見出し画像

コミュニケーションには価値がある

Lively代表の岡えりです。

私たちは、誰でも会話を販売できるプラットフォーム「Lively」を提供しています。

「会話」といっても、Livelyが重視しているのは話す力ではなく聴く力です。

Livelyが目指す世界は、コミュニケーションの力で孤独をなくすこと。
コミュニケーションには、孤独を癒やし、絶望の淵にいる人にでもそっと寄り添うような力があります。

孤独は人を病ませる

私が浪人生の頃、祖父が交通事故に遭い、一緒に暮らしていた介護が必要な祖母は老人ホームに入りました。

交通事故にあった祖父は当時92歳。骨折し入院が必要でした。
家族の体が弱ってしまうのではと心配をよそに、元々パワフルな祖父は驚異的なスピードで回復し、歩いて自宅に帰ってきました。

ところが、一人暮らしになった祖父は
「生きている意味がない」
と言い始めました。

そんな後ろ向きな言葉を祖父から聞いたのはそれが初めてで、大きなショックを受けました。

「おじいちゃんのために何ができるんだろう」と悩んだ当時浪人生の私は、とにかくコミュニケーションを取ることにしました。

「前に戦争の話してくれたの、あれもう一回話して」
「あのとき、あの人はどうしたんだっけ?」
「おじぃはそのときどうしたの?」

本人が大切にしている思い出や感情を引き出しながら、共有する。日々そういった対話をすることによって、塞ぎ込みがちだった祖父の表情や発言も変化していきました。

この体験をきっかけに、人の話を聴くことで相手を元気にする仕事がしたいと思い、作業療法士になりました。

聴き上手が活躍するサービスLively

人は話を聴いてもらうことで元気になります。

「誰かにモヤモヤを話したい」
「ちょっと愚痴を聞いてほしい」
「悩みがあるから相談したい」

というときに安心して話ができるような場を作りたいと思って開発しました。

Livelyは話すのが得意な人が活躍するライブ配信サービスではありません。聴く/訊く/話させるが得意な人が活躍する、ライブコミュニケーションサービスです。

既存のライブ配信サービスは、配信者が主役です。
人気のある配信者がパフォーマンスをし、それを視聴者が見にきます。
視聴者の質問に答えるといった双方向のコミュニケーションではあるものの、あくまでも主体は配信者側にあります。

一方、Livelyでは主役はルームに遊びに来る人たち(ゲスト)です。
ルームのホストには、ゲストのお話をしっかり聴くことを大事にしてもらい、双方向の温かいコミュニケーションが生まれる場を目指しています。

実際のルーム画面
大きく写っているのがホスト、小さく写っているのがゲストです。
オンライン通話のようにお話ができます

Livelyには聴く力を持っている方に、ホストとして活躍していただいています。(ホストインタビューはこちら

α版では笑いあり、涙ありの対話の場面、Livelyだからこそ生まれた新しい出会いもありました。

β版に向けてホストを募集しています

現在Livelyはα版、つまり完成にはまだ遠い試作品です。
ルームを開くのも、試験的に限られた方にオープンしていただいている状況です。

秋にはβ版、つまりバージョンアップしたものをリリース予定です。
β版では活躍できる人をもっと増やしていきたいと考えています。

このnoteを読んで、Liveyのホストに興味をもってくれた方は、「Livelyストアをはじめよう」のLINEを登録をお待ちしております。

こちらのLINEでは、先行でホスト募集の案内を行っていきます。