水道橋博士という男。
僕は、所謂熱狂的なお笑い好きという訳ではなかった。
勿論、昭和のTVショーでは、欽ちゃんシリーズやドリフの大爆笑、少し大人っぽくなるとオレたちひょうきん族などは観てきている。
高校生くらいになると、TVショーを観るより、友人と夜の街で遊ぶ機会が増え、
天才たけしの元気が出るTV
ねるとん紅鯨団
月9ドラマ?くらいしか観なくなっていた。
高校卒業後に就職のため上京し、大手町にある会社のサラリーマンに。
90年代の東京の夜の街は、まだ十代後半の僕にとても刺激的で、摩天楼が輝き、老若男女、TVで観た事がある芸能人や著名人に遭遇することもあった。
その時代TVで観ていたのは、北野ファン倶楽部くらいだった。
しばらく時は流れ、
この未曾有のコロナ禍。
外出もままならない。
そんな中だから開発されたのか、clubhouseというSNSができる。
そんな折、ふとしたキッカケで、お笑い芸人、元たけし軍団!あのたけし軍団だぞ‼︎
あの水道橋博士に出逢う。
しかし、僕は躊躇していた。
なぜなら僕は、
"水道橋博士という名と存在は知っていた。浅草キッドというのも知ってはいた。"
僕はそのレベル。
"当時の浅草キッドとして大活躍していた、【浅草ヤング洋品店】は、夜の渋谷や六本木のクラブで遊んでいた僕はタイムリーで観ていない。"
"後に知り合いが録画していたVHSで知る事になる。"
という、負い目?ともいえる思いがあったからだ。
clubhouse内で、初めて会話に参加する機会が訪れた。
そんな一抹の不安を持つ僕の気持ちを、博士は難なく壊してくれた。
"その昔、
少し不良をやっていたとき、
本当に強いヤツと対峙すると、喧嘩をする気が消える…。
ホンモノはモノが違う。"
一番しっくりくる表現は、
《あれよあれよという間に…》
かもしれない。
そうして僕は、博士の懐中に入っていった。
この人は、とにかく優しい人だ。
僕は社会学者の宮台真司先生をTBSラジオのデイキャッチで知り、ファンになり、宮台真司先生の書籍やYouTube等を見るようになる。
Abemaの番組、土曜the Nightで宮台真司先生が、ウーマンラッシュアワーの村本くんと共演する回があり、僕は観た。
ウーマンラッシュアワーの村本くんがホストの番組に、宮台真司先生、そして水道橋博士の3人でのトーク。
最高に面白くて楽しい番組でした。
後に、ウーマン杉本くんに宮台真司先生を引き合わせたのは水道橋博士だと知る。
その時期、町山智浩のアメリカの今を知るTVも見ていた。
博士は町山智浩さんや、ダースレイダー君とも親睦がある。
博士とダースくんとの話は後日談として書きたい。
宮台先生のときと同じように、博士の本やYouTubeなどをチェックし出した。
チェックすればするほど、
いやぁー、博士って面白い人だなぁ…、スゲェ物知りだなぁ…。
僕は、巷で言われる、
《ハマった!》のである。
忖度や損得勘定で物言う識人や著名人が多いなか、
僕は、ここに挙げた人達が大好きである。
餓鬼のような言葉を使えば、
『コイツは凄ぇ…、どんなヤツなんだぁー??!』
状態。となる。
古参のファンの方も、新しくファンになった方も、水道橋博士という男は、
寛容に受け入れてくれる。
そして、
僕はロックな男(漢)が好きで、尊敬できるんだなぁと。
水道橋博士という男、この人への探求という旅が始まった。
ワクワクが止まらない。
アサヤンという配信番組。
藝人春秋という書籍。
お勧めです。
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