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最強のマルチタイムフレーム移動平均線乱用術

FXにおける私の主力指標がMACD・CCI・移動平均線です。MACDとCCIはとても重要な指標ですが、移動平均線についてもMACDとCCIのダマしを避ける為に必要不可欠な指標です。

個人的には、MACDとCCIの買いサインが揃っていても、移動平均線が買いサインでなければエントリーは見送るほど移動平均線の情報は貴重と考えています。

なぜ、移動平均線がこれほどまでに機能する重要な指標なのでしょうか?その理由は、一番多くの相場参加者が意識している指標だからです。

この移動平均線の効果的な使い方としては、「一つの移動平均線だけを表示して使用する」というよりは、「複数の移動平均線を用いてチャート分析をする事」です。

つまり、複数時間枠の移動平均線・複数期間の移動平均線を使う事によって、それらの線が重なった時に「強力な支持線・抵抗線」が生まれるので、それを基準にすればリスクリワードの良いトレードをする事が出来るのです。

これが本記事で説明する「マルチタイムフレーム移動平均線乱用術」です。

移動平均線のパラメータは改良していますが、10年以上変わらず愛用しており、かなり機能している手法です。

この記事では長年愛用しているパラメータといろいろな状況での使い方を公開しています。これほど強力な武器はないでしょう。

こちらは私のチャート画面です。例として、ドル円の15分足チャートを載せました。この画像を参考にまず説明していきます。

チャートを見ると、青色/白色//紫色/黄色の移動平均線が一つの箇所に集まっている事が分かります。そして、そのポイントが強い抵抗線となり、価格もそのポイントで反発している事が分かります。

こちらの例は一つの時間足となりますが、一つの時間足でもこれだけの移動平均線が集中すると強力な支持線、抵抗線になります。

では、実際に私が使用しているパラメータを以下に記載します。

■表示する移動平均線
EMA21、200、400、500
SMA75、50、100、200、400、800

EMAは点線、SMAは実線にすると見分けがつきやすいです。

■移動平均線の使い方
それでは次に、移動平均線の使い方を解説していきます。
21EMAを基準にトレンドを見る。ロウソク足が21EMAより上にあるか下にあるかを確認する。

75~800移動平均線はトレンドを見るというより支持抵抗線として使う。複数の移動平均線が集まってる場所は強い支持抵抗線として判断する。別の時間枠の移動平均線も見て、位置を把握して同じ場所にあれば非常に強力な支持抵抗線が集まっていると考える。 

400移動平均線より長い期間の移動平均線を表示している人はほとんどいません。いたとしても200移動平均線までですね。400日移動平均線もぜひ表示してみて、いかに強力に機能するか実感してみてください。またEMA200とSMA200が重なってる場合なども強力です。

■見る時間枠
これは好みによりますが、私は15分足 / 30分足 / 1時間足です。この3つの時間枠で期間が200以上の移動平均線が同じところに集まっている時などは、最初の画像のように強力な抵抗線になります。

逆に短い期間の移動平均線が複数集まっても、それほど強い抵抗線にはなっていない感覚です。やはり、信頼性があるのは「期間が200以上の移動平均線」です。

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