべきか

おそらく多くの方が気になっているであろうこの問題。僕は呪契約の強みややりたいことを突き詰めていった結果、純構築になると思っています。

純構築のメリット
①審判系のカードを入れないため、自壊するカードやネクサスを多く引けるのでメインステップやアタックステップでの事故が減る
②軽減が多いカードのみで構築ができるのでターン中にプレイできる枚数が多くなりリーサルが速くなる
③【マルグゥル礼拝堂跡】や【ノワールシュート】を採用できる
④【ジェリーム】や【ノワールシュート】が攻めにも受けにも使える

純構築のデメリット
・防御が弱くなる
・採用カードが読まれやすい

審判入り構築のメリット
①防御が固くなる
②【紫の世界】【ダークタワー】を採用して相手の動きを遅延できる

審判入り構築のデメリット
①事故が純構築に比べて起こりやすい
②【紫の世界】などのコストが他に比べて重く、1ターンにプレイできるカードの数が減り、リーサルが遅くなる
③審判系が受けにしか使えない
④自壊するスピリットを多く確保しずらい

リーサルの速さ&再現性 VS 防御力 VS ダークライとなりどれに重きを置くかは個人の好みや環境によると思いますが今回の記事では純構築について書いていきます。



新弾発売後の呪契約の変化

新弾発売前の呪契約は【月鬼城】ぐらいしか序盤にメインステップで自壊可能なカードがないので、アタックステップでドロー効果を使い次のターンに引いたカードを展開するといった行動が多かったです。現環境トップの「蒼契約」は【イノレーサー】や【ストリームドロー】のようにメインステップでカウントやリソースを稼ぎ、引いたカードをそのターンにプレイできるので他のデッキに比べてリーサルターンが速いです。この動きが呪契約も可能になりました。こいつらのおかげで

【デストロード】はそれに加えてコアブしてさらに動ける回数を増やしたり、詰め性能を高めることに貢献。【チシブキ】は何度も同じ効果を使えるので採用しました。具体的な使い方は後ほど解説するので最後までお付き合いください。



デッキリスト

①≪通常構築≫

②≪チシブキ採用型≫

③≪安定性重視構築≫

先ほど述べたように呪契約は序盤にネクサスを1枚でも貼れるかどうかでその後のスピードに雲泥の差があります。①はネクサスの枚数を抑え、その枠をフィニッシャーや受けカードに回し、③はなんとしてでもネクサスを引きに行く安定性最重要視の構築となっています。②は【チシブキ】を採用した構築で【デストロード】と【月鬼城】に加えてメインステップでの自壊カードのかさ増しを行っています。細かい配分は環境や個人の好みによると思いますが【月鬼城】と【マルグゥル礼拝堂跡】だけは3枚確定です。呪契約に慣れていなかったり、プレイングに自身の無い方は後者の構築をオススメします。



採用カード


・フル軽減0コストで召喚できる
・Lv2維持コアが2なので【デストロード】の対象になりやすい
・こいつが生きてれば稼げるリソースの数が倍になる
・序盤にメインステップで契約煌臨できる強いカードが少ないので3枚確定

・0コストだからネクサスを引けてない時でも軽減を取れる。
・Lv2コストが維持コア2なので【デストロード】の破壊対象にしやすい
・受けにも使える
・アルティメットに触れる

・0コスト出せるのでネクサス引けてなくても軽減取りやすい
・【オニオボロ】や【タブー】のためにC5を目指すのに使える
・【デストロード】の対象には【ジェリーム】の方が使いやすいので枠の都合で割愛。できれば3入れたい。


・フル軽減0コストで出せるのが強い
・自壊と同時に相手の面も処理できる(オボロの破壊時ドローが2回使える)
・カードのリソースは増えないがSコアを回収できる(相手を破壊した分でドローできるので実質カードリソースを回収可)

・カウントとカードリソースをフル軽減0コスト出せる3確カード。
・Lv2の維持コアも2なので【デストロード】の破壊対象になりやすいのも高評価。
・ターン1同名効果は任意なので条件を満たさなければ使わないことを宣言できる。
・【ジェリーム】をミラージュで貼ってこいつをLv2で立たせてターン返すとどんなコア数であっても対処できる


・オボロ効果とトラッシュ回収で欲しいカードを確実に手札に加えられるのでトラッシュに目当てのカードがあるなら最優先破壊対象。
・欲しいカードが見えていない時に【ノワールシュート】と合わせて4枚デッキ圧縮してから回収する小技もある
・メインステップで破壊すれば回収したカードを出せるので【月鬼城】をメインステップで使う時の破壊優先度は高い
・アタック時はほぼ使わない


