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SHOW-GOという男を知っているか

昨日の夜、突如として私の愛するビートボクサーのSHOW-GOさんが夢に出てきた。
そのため今日は「SHOW-GO」という奇跡の大天才について熱く語りたい。

私は大学時代ふとしたきっかけから、ヒューマンビートボックスの世界にどハマりし、夜通し世界大会に熱狂したり、新しい動画を毎日の糧にしたりして生きていた。

ヒューマンビートボックスというのは、口のみを使い音楽を奏で、その場の人間を大熱狂させるという、身一つでできる最強芸術である。
世界中に名プレイヤーが存在し、言語の壁を越え世界が一体となる、とってもピースフルな点が最大な魅力と言える。
日本ではHIKAKINさんやDaichiさんが昔から有名だが、最近日本のビートボクサー界隈はかつてない賑わいを見せており、凄腕ビートボクサー達が続々とここ数年で登場している。
そして盛り上がりの勢いはそのままに、ついに今年の10月、ヒューマンビートボックスの世界大会である「Grand Beatbox Battle 2023」が日本で開催されるのだ!
凄い!凄すぎる!!!日本人ビートボクサーたちありがとう!ビートボックスをしてくれてありがとう!
同じ時代を生きられて本当に幸せだ!!!

と言った具合で私のビートボックス熱は手が付けられないほどであり、当然好きなビートボクサーは山ほどいる。
だがその中でも、今回は私が最も愛している方を知っていただきたい。
その名は「SHOW-GO」。
彼はセンスの暴力で私たちをボコボコにしてくる。
ビートボックスの中にも楽しみ方が多々あり、バトル形式が好きな方もかなり多い。
しかしその中で彼は、楽曲の作成を中心に活躍しているのだ。
かつてはバトルにも出場しビートボックスファン達を沸かせていたのだが、彼は自らの良さを最も活かしきれる方法を知っていたのだろう。
現在はビートボックスを使った楽曲を世に生み出し続けてくれている。

彼の生み出す曲はまさに芸術。
誰もが一目見ただけで、ワンフレーズ聴いただけで、オシャレだ…。と言ってしまうそんな魅力がある。
と同時に恐らくSHOW-GOさんが好きな物、信じる物を詰め込んでできたものである事が伝わってくる。

またルックスひとつとっても、かなり尖った髪型で、おばあちゃん服屋で購入した服をめちゃくちゃオシャレに着こなすという、かなり稀有な存在である事がわかる。

(お顔は言うまでもなくどタイプだ。なんだよ。別にいいだろ…。)

曲について詳しく言うと、SHOW-GOさんは他の人にはなかなか出せないビートボックススキルを持っており、それを一つ一つ彼にしかない感性を使って組み立てている。
また曲調は全体的にスタイリッシュで、でもどこか儚げな印象を受ける。
それとなんと言っても美しい歌声。ビートボックスをやりながらあそこまで歌えるのももう理解の範疇を超えているのだが、彼は歌だけを歌わせても芸術なのである。
彼の口からは人を癒す何かが出ていると思わざるを得ない。

また彼の作品を語るなら欠かせないのがミュージックビデオである。
SHOW-GOさんが作成するMVは、彼にしか出せない世界観で包み込んでくれ、曲を聴いている数分間SHOW-GOワールドに閉じ込めてくる。

最後にもう1つ。実は歌詞もかなりいい。
私は英語が苦手すぎるので、パッと翻訳は出来ないが、よくよく調べてみるとかなりSHOW-GOさんが表れていて素敵なのである。

私は音楽に関し、知識がある訳では無いため、全てが個人の感想になってしまって悔しいが、実際国内外の凄腕ビートボクサー達がこぞって彼の才能やスキルを賞賛しているため、本物であることは言うまでもないのだろう。

ここまでつらつらと魅力を語らせていただいたが、私の思うこんな一意見を読むよりも、まずは見て聴いて欲しい。そして世界観にどっぷり浸かってみて欲しい。
きっと癒されるなり、前向きになるなり、何らかの作用はあるはずだから。

(因みに全曲好きなことを大前提として、私のお気に入りはfragranceという曲だ。ひっそりとオススメしておく。)

世に溢れる作品は大体そうだが、SHOW-GOさんの作る作品は特に、造り手の才能と努力を間近に感じることが出来るのである。
想像を絶する練習量だろう、沢山考えて曲を作っているのだろう。そう思いを馳せるととても愛おしくなってくる。
同じ年に生まれることが出来て心から幸せに思う。
これからも彼が生み出す音楽に溺れて生きていきたい。
彼の今後の活躍を楽しみに私も力強く生きていこうと思う。

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