試験の説明多め(+適性について)

こんにちは、panです。

前回はテスト期間中に管制官を志望し、問題を解き始めたという話を書きました。
で、実際に初めて解いてみた点数についてなんですが、
基礎能力試験 25/40
英語 長文11/15, 文法5/15
適性 記憶図 0/15, 空間26/45
でした。


以下試験の説明
試験のことをあまり知らない人に説明をすると、管制官の試験は一次試験から三次試験まであり、以下のような構成
一次試験:基礎能力試験、適性試験①、英語のリーディング、リスニング(一次通過した人のみ採点)
二次試験:日本語面接、英語面接(英検2級の面接みたいな)
三次試験:適性試験②、身体検査
一次、二次試験は点数化、三次試験は合否のみ

さらに、一次試験の詳しい内容というのは、ざっくり言うと
基礎能力試験:センター試験の色んな科目をごちゃ混ぜにした問題
適性試験:
・記憶図:航空図を5分で覚えて、10分放置、何も見ずに問題に答える
・空間把握:サイコロを頭の中で転がして、どこに何があるのかみたいな
英語:
・リーディング:長文が13題、段落の並べ替えが2題、文法が13題、発音・アクセントがそれぞれ2題
・リスニング:聞いているときは質問文が見れなく、ただひたすらメモを取る。問題を答えるときはそのメモを見て解く。問題は10問しかないのに、解答時間が長すぎて暇な試験。
(気になる人は調べてみてください。)


当時のことはそこまで覚えていないのですが、感想としては、基礎能力はそんな知識ないし、時間もない、英語の長文は読むのがだるい、文法はむずい、適性の記憶図は覚えられない、空間把握は時間ないっていう多分よくある感想だと思います。

これはやばいと思って、適性の問題だけはまず対策しないと。と、(前回も書きましたが)なぜか所属する学科で、4年間の中で一番試験が大変だという二年後期のテスト期間中に適性の問題を解きまくりました。
実際にやった対策としては、めっちゃ下の方に書きます。興味がある人は見てみてください。

で、大学の試験が終わり、適性の問題だけではなく、他の科目も本格的に試験の対策を始めました。
だが、しかし、英語の長文をあまりにも読みたくなくて、そこはやりませんでした。(-_-;)
上の点数を見て全然点数が取れているのに何を言っているの?と思っているそこのあなた、君だよ、君!
あの問題はさすがにできれば解きたくない問題たちだと言い訳させてください。マジで無理です。難易度で言えば英検準一級+専門用語たくさんといった感じでしょうか。なので、無理です!(一応英検準一級は持ってはいるのですが、今でも解きたくないです。)

そんなこんなで基礎能力、英文法、適性の対策を始めました。
スー過去や文法書、適性の過去問をやっていたのですが、なんと二週間ぐらいで飽きました。笑
日本史とか絶対覚えられない!好きな数的処理ばっかりやっちゃう!でも自分のことだし、多分もう二度と対策しないでしょう⁈
と思ったので、基礎能力の全部で40問あるうち、後半の13問は全部捨てることにしました。(❕)
(思いっきりの良さは自分の長所だと思っています笑)

まー今回はこんなところで。次回は基礎能力の後半13問を全部捨てた私が立てた管制官試験合格への点数配分と謎に2月中旬から始めた民間企業の併願の話について。
その次ぐらいに一次試験前日、当日、翌日の話になるのかなと思います。

ぜひまた見に来てください。


これより下は適性試験の対策で自分がやっていたことを書きます。
(正直、適性の対策は十人十色の対策の仕方があるので、本当に参考程度にふ~んって軽い気持ちで見てください)

記憶図

とにかく、語呂!間違いなく、語呂!一緒に大きな声で、語呂
(って私は思います。^^)

えー、真面目に私がやっていたこととして、
・飛行機の名前と高度は全部数字で覚えると決める(例えば↓の図の上の方の真ん中にあるNMI-698(350)は69と35だけを覚える)
・二桁の数字の語呂を決める(excelにまとめた。結局使えたかはわからないけど、引き出しが多かったのは良かったのかも)
・自分が覚えやすいような順番でいろいろ覚える
私はまず航空路がどんな感じなのかを覚える。これを覚えるときは、絶対に横→縦の航空路で覚える、というような決め事をすると、迷わずどんなときでもできるようになるのかな。
次に航空路を中心に向かっていく飛行機と外に出ていく飛行機の機体数を区ごとに覚えて、その順番で語呂を作る。

人事院のページにある試験問題例 : https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/mondairei/24_2.pdf

例えば、↑の図の場合、横横\/の航空路で、中に向かっている機体は1区から1, 1, 1, 1, 1。外に出ていく機体は、1区から1, 0, 0, 0, 1。この数字を機体に当てはめると8815, 4127, 6935, 2119, 5124, 7433, 3021のようになる。で、語呂を作る。(ちょっと恥ずかしいので、語呂は省略)
その次に"至 山沢"というような行先の最初の方にある文字を1区から覚える。問題の選択肢から名前が分かればいいので簡単に。この場合、やま/すみ/いん/めい/だい/かわ/さく/かべ。語呂を作るなら、「んだ(澄んだ)原は、名大の前にあるいた花がまで浸食してきたから。」
といった感じです。

基本的には、過去問を何年分か解いて、語呂を速く作れるように車のナンバーを見て語呂を作る練習をやっていました。

それと、覚えてから問題を解くまでの10分間はYoutubeを見ていました。
Sくん(初登場👏。いつもXで試験の情報を流してくれている人)から試験当日は試験監督が何かを説明しているよ、という情報をゲットしていたので、無音の環境ではないということは覚えておいてください。

注意点としては、私は満点は狙っていないです。基準点に引っかからず、そこそこの点数で良いと考えていました。なので、自分が数字を覚えるのが得意ということを利用して地名の問題をほぼ捨てるという方法にたどり着きました。なので、本当に参考程度にしてください。

空間把握

問題を解いたあとの分析が大事かなと。
何を分析したかというと、5問ごとに区切りがあるので、その5問ごとにかかった時間と、種類ごとにかかった時間の平均を見ての分析です。
多分初めて解くときは時間がないです。でも、時間がないとは言うものの、どの問題で時間が足りなくなっているのか、たまたまその5問だけ引っかかった(沼にはまった)のか、どの種類の問題が苦手なのか、大幅に時間が足りないのか、あと少しで終わるのかなどなどが分析を通してわかります。

自分の得意不得意が分かれば、そのあとはやるのみです。得意分野はもっと時短して解けるように。不得意な部分は5問をなるべく3分ぐらいでできるように。
(25分で45問なので、一問33秒が目安。マークすることも考えると28秒ぐらいになって、5問で2分ちょっとぐらいになるのかな)

種類別の問題のコツは、もし要望があればまた書くという感じになると思います。(ここまで読んだらわかると思いますが、私はだいぶ自己流でやっていて、大衆向けではないためです。)

以上が私がおこなった適性試験の対策方法です。

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