・【オボロ】復活札
・ハンデスはターン1同名なのでリーサルターン前から積極的に使って破棄する枚数を増やしていきたい
・【オボロ】の生存状況次第でリソースの枚数が大きく異なるので蘇生札が他にないなら基本的には手札にキープするのが無難


この間ツイートしたコイツの裁定分かった人いたら教えてください

メインステップで自壊することで引いたカードや増やしたコアをそのターンにプレイできるのでリーサルが速くなる。
・アタックステップ終了メタはターンの間永続だがアタックステップで破壊する必要があるので安易に自身を破壊対象にしない
・コイツを強く使うために【ジェリーム】や【タブー】(LV2コストが低いやつら)を同時に使えるように温存して別のカードから先にプレイする
・カウント増加効果はC5に素早くアクセスするために使いやすい


また、以前僕がツイートした内容で多くの方から回答を頂いたのですが、今回改めてOgipy@バトルスキーさんhttps://twitter.com/NyamatoOgipy?s=20
よりナビ電の回答を頂いたので記載させていただきます。有益な情報提供ありがとうございました。

【ご質問】 破壊時効果は破壊状態となったときの効果の解決軸中でLvが上下して必要Lvに達すると、新たにその効果が誘発することが可能なのか? 具体例: 《自分のフィールドにそれぞれレベル1の「アグレッサー・セロウ(BS41-038)」と「タンク・モービル・シャーマン(BS27-026)」が存在し、お互いのアタックステップにおいて効果で両方のスピリットが破壊され、「アグレッサー・セロウ」の破壊時効果で「タンク・モービル・シャーマン」のレベルが2になったとき、「タンク・モービル・シャーマン」の破壊された時の効果は派生効果として発揮できるか?》

【回答】 はい、発揮できます。

となりましたので今後の裁定に役立てていただけたらと思います。

・メインステップで煌臨時使って2シンボルある状態から展開できる
・上の効果でアルティメットに触れるが回復できるのはスピリットを破壊したときのみ
・シンボル追加効果はターンの間なので【ゴクオボロ】が上に煌臨してもダブルシンボルは継続される
・【月鬼城】があるので【カシウス】をケアせずにメインで破壊効果を使える
・横に並べたスピリットは自壊する都合上、単体で複数打点を出す必要があるので採用
・【ゴクオボロ】より条件は緩いので採用枚数を入れ替えてもよい


・フラッシュ挟まない2バーンなので決定力が高い
・裏契約煌臨で相手のSコアを取ったり、カウント条件を満たせなくすることで相手の受けを抑制できる。
・バーンの条件を満たすためにも手札にある程度スピリットをかかえるように立ち回る

・メインステップで自壊できるのは高評価
・自壊後に維持コアを使って新たに自壊先になれる
・シンボルを持ってないので序盤に引くと展開の邪魔をする
・破壊対象はアルティメットは触れないが無条件
・採用枚数は要検討
・この枠はまだ調整中なので結論を出し次第追記します。

また固有の役割として呪契約がケアしにくい【バジャーダレス】のケアが存在します。例えば

①【ゴクオボロ】アタック時効果で3体自壊
②【チシブキ】の誘発効果で【オニオボロ】に直接合体
③ ②のタイミングで破壊したスピリットの上のコアやリザーブのコアを【ゴクオボロ】に乗せる

別に【ゴクオボロ】に限った話ではなく、合体条件も緩く序盤から召喚可能なのでケアできるときは積極的に狙っていきましょう。


・シンボル確保&リソース2枚回収がコンセプトにあっている
・ターン1制限があるので他のネクサスより優先的にプレイ
・Lv2効果は【デストロード】がいるのでほぼ使わない

・【カシウス】をメタれるので【オニオボロ】の煌臨時をメインステップで使いやすい
・破壊されてもトラッシュに落ちても配置できるので【ジェリーム】や【古代樹】で積極的に狙ってもよい
メインステップでの破壊が可能なので引いたカードや増やしたコアをそのままプレイできる。これによってリーサルが1ターン速くなる。(イノレーサーと同じ原理)
・シンボルにもなれて永続的にリソースを伸ばせる

