期待が膨らむスロットサッカーと何も進まない移籍市場と久保報道の真偽&加入した場合の未来について


移籍市場が英国時間6月13日に開いて以降、リヴァプールの移籍ビジネスは何の前進もないままが1か月以上が経過した。非公開の練習試合では今まで見られなかった攻撃の形があり、スロット監督の手腕に期待が高まる一方で必要な補強は行われていない

筆者は数合わせのCBと守備的MFを取れば監督の改善によりタイトルを取る戦力が揃っていると考えている。故に今夏の動きもそこまでの不満はない。そんな中スポニチの報道で久保獲得と盛り上がっている

リヴァプールは移籍が決まるまで番記者から情報が出てこない。大抵の場合リヴァプールと関係が壊れても自国選手の大きな移籍を報道できない損失が大きいと判断する選手の国のメディアが初報となる。そのため久保の移籍はスポニチの信憑性に依存する

肝心の信憑性だが筒香のようにDeNAに戻りたいがDeNAからオファーが低いためスポニチを使って巨人入りと報じてDeNAの増額オファーを引き出した例もある。要は代理人の要望に合わせて報道するスポーツ紙であり、浦和のように内部情報で裏を取れない記事の信憑性は記事による異なる

報道された年俸は€15m≒£12.6m≒週給約£240k。これなら久保にとって文句のない条件であり、他クラブからのオファーを引き出す餌とは考えにくい。この給与額はジョタやヌニェスなどリヴァプール4-5番手FW初任給の相場でいかにもリヴァプールが提示しそうな金額。移籍金€65mはソシエダの€60mと代理人への手数料が€5mということと予想され、こちらもありえる数字。※因みにサラーやダイクの年俸は最大£20~26mで最大£12m超の久保の1.6~2倍。ボーナスを含めた数字で結果が出ないと満額は貰えないはずである

リヴァプールはブラフ含め相当数の選手を照会することが有名なクラブで、またリヴァプールは移籍が決まる直前まで情報の漏洩を嫌う。故に本当なら一気に話が進むはずだが、数日以内に決まらなければ代理人へ問い合わせた段階で代理人がリークしただけ。筆者はこの代理人のやり口を知らないので予測だが、現状では久保のリヴァプール移籍はありえるものの単に具体性のある問い合わせの段階。数日中に移籍が成立する可能性は低いと予想する。エコーも久保はチェックしてるが、近日中に移籍が実現する可能性は低いと報じている

繰り返しになる部分も多いが現状の整理と他チームの事情から補強と久保の獲得が直ぐには起こらないという根拠、仮に来た場合の未来について考える

現状の整理

24-25初プレシーズンマッチ布陣

非公開だったプレストン戦ハイライトから推測した布陣

ここから先は

8,388字 / 3画像

¥ 550

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?