リヴァプール3-2ミラン
アリソン5ロバートソン8ゴメス6マティプ7アーノルド7ファビーニョ8ケイタ6ヘンダーソン7ジョタ7オリギ6サラー7マネ5チアゴ6ジョーンズ6ミルナー-チェンバレン-
とても楽しいサッカーで快勝でした。オフサイドで取り消しになった後半開始早々のプレーで一瞬ひやりとしましたが、それ以外はずっと勝って勝点3を取れると思えるパフォーマンスでした。
チェルシー戦でまさかのヘンダーソンを左のインサイドハーフで起用した点は最悪の采配でしたが、今季は今のところ昨季に比べてかなり改善されています。相手のプレスが緩く簡単に支配できたこともありますが、中盤の下手な選手が退団したことでパスが詰まることなく回せて効果的な攻撃を繰り出し続けていました。
相手のミランはリヴァプールにほぼ完全に圧倒され続けましたが、全体的に良い選手が揃って要所を守る守備で試合内容でカウンターも見事に決まりました。それでもリヴァプールは圧倒的な強さで危なげない勝利に終わりました。
選手層が薄いといわれていますが、フィルミーノに加えてパフォーマンスが上がらないマネまで休ませてオリギを起用してミランを圧倒するチームの選手層が薄いのでしょうか?
長期離脱がなく毎年のような稼働状況であればサラー、マネ、フィルミーノ、ジョタで14000分ほど出場できる見込みです。PLとCLの試合はほぼ彼ら4人の出場で回せるでしょう。
左サイドからファビーニョの裏を使われてケイタのカバーが間に合わずにドタバタして立て続けに2失点を喫したのは褒められませんが、後半はきちんと修正してチャンスらしいチャンスも与えませんでした。
ゴメスは持ち前のスピードで攻撃の起点となる楔のパスを潰し続けてマティプは同点弾を食らったシーンではバタついていましたが、それを除けば世界最高級のプレーを披露、ロバートソンはいつものように素晴らしくアーノルドが偽MFに陣取る数も減り、先制点のようなインナーラップも少しずつ効果的に使えるようになってきました。
MFは素早く正確なパスを繰り出し続け、PKを外したもののサラーは相手の脅威であり続け、ジョタはうまくスペースに顔を出してチャンスを作り出していました。
もちろん縦に抜けてクロスを上げる以外は微妙なチェンバレン、能力的に衰えてパフォーマンスが厳しくなってきたミルナー、最低限のパフォーマンスだったオリギなど控えの控えのメンバーのクオリティにまだ改善の余地があります。
しかしながら昨季のエバートン戦で一瞬期待させた完全体リヴァプールの楽しいパフォーマンスが少しずつ分かってきました。今年のリヴァプールには期待できそうです。
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