二次試験後(2022/8)

こんにちは、panです。

二次試験も終わり、8月に突入。
この時期の私はと言うと、期末試験に追われていました。私が所属する学科では必修を一科目でも落とすと4年に進級できないという決まりがあり、この3年の春学期に最凶の科目が残っていました。(実際、6割強が不可で、さすがに酷すぎて秋学期は毎週のようにテストがあったみたい)
そして、期末試験が終わると、お墓参りやら、サークルの合宿、高校のクラス会に参加して、その直後に二次試験の合格発表がありました。
管制官の試験は試験から合格発表までが長すぎるので、私の場合は予定を入れまくってました。

合格発表のときは運転をしていて、実家に帰るために山を越えていました(表現よ笑)。当時も三次試験が金曜日になり、月~木で集中講義があったので、安心したことを覚えています。(三次試験は木曜日もしくは金曜日に実施されます。分け方は概ね一次試験地が東京なら金曜日、それ以外は木曜日、人数合わせのために数人ずれることもあります。)

三次試験後はドイツに一か月行く予定がありました。金曜日に試験を受けて、日曜日の朝の飛行機でした。色んな予定が詰まっていて、気づいたら試験一週間前。三次試験に行くためのバスやホテル、書類やメガネ等はすべて準備万端でした。

パスポート事件

友達とそのお母さん(めっちゃ仲良し)が試験一週間前の金曜日から二日間泊まりにきて、初日の昼ごろにぼそっと言った一言が
「さすがにだとは思うけど、パスポートは大丈夫そう?」
私はまだ有効期限来てないと思って、
「まだ探してないですけど、多分大丈夫です。あとで探します。」
とだけ言ったが、探しておいた方がいいと言われて探した。でも、探しても見つからず。やばいかもと初めて気づく。
その後、友達の母親がめっちゃ親身になってくれて、「最悪新しいのを作ろう。戸籍謄本(抄本でも可)が必要だから、本籍はどこなの?」「地元のA町です。」「そこは17:00まで空いているから今からなら行けるね。」とすぐに向かった。
A町に到着すると、そういえば本籍はそこではなく、隣のB市であることに気づく。時間はすでに17:00。ここでなんと、B市の市役所の開館時間は17:15まで。電話だけして、爆速で向かう。なんとか行けた。
そこから、自分が住民登録している県のパスポート発行の日数を確認すると、6日(県庁所在地がある市)もしくは8日(今住んでいる市)。でも、平日の月曜日に申請を出して、日曜日の朝の便に間に合うためには遅くても金曜日(平日のみ)に取りに行かないといけない。詰んだ。マジで終わったと思った。
でも、(航空券がバカ高かったが、数日遅くなってでも)ドイツに行けるかもと思って、月曜日に隣の隣の市にパスポートを申請しに行った。(このとき昔のパスポートが見つかり、無事期限切れ。(-_-;)。必要なものは土日に準備完了)そしたら、なんと、前日交付という制度があるらしく、本来であれば次の月曜日の交付が金曜日の15:00以降に交付されるとのこと!
でも私は気づいてしまった。「ってことは、三次試験には行けない⁈」と。
三次試験まで行けたのならシミュレーションだけでもやりに行きたかったのですが、当時はまだ大学三年生で、管制官の試験が本命ではなかったので、三次試験は辞退することにしました。これで私の2022年管制官への挑戦は終わりました。
その後、無事予定通りドイツには行けました。(現地人の優しさやその他の環境などにも恵まれ、ドイツを好きになりました。また全然行きたいです!)

で、何が事件なのかって話ですよね。もちろん辞退したことも一大事でしたが、最終の合格発表のときに発表される受験者数が問題でした。2022年はなんと、三次試験に行かなかった人が1人だけでした。それはそれは、このことを知っていた人たちでツイッターがにぎわっていました(-_-;)。
以上がよくスペースでいじられるパスポート事件でした。多分保安大に入ってもいじられそう。同期になるみんなは優しくして🥺

次回予告

次は2023年一次試験。2023年はまー珍事件がたくさんでした。ほんとよく受かったと思うくらい色々起こった(起こした?)ので、また見てください。

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