〈第2期:58報〉スウェーデン菓子店の不定期報「岩手でした ⑥」@ 23年9月28日(木)

先週末、岩手県を訪れていたハナシの続き。

2月に自分が《ふるさとワーキングホリデー》というプロジェクトの参加者として訪れた岩手県八幡平市の再訪、三日目のこと。

昨日、八幡平に移住して自然ガイドなどの活動をされているアベさんが携わっている自然散策の会に参加させていただいたわけですが、この三日目もアベさんとほんの少しだけ時間を共にすることになっていました。

アベさんに「三日目は海側に行こうかな、なんて思ってます」と伝えたところ、じゃあ青森の八戸に行きませんかという提案をいただいたのです。

アベさんはアベさんで八戸のガイドもできるように情報収集をする予定があるということで、ほぼ別行動にはなりますが一緒のタイミングで八戸へ。

ただ、自分たちは盛岡発の新幹線の時間も考えて、昼食を済ませた頃にはもう盛岡に向かって帰らなくてはならないようなスケジュール感でした。

この最終日、具体的にどれくらいの時間まで八戸にいられるのか。それをきちんと調べておこうと、新幹線の時間をあらためて確認します。

するととんでもないことが発覚しました。盛岡から東京へもどる新幹線の予約をすべきところ、東京から盛岡へ向かう新幹線の席を確保していたのです。逆、ぎゃく。

つまり、帰りの足が確保できていない状態です。東京へ向かう新幹線が満席だったら、もうこの日に帰ることはできないかもしれません。

しかもマディッケンは翌日に小学校があるため、あまり遅い時間になっても気の毒ですし、夕方あたりの新幹線でないと厳しい。同行していた母もこの日に茨城へ帰るためにはあまり遅い時間にはできない。

いや、何かおかしいと思っていたんです。ここまでの旅程において、自分にしては無事に行き過ぎているなー、なんて。最後の最後にきちんとオチが用意されていました。

一人で行動しているときにはこのくらいのレベルのミスが起こることなんてしばしばで、それを何とかするところまでが自分にとっての旅なのですが、今回はグループで行動しているため悠長なことは言っていられません。

新幹線の予約ミスが朝食前に発覚したので旅館の朝食に手を付けることもせず急遽、自分は新幹線のチケットの再予約の作業に追われました。

連休最終日の盛岡から東京へ向かう新幹線の予約状況は結構なもので、夕方時間帯のどの車両の席もほぼ満席。自分だけ盛岡に残って、とりあえず残りの3人+乳幼児の席だけでも確保できないものか。母だけを八戸駅で降ろして、まだ比較的席に余裕のある昼時間帯に東京へ帰すか。いろいろな可能性を模索しました。

まあ最終的には夕方の時間帯に盛岡を発車する新幹線にバラバラながら席が確保できたのですが。とりあえず帰れてよかった。母は「グランクラスに乗ってみたかった」という動機もあって、昼の時間帯の新幹線で八戸駅から東京へ帰りました。

八戸へ向かうまでにすでにクライマックスでした。

最後にお知らせです。

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