〈第2期:69報〉スウェーデン菓子店の不定期報「マシュマロ投げ返します/あなたが推す北欧の国と、その理由 ⑨」@ 23年10月27日(金)
先日、マシュマロというサービスにて皆様からのメッセージを受付ました。本日もいただいたマシュマロを一通紹介します。
まずは近況報告。
近況報告
最近、アジの刺身にはまりつつあります。
店長はアジフライが好きみたいですが、自分は絶対に刺身派、中曽根派。焼き魚よりも鮮魚の方が好きです。
先日、ちょっとした用事で普段あまり使うことのない隣駅に降りた際に個人経営の魚屋さんにふらっと立ち寄った際、東京湾で釣れたアジを目にしたとき、その大きさに驚きました。サンマよりもちょっと大きいくらいかな、くらいの丸ごとアジ。
いつぞや「美味しんぼ」で得た知識ですが、東京湾で獲れたアジは脂がのると表面が黄金色になって、黄金アジと呼ばれるそうで。自分が目にしたアジもイメージしていた黒っぽい色ではなく、黄色がかったような色味をしていたものです。
そこで刺身になって並んでいたアジを500円で買ったのですが(すでに切り身になっていたので東京湾産の黄金アジであったかどうかは未確認)、風味のようなものが感じられて、アジをちょっと見直したのです。刺身といえばマグロだと思っていたけれども、時代はアジだな、と。
そういえば家の近所にも一軒、個人で営んでいる魚屋さんがあったなと、昨日はそこでもアジの刺身を買ってみました。歩いて行ける距離にある漁港で揚がったというアジです。
地元の漁港で揚がったというのはポイント高いけど、隣駅で買ったアジの刺身の方が印象的だったかな。
そういえば逗子駅前にも魚屋さんがありますね。せっかく東京湾に近い場所で暮らしているので、いろいろな魚屋さんでアジの刺身を買って食べくらべてみたいです。
本日の投稿の紹介
本日紹介させていただくマシュマロはこちらです。
マシュマロありがとうございます。
レストランのストックホルムさんは、赤坂にありましたっけ。残念ながら閉店されてしまったかと思いますが、自分は行ったことがありません。
赤坂で働いていた頃に大きな道を挟んだ向こう側にストックホルムさんを見つけて、「ストックホルムって赤坂にあるんだ」と気が付いたものです。
ストックホルムさんはビュッフェ形式で料理を提供していたかと思います。
日本でどれだけ知られているかわかりませんが、いわゆる「バイキング料理」というものは、北欧の"スモーガスボード"というビュッフェスタイルを参考に導入されたんですよね。北欧の文化を参考にしたから、「北欧といえばバイキングだろう!」みたいな感じで、ビュッフェスタイルのことを「バイキング」と呼び始めたのだとか。一応書いておこう、諸説あります。
一言モノ申したい。日本で紹介される際にしばしば用いられる"スモーガスボード"というカタカナの字面が個人的に苦手です。特に"ガス"の部分(笑)。現地っぽい発音に近い表記をするならば「Smörgåsbord/スムールゴースボード」というカタカナになるかと思います。
興味がありましたら、スウェーデン語ネイティブの発音を以下のリンクから聴いてみてください。いや、そこまで興味ある方もいないかもですが。
投稿者さんは何を召し上がったんですかね。個人的にスウェーデン料理で何かをオススメしろと言われたら、意外と結構困ります。日本みたいに"寿司"とか、"ラーメン"とか、キャッチーなものがあまり浮かびません。IKEAでも食べられるような、ミートボールにブラウンソースをかけてコケモモのジャムを添えたものがスウェーデン料理の代表格となりますでしょうか。
スウェーデン全土で食べられているわけではないので、あまり自分から紹介することはないのですが…いや、誰にも言ったことが無かったかも知れません。自分がスウェーデンで食べたもっとも印象的だったのはウナギです。
留学中のクリスマス、スウェーデン南部のブレーキンゲ地方の家庭でクリスマスを過ごさせてもらいました。そのときに食卓に並んでいたものの一つが、ウナギでした。ストックホルムなどでは目にしたことがありませんが、スウェーデン南部ではウナギを食べるのです。
どのスウェーデン料理がオススメかというのは難しくて、結局はどこでどんな雰囲気で食べるのかが大事なのかもしれません。
個人的にスウェーデンに行ったら一度体験してほしいのは、中東系の移民が経営するピザ屋です。自分はスウェーデンを訪れても食べたいスウェーデン料理はアタマに浮かびませんが、ピザ屋には絶対に行きたい。そこで食べるケバブ&フライドポテトは最高です。
あと、屋台で売られているポテトムースとソーセージのセット。自分がオススメできるのがジャンクフードばかりで申し訳ない。
お詫びに『絶対に試した方がいい10の伝統的なスウェーデン料理』というページを見つけてきました。
スウェーデン語で書かれていますが、英語で書かれていないことがスウェーデン人によって選ばれて書かれた記事であることの証だとも思いますので、文章が読めなくても写真で参考にしていただければと。
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