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新学期の今から始められるエシカルな習慣作り5選

昨日は4月1日、一年の大きな節目の日でした。

新しい学生生活を始める人、社会人として働き始める人には新鮮で不安と期待が入り混じる日だと思います。去年と同じことを続ける人にとっても、4月1日という日は気持ちを新たに取り掛かる人が多い日ではないでしょうか?

今日は、目標を立てたり、習慣作りを意識しようとする方も多いこの時期にぴったりの「エシカルな習慣」を5個ご紹介します。「最近サスティナビリティに興味があるけど何から始めればよいかわからない」「もういろいろなことを意識しているけれどあとほかにできることはあるかな?」という方はこの記事を読んでいいなと思った習慣を取り入れていってくださいね♪


1.「繰り返し使えるもの」を使うようにする

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これは取り組んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?ビニール袋の代わりにエコバック、ペットボトルの代わりに水筒を持ち歩くなど、捨てないで済むものをなるべく使うという習慣作りです。最近では給水所やマイボトルにドリンクを入れてくれるカフェが増えたり、持ち運びやすくオシャレなエコバック・水筒も増えているので自分のお気に入りを探して楽しみながら取り組んでみてくださいね。

>取り組みにくい人は:のどが乾いたらカップ・グラスのかわいいカフェに行く/大きめのバッグを普段から使うようにする/お弁当を作ること・作ってもらうことを検討する

2.いらなくなったものは誰かに譲る

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趣味じゃなくなった雑貨や洋服を新学期まで部屋に残しておくのはあまり気が進みませんね。でも、ゴミ袋に入れる前に以下の方法を検討してみましょう。

①フリマアプリで商品を売る

最近はいろいろなフリマアプリがあり、使用方法もわかりやすくなっています。ブランド品や高くで売れそうだと思う商品を売ることで、お小遣い稼ぎにもなります。

②リサイクルショップを利用する

フリマアプリの手続きがめんどくさい人や、これは売れないだろう…と思って捨てようとしている人は一度リサイクルショップを利用することをお勧めします。フリマアプリにくらべると値段は落ちますが、大量に持ち込んでも一気に査定してくれて引き取ってくれます。毛玉だらけになってしまった服でも、安いTシャツでも、「エコ買取」などの名目でグラム当たりで引き取っているお店もあるのでぜひ近所のリサイクルショップをチェックしてみてくださいね。

③友人と「フリマごっこ」をする

これは私の実体験なだけで他の方がやっているかはわかりませんが、一番好きな方法です。特に、おなじ趣味趣向をもっている友人と行うことがおすすめです。まず、服の趣味が一緒であればいらなくなった服を、雑貨収集などの趣味が一緒であればいらなくなった雑貨とジャンルをしぼってお互いにいらないものを持ち寄ります。そこで相手の持ち寄ったものの中から気に入ったものがあればそれをもらい、相手にもあげます。ここで金銭のやり取りがあるのか、物々交換なのか、無料で挙げるのかは当人の自由です。この方法のメリットは、自分が欲しいものを手に入れることができて、相手にもあげられるという点です。あまり外出できない昨今、お家で遊ぶときぜひこれを取り入れてみてください。

④新しいものを作り出す

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これは時間がかかるけれど自粛期間中にはもってこい、いらなくなった服と服をつなぎ合わせて新しい服、マスクやカバンなどを作る方法です。大きめのシャツであればショート丈のトップスとスカートになるし、二枚のスウェットをあわせて切り替えデザインのスウェットを作ることもできますね、Youtubeなどの動画投稿サイトには様々なアイデアが乗っているので、いらないけれど捨てたくない服がある人はぜひチェックしておうち時間に作ってみてください!