・シンボル確保&リソースを減らさない
・受けを厚くするかどうかで【古大樹】と差し替えてもよい

・シンボル兼受け
・リソースは増やせないが【ジェリーム】や【ノワールシュート】と合わせてより多くのコア数を要求できる
・アルティメットに触れる
・セット中効果は【月鬼城】や【デストロード】などを使いメインステップで【テッカイ】や【ゼツメイ】を破壊してカウントを増やしコアを外してから【オボロ】で破壊するといった小技もある


・受けにも攻めにも使えて複数のアルティメットにも触れる
・無色貫通で鋼契約に有効
・1コストで打てるので多少のコストupにも対応できる
・条件達成のためにC5以上は序盤の目標


不採用カード


・パワー不足
・1コスト必ず払わなきゃいけない割には【テッカイ】や【デストロード】ほどの役割が存在しない
・カウントを1盛るだけなら【ガシン】のほうが強い

・破壊しても他の低コストと違ってリソースを回収できない
・コアの破壊上限は【オニオボロ】や【ゴクオボロ】、【ジェリーム】【古大樹】などでコアを払えば問題ない

・単体で引けるドロー枚数が多い
・2コスト払わなければならないので動ける回数が減る
・【タブー】の方がコストが軽く同じドロー数なので優先度合いが高い
・ミラージュ効果の対象は相手依存なので信用しにくい

・なんで1ドローするために手札1枚破棄しなきゃいけないのかわからん。シキツルを見習え
・破壊時効果は【テッカイ】の下位互換


・メインステップで煌臨できない
・通常召喚するにもコストが他に比べて重い
・相手のターンに煌臨できることだけは高評価


・アタックステップ終了メタは【デストロード】の下位互換で維持コアを常に要求するのが弱い
・リソースを伸ばせない
・無色化も【ノワールシュート】があるしコアシュートも【古大樹】があるから役割が被る
・使えるとしたら受けで出せることぐらい


・メインステップでオボロを復活できない
・通常召喚するには重すぎる事故の要因
・【ゴクオボロ】と合わせて3点抜けるけど要求値は高め
・一応ネクサス触れる

・【ゴクオボロ】の効果で盤面全処理できるのでアンブロ効果は必要ない
・メインステップで蘇生できるのは優秀だがフィニッシュ力も無く、素だしもできないので他の契約煌臨に劣る

・アタックステップでスピリットを破壊した後にその維持コアを使って出せるので破壊の的を残せる。
・能動的なバースト発動には他のスピリットを破壊する必要があるので低コストのスピリットを他に引いていることが前提になっているので事故要員
・使いやすくはあるから1枚ぐらい採用してもよさそう。枠があれば
・複数枚引くと腐る
・素出し不可

・アタックステップで自壊後に新たに破壊するスピリットを出せる
・素出しできない
・1枚のみ採用は結構あり


・使いまわせる攻防どっちにも使えるカード
・シンボルにもならず破壊する対象にもなれない
・枠があったら1枚だけ入れたい


回し方

【序盤】
・初手にネクサスがあるなら最優先でプレイ
・ネクサスが無ければ【オボロ】のドロー効果を確実に使えるように殴れるときに他のスピリットを出す


【中盤】⇐一番難しい
・【月鬼城】や【デストロード】【チシブキ】を使ってメインステップでカウント、コア、カードリソースを回収してそのままプレイ。

・ネクサスを引いたら3枚まで(受けでノワールシュートに使う最大軽減分)は優先して張ってもよいが、その後はC7を達成するのを目標にする

・【月鬼城】や【デストロード】はコストを払わず(デストロードは払ったコアを自分でブーストできる)にドローを進められるので先にプレイする。
⇒この時に破壊するスピリットは【ジェリーム】【ゼツメイ】などの0コストで出せるやつが望ましい。
⇒引いたカードを確認してから動きを決められるので裏目に出にくい。


【終盤】
・【オニオボロ】or【ゴクオボロ】でフィニッシュ
・【ゴクオボロ】の方が破壊する条件が厳しいのでファーストアタックは優先度合いが高い。(破壊先が除去されるので)
・【デストロード】をLv2で破壊してアタックステップ終了メタを発揮する


最後に

お読みいただきありがとうございました!
今回はいつもより文字数は抑えめですが、この辺で終わろうと思います。新弾発売後も調整してリスト変更や追記をしていくつもりなので今後も確認してもらえたら嬉しいです。この記事が少しでも参考になったと思っていただけたら拡散や、感想等をお聞かせいただけたら幸いです。

それでは!!!

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