リヴァプール0(11)-0(10)チェルシー

ケレハー7ダイク7マティプ6ロバートソン7アーノルド6ファビーニョ6ヘンダーソン4ケイタ4マネ4ディアス7サラー4ミルナー4エリオット3ジョタ2コナテ5オリギ5

久しぶりのリーグカップ制覇となりました。個人的な大会MVPは南野選手です。1試合あたりの貢献度が彼より大きい選手はケレハーなど多いと思いますが、彼はケガなどコンディション不良で2試合お休みしてアリソンとアドリアンに助けてもらったので次点としました

決勝までチームを導きながらも、チェルシー相手には先発させられないカップ戦要員の仕事を完遂した南野選手の方が大会MVPに相応しいでしょう。マネ・サラー・ジョタ・フィルミーノのトップ4を休ませた大会序盤はオリギとダブルエースとして活躍しました。スタッツも下記の通りトップレベルでした

出場試合数チーム1位タイ(ヘンダーソン)
出場時間チーム2位(ケレハーに次ぐ)
得点数チーム1位(大会4位タイ)

得点以外の貢献が少なかったのは間違いありませんが、主力を休ませる試合でエースとしてプレーして得点を取る要求には応えました。能力的にFA杯でも決勝の対戦相手がチェルシーやシティのようなトップチームだった場合には同じ仕事が続き、PLとCLではベンチまたはベンチ外で最後の数分を使ってもらう起用になると思います

どうあがいても前線5人には敵いませんし、上背という5人にない武器があるオリギと違って彼だけの武器がないのも辛い所ですが、それでも目の前の仕事でベストを尽くす姿はカッコイイですね

この試合のMOMはディアスか守備陣でしょう。ディアスは相手DFを背負ってのポストプレー、ロバートソンと連携して裏のスペースの活用、攻守の切り替えの速さ。ボールコントロール狂信者の私にはそこまで良い選手には見えませんでしたが、全てがリヴァプール向きの選手でした

ボールをコントロールするスキルが非常に高いケイタ、ジョーンズ、コウチーニョといった選手に比べて普通のマネとディアスを見ているとボールコントロールを過剰に重視するのは辞めるべきだとようやく気づきました。ボールコントロールが良くてもフィルミーノやケイタのようにパスが引っかかってしまっては意味がありませんからポジションに必要な強み+総合力信者に改宗する事にします

ジョタは完全にリハビリで試合に全く入れていませんでしたし、マネとサラーは疲労なのか精彩を欠きました。マネが抜けてコンディション不良のジョタが入った事で前線の拠点が1つなくなり、ディアスも抜けると前線でタメを作れる選手がサラー1人になってしまいました。オリギは頑張ってはいましたがMFのサポートが乏しいと苦しいですね。80分くらいまでは60%弱支配できていたのが次第に50-50と優位を失いカウンターに苦しみました

守備陣のラインコントロールや運よく相手がオフサイドに引っかかった事で事なきを得ましたが、MFはファビーニョを除くと全員良くないのでチアゴ以外に超一流のIHがいない課題も続いています。ただ今日は優勝した良い気分に水を差したくないのでMF問題については日を改めて考えてみましょう

まずは1冠制覇でPLやCLへのモチベーションも上がったことでしょう。チアゴのケガは心配ですが、次のFA杯では大幅なメンバー変更となってゴメスや南野、オリギにエリオット、ジョーンズといった選手が起用されることになる予定でしょう。チアゴにはゆっくりと治して最悪CLの準々決勝(できればウェストハム戦)には戻ってきて欲しいですね。目の前の1試合を着実に勝ち続けて目指せ4冠!です

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