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【Vol.6】アイビスペイントではじめる謎制作ライフ「フィルターを学ぶ千里の道 Part1」

もうすぐ2023年も終わる~忙しい~
といった具合で、(多分読んでいる皆さんも忙しいと思うので、)今回もゴール作品は決めずに行こうと思います。
今回は文字ばっかりになるかもしれないので、好き勝手にアイビスを触りながらでも読んでください。


今日学ぶこと

・フィルターについて
・フィルターでできること
・フィルターがどうかかるか
・フィルターのかけ方

フィルターを使いこなすために、まずはフィルター自体について学んでいきましょう。


フィルターis何?

ずばり、フィルターは「最強の加工ツール」です!
具体的に言うと、色を変えたりぼかしをかけたり表を作ったり……
とにかく何でもできます。使いこなせば化け物です。使いこなせば

ただ、使い方が難しすぎるので私も完璧とは言えません……
使わない人は本当に使わないと思いますし、使う人は本当に使います。

執筆現在では84種のフィルターが用意されており、そのほとんどが無料で使えます。

フィルターで何ができるの?

ここで列挙するときりがないので、謎制作に使えそうなものだけ抜粋。

  • 色の変更や反転など

  • ぼかし・モザイク・すりガラス加工

  • グラデーション背景の作成

  • 背景透過

  • グリッチ

  • ドット化・ピクセレート

  • 表制作

まだまだいろんなことができます。加工に関しては最強。

フィルターのかかり方

右にあるのはレイヤーだと思ってください

フィルターのかけ方は思いつくもので三種類です。

描画レイヤーに直接フィルター

メニューの「フィルター(FXのマーク)」から、今編集しているレイヤーにフィルターをかけることができます。
この場合、他のレイヤーには影響が及びません。

文字が書かれたレイヤーにだけモザイクをかけています

「文字レイヤー」などの「ベクターレイヤー」には、フィルターをかけることができません。事前にラスタライズをして「ラスターレイヤー」にすることが必要です。
ラスタライズについてはVol.4で説明しています。

調整レイヤーを使ってフィルター

「レイヤーメニュー」→「四角に+のマーク」→「調整レイヤーの追加」で、1つ上に調整レイヤーを追加します。
この調整レイヤーでは「そのレイヤーより下にあるレイヤー」にフィルターをかけることができます。
ただし、この機能を使ってかけられるフィルターは少なく、有料のプレミアムプランに入らないと使えないフィルターも多いです。

全結合レイヤーにフィルター

「レイヤーメニュー」→「四角に+のマーク」→「全結合を追加」で、その時点のキャンバスを写真に収めた「全結合レイヤー」を追加します。
このレイヤーにフィルターをかけることで、実質すべてのレイヤーにフィルターをかけることになります。

全体にモザイクをかけています

この方法は「調整レイヤーが使えないとき」の代替としても使えます。

「フィルターをかけたくないレイヤー」を全て非表示にした後で全結合レイヤーをつくり、非表示レイヤーを表示させます。そのレイヤーが隠れないようレイヤーの順番を入れ替えて、全結合レイヤーにフィルターをかけることで、調整レイヤーを使った時と同じことができます。

文字より下のレイヤー(紙と机)にモザイクをかけています

まとめ

・フィルターは最強の加工ツール
・フィルターはレイヤーごとにかけられる
・調整レイヤーはそれより下のレイヤーにフィルターをかける
・全結合レイヤーを使えば代替もできるよ

今回はお勉強オンリー回でした。お疲れ様でした!
次回からはフィルターを抜粋して紹介していきますが、自分で効果を試してみるのもいいですね。

ところで、ぼちぼちリクエストが溜まってきたので、それについてもコラムにして紹介すると思います。お楽しみに!


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