〈第2期:56報〉スウェーデン菓子店の不定期報「岩手でした ④」@ 23年9月26日(火)

先週末、岩手県を訪れていたハナシの続き。

2月に自分が岩手県八幡平市を《ふるさとワーキングホリデー》というプロジェクトの参加者として訪れた際にお世話になっていた農家さんにコンタクトを取っていました。

その時にはグループ行動ということもあり、それほどゆっくりとしてもいられなかったので、今回あらためて農業に携わられている方の話を聴いてみたかったのです。

もちろん、行動力があれば三浦半島にも農家さんはたくさんいらっしゃるのでコンタクトを取ってインタビューなり何なりできるのかもしれませんが、その行動力がない自分のような人間にとってはこうした縁を生むきっかけがとても大事。

何よりも、マディッケンに農業に触れてもらいたかったのです。《ひまわりガーデン》という、家族経営をされている農家さんですが、メールで「また八幡平を訪れるのでお会いできませんか」という旨を伝えていただけ。それでもこちらの主旨をくみ取ってくださり、訪れた自分たちにいろいろな農業体験をさせてくれました。

ミニトマト、キュウリ、ピーマンの収穫。それからピーマンを袋詰めして、値札シールを貼り、出荷できる状態にするところまでの一連を体験させていただきました。

自分の実家も工場なので、繰り返しの作業は中学生あたりに家業の手伝いで経験してはいましたが、農業は食に関わるもの。ちょっと雰囲気が違います。

しきりに「人手が足りない」ということを仰っていたので、今回のおもてなしに報いるために後半はちょっとホンキで作業して、少しでも恩を返そうと思って取り組んでいたのですが、ちょっとでも役に立てたのかな。

今度はもう少し長めに手伝いができる時間をつくって、また学校が長期の休みに入ったらマディッケンと八幡平に行きたいです。

これが岩手での一日目の体験でした。

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