>取り組みにくい人は:身近な人に「いらない?」ときいてみる。

3.ワードローブの見直しをする

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2番に関連して、クローゼットの中やお洋服を買うときのルールを見直すことも環境にやさしくなる一つの方法です。

①プロジェクト333

これは、アメリカのミニマリストコートニー・カーヴァー氏が始めたお洋服のチャレンジ。内容としては3か月間、33着の厳選された服を着まわして過ごすという方法です。最初から正しく厳選することは難しいですが、そのうち自分にとって着まわしやすい服やいらない服が分かってくるので、「服はたくさんあるのに着れる服がいつもない」状態が多い人におすすめです。「Project333」と検索すれば、どのような服を残しておくとよいのか参考にしやすいのでぜひ検索してみてください。

②カプセルワードローブ

これはプロジェクト333の上級バージョンとでも呼ぶとよいかもしれません。こちらはイギリスのスーザン・フォウ氏が始めたもので、およそ50年ほど前から存在する考え方です。カプセルワードローブは1年を通して着るものを厳選したワードローブの状態を指し、流行に左右されない洋服をメインに着回しが自由自在である組み合わせであることが特長です。流行りの服が好きな人にはあまりお勧めできませんが、自分の洋服のルールがあり、お気に入りが定まっている人にはお勧めの方法です。また、新しく服を多く買わなくて済むことによって環境への配慮と同時に節約にもなります。

③ルールの見直し

皆さんはお洋服を購入するときのルールがありますか?私は「ワンシーズンに一回だけ、30,000円以内」を購入するときのルールとしています。そうすることで、今ある服と着回ししやすく、お気に入りの服を考えて買うことができるからです。このように購入する際のルール作りをしておくと浪費を防ぎ、自分が本当に着たい服が明確にわかります。また、着る服の条件を作っておくことも一つの方法です。買う服の色を絞ってみたり、体系に合わせた服しか買わないと決めてみたりすることで、買った後の「なんだか合わない」をふせぐことができます。

>取り組みにくい人は:今ある服を整理して自分の好みや購買傾向を確認しよう

4.環境にやさしいブランド・商品を選ぶ

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最近ではエシカルを売りにしているブランドや商品が目立ちます。グリーンウォッシュに気をつけながらエシカルな商品を選ぶことは、環境を変えていきたいという意思表示につながります。例えば、オーガニックコットンを使用している商品、フェアトレード商品、使用済みプラスチックを再利用した商品などがありますが、「本当にその企業の行いはエシカルなのか?」という事に十分注意しながら購入しましょう。

>取り組みにくい人は:ドキュメンタリー映画・ニュース等で知識を蓄えておく。自分ができなくても他者に伝えていくことでほかのだれかの意識を変えられるはず。

5.植物性の食事に挑戦してみる

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動物食は、環境に大きな負担を与えます。温室ガスを減らすために節水・節電・車の使用を減らすより、肉食をやめることがより効果的だという事実を知っていましたか?しかしお肉が大好きな人がいることも事実です。

そんな人にはMeat Free Mondayやフレキシタリアンという習慣作りをお勧めします。Meat Free Mondayはその名の通り、月曜日にお肉を抜いた食事をするという事です。毎日食べれないのはつらいけれど1日抜くくらいならできる、という人はぜひ挑戦してみてください。またフレキシタリアンは「ゆるベジタリアン」とも呼ばれ、基本的に植物性の食事をとり、たまに肉食性の食事をとる方法です。植物性の食事に慣れてきたらヴィーガンになる事もできますが、日本ではヴィーガン専用の食品を手に入れることも難しく、またお金がかかりますから、ゆるく始めることをおすすめします。

個人的なおすすめは牛乳の代わりにアーモンドミルクを飲むことです。牛乳に比べてアーモンドミルクはビタミンEが豊富でカロリーも低く、豆乳より牛乳に近い味わいがするので、豆乳が苦手な人におすすめです。また、植物性のミルクはミルクを模したものなので、乳糖不耐症やアレルギー持ちの方にもおすすめです。

>取り組みにくい人は:牛肉や豚肉を鶏肉に変えてみる

以上5つが今回紹介する習慣でした。皆さんはどれだけの習慣を身に着けていましたか?これから取り組めそうなものはありましたか?これからの一年間をもっと環境や未来にやさしく過ごすために、これ以外にも自分らしい習慣を身に着けて行きましょう♪


L.W.W. 藤谷

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