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厚生労働省オンライン診療研修

今回の話題は、男性不妊症から離れて、オンライン研修についてです。新型コロナウイルス感染症は、世の中のあらゆる業界でDX (デジタルトランスフォーメーション)が加速化しました。去年の5月に行なった医学部での講義もZoomで行ないましたが、初めてにもかかわらず、事務の方の協力のおかけで、スムーズにやり遂げることができました。そのおかげで、10月の聖路加看護大学での講義もZoomでしたが、問題なくできました。

このDXの加速は医療界も例外ではありません。それまで、普及していなかったオンライン診療に関しても加速化しました。僕自身は、オンライン診療に関しては経験はないですが、今後、通常化するスタイルになると思います。

オンライン診療に関してですが、厚生労働省が示している「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に記載されているように、オンライン診療を行なう医師はオンライン診療に実施にあたり研究を受ける必要があります。当初は、2020年10月までに研修を受ける必要がありましたが、期限が延長され2021年3月までとなりました。

研究プログラムは、無料で、5科目で構成されています。すべて、e-learningです。動画をテキストを勉強したあと、10問の試験問題に取り組みます。みごと、5科目で合格できたら修了証が発行されます。

動画をみると、知らないことばかりで勉強になりました。テストに関しても、数回やりなおして、5科目で合格することができました。

オンライン診療研修修了証 加工

同時に、オンライン診療において、緊急避妊薬の処方を実施する医師を対象とした研修もあり、これも受けてみました。こちらの方が難しかったです。

緊急避妊薬の処方にかかるオンライン診療研修修了証

ぼくが勤務している大学や、外勤のクリニックではまだオンライン診療を行なう予定はないですが、いつ導入しても対応できるように準備できました。

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