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チャンピオンズカップの予想

自信度★★☆☆☆

チャンピオンズカップの特徴は何といっても中京という欠陥コースで行われる点。
3角から4角がスパイラルカーブになっており外を回した馬がつぶれていくため、外枠が圧倒的に不利になる。実際昨年単勝1.4倍に押されたクリソベリルは15番4着という結果に終わった。過去5年で馬券内になった一番外枠は13番。これは2020年のインティと2017年のテイエムジンソクだが、いずれも外2番手を先行したもの。外ぶん回しで馬券に絡んだのは2016年2着のアウォーディーだがこの時6連勝中で単純に能力が抜けていたと思っていい。逆に言えばそれくらい強くても外を回したら1着にはなれない。
その他馬券に絡んでいる馬は基本的に3~4角を内から2頭目以内を回ってきている。
後方一気で馬券になっているのは2018年ウェスタールンドと2016年のサウンドトゥルー。これらは後方で前と間隔を取って追走し、4角馬群が外に膨らんで内が空いたところをついたもの。この現象が起きるのは3F目と4F目が緩む時。この区間で緩むと一度息を入れられるため、ちょうど4角を通過するときに後続が外を回して前に押し寄せることで、内側ががら空きになる。今年のぺースはどうだろうか。初ダートで1番に入ってしまったソダシ、その隣に前目で進めたいカジノフォンテン、近走はいろんなポジションを経験しているが本来はハナを切りたい4番インティ、先行するサンライズホープとダノンファラオ、オーヴェルニュ、今回はポジションにこだわらないようだがもまれ弱く前回逃げたアナザートゥルース。まず緩まないのでは。
また、それなりに厳しいラップになることから、体力も重要で南部杯等1600mで地方が合わなかった/差しきれなかった中央馬、JBCクラシック等からの距離短縮勢が有力。
◎テーオーケインズ
ソダシとカジノフォンテンがゲートをでて、インティがハナにこだわらず中団から進める気であればこの並びだとイン2,3番手か2列目の外2は取れそう。前走は出遅れが響いたのでノーカン。偶数枠だしここはしっかりゲートをでてほしい。軽い馬場とはいえ流れたペースでも戦えることは証明されているし、完全に本格化した今なら勝ち負けできるとみる。

〇サンライズホープ
テーオーケインズより前に行ければベストだが、テーオーがインなら外2、外2なら前か後ろに入ってほしいところ。力は一線級に劣るが枠の利を生かせば上位食い込みがあってもいいと思う。

▲チュウワウィザード
やや外枠を引いてしまったが、昨年の覇者で実力最上位。骨折明けの前走が3着で、叩き二戦目で上昇は見込めるはず。外枠とはいえ今年は前年よりマークされる側。内に入れてもらえるといいのだが。

☆カフェファラオ
もまれ弱さを考えると大外枠はプラス。ユニコーンS、シリウスS、フェブラリーSの内容は濃く、能力を100%発揮できる状況にあれば、大外枠の不利を打ち消すだけの実力はあるはず。

ソダシはゲートが出れるのか、ハナを切れるのか、切れない場合砂をかぶって大丈夫なのか、牝馬で力は足りるのか、そもそもダートをこなせるのか懸念材料が多すぎる。
カジノフォンテンは本来の力を出し切れるなら上位進出できると思う。地方とは違うゲートとミルコのテン乗りがどう出るか。同じくダノンファラオもゲートが不安。
サンライズノヴァは展開が向かない予想だし、松若なら吉原と違って外分回しそうなので消し。
インティは中団の外2取れれば走りそうだが、調教が前走、前々走に比べて全く動いていない。今回は消し。
エアスピネルは体制はよさそうで、ある程度戦えそうだが、康太なら後方スタートとか外分回ししそうなのでヒモにとどめる。
オーヴェルニュ、スワーヴアラミスは上がりのかかる展開のほうがよさそう。鞍上福永のオーヴェルニュだけ拾う。
前走案外で川田戻りのクリンチャーはヒモ。

買い目
馬連⑥-②⑦⑫⑬⑯ 5点
三連単⑥⇔②⑦⑫⑬⑯→①②⑤⑦⑨⑫⑬⑯ 70点

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