見出し画像

FEエンゲージ 2周クリアしたので感想

どうも。あやたかと申します。

今更ながらFEエンゲージをクリアした感想を書いていきたいと思います。
(一週目:ハード、二周目:ルナティック)
ちなみにFEは風花雪月からの新参者ですが、シリーズは大体やってます。

【総評】
減点方式なら50点、加点方式なら85点みたいなゲームでした。
正直微妙な点は多かったんですが、それ以上に魅力にあふれたゲームでした。
僕はゼノブレイドシリーズの中では2が一番好きなので、このゲームの評価も高いです(?)

以下、項目ごとの詳細です。
※ネタバレをガッツリ含みます。

【ストーリー】
★★☆☆☆ かなり微妙
登場キャラがみんなアンポンタンで指輪が行ったり来たりして没入感が無かった。何故か過去にも行くし。
でもリュールが紋章士になるくだりは面白かったです。

今までのFEシリーズのシナリオがすごく良かったとは言いませんが、基本的に薄味の汁物みたいなストーリーが多かったのでそれほど文句はありませんでした。
それと比べると今作は調理に失敗した感じでしたね。(暗夜よりはマシ)

とはいえそもそもが歴代主人公を出演させるお祭りゲーみたいなものなので、発売前から期待はしてませんでした。
ストーリーが良いに越したことは無いですが、FEに限っては一番大事な部分ではないと思うので致命傷は免れています。



【キャラ】
★★★☆☆ orz<<<ウェイピッピデスゾー!!
若干覚醒if路線に戻った気がします。
属性的なキャラ付けが先行してそこから脱し切れていないキャラが多い印象です。

土下座やらなんやらコミカルな部分があってもいいんですが、世界観や他キャラとの絡み、過去の経験などから来る深みのあるキャラ描写が欲しかった。(そういう要素もあるにはあるけど、全体的には微妙。)

支援会話も中身が薄めだし、絆会話なんて暁の女神の支援会話を思い出すレベルでした。
もしかして暁の女神ファンへのサービスってことですか?
「あ、○○○!だいじょうぶか?▼」
「もちろん!おれはまだまだやれるさ。▼」

絆会話はデフォの組み合わせ(ユナカ×ミカヤとか)のみに絞って内容を濃くして、開放すると少し特典がある(スキル継承のSP軽減とか)みたいな感じにしてほしかったかな。

なおキャラデザは良かったので星三つとします。
お気に入りはラピスです。

【演出】
★×? 評価不能
エムブレム・エンゲェェジ!!!


散々言われている通りニチアサです。別に嫌いというわけではないです。

最初OPが流れた時は不安しかありませんでしたが、全体でその姿勢を一貫してくれたので最後の方にはむしろ好きになってました。
エンゲージビームなんかは正直腹を抱えて笑いましたね。
絶妙なダサさが癖になってしまい評価に困ります。

それ以外で言うと所謂棒立ち感などは流石に気になりました。
昔のFEをやってみると大体立ち絵だけで表現されているので気にならないんですが、3Dになるとそれ相応の演出、表現が必要ってことなんでしょうね。

ちなみに戦闘関係のモーションはだいぶかっこよかったです。
ラグネルがただの魔法剣みたいになってたのは残念ですが・・・。

【マップ】
★★★★★ 最高

単調さが目立つ前作の風花雪月から打って変わって、毎マップ非常に楽しめました。
(念のため言っておくと風花雪月は一番好きな作品で、8周以上やってます。)

宝箱を開けて逃げるシーフや四方八方からあふれ出す増援、大量の敵と一緒に突っ込んでくるボスなど、どれも初見でやってギリギリ処理できるかできないかくらいの難易度に設定されていてニヤニヤしながらプレイしてました。
ボスが複数いたりHPゲージがあったのも良かったですね。
単騎で突っ込むのがきついゲーム性も相まって強いユニットで無双して勝利とはいかなくなったので、歴代でもトップクラスの高評価です。
ありがとうインテリジェントシステムズ。

↓↓↓以下特に印象に残ったマップ↓↓↓


(11章 撤退)
10章からの連戦、紋章士と時戻しを奪われた直後のマップで、これらに頼り切っていた軟弱者に対するヴェイル様からの贈り物です。
本当にありがとうございます。グリの気持ちが少しわかりました。
自分が指輪を使えないだけでなく敵にその強さをわからされ、絶望を感じながら脱出地点を目指せたのは最高の体験です。

途中で顔に網を張り付けた謎の女が指輪を持ってきた一幕もありましたが、演出面のアツさを感じつつも正直「まだ早いだろ!」と言いたい気分でした。


(25章 最後の門番)
増援!ドロー!増援!コラプス!増援!増援!シーフ!増援!増援!増援!
馬鹿が考えたような量の増援と妨害杖を捌きながらボスを目指すマップです。
半分のユニットで増援を誤魔化しながらもう半分で特効を仕掛ける感じになり、「ここは俺たちに任せて先に行け!」みたいなドラマを感じてアツいものがありました。
BGMも相まって「終盤マップ」感が強く、特に好きなマップです。

(アイク外伝)
建造物損壊罪。

【育成】
★★★★☆ 概ね満足。

紋章士と継承スキルの組み合わせを考えるのがポケモンのパーティ構築みたいで楽しかったです。
ポケモン好きな人は多分FEも好きなので、FEのプレイ人口が増えることを祈ってます。

どのキャラも汎用職につけるシステムで自由度を担保しつつ、成長率や初期値だけでなく天性素養や初期SP、専用職などで差別化を図っていたのは好印象でした。(格差とも言う)
スキルも速さ+1→速さ+2のように段階的に習得できたのはうれしかったです。
細かい強化を重ねていった方がモチベが上がりますからね。

とはいっても継承スキルのコストが高くてスキル枠も2つなので、SPを気軽に使えなかったのは若干マイナスです。

兵種バランスも良かったと思います。
ウォーマスターが強いとかはありますが、前作よりはクラスの多様性があるように感じます。

【BGM】
★★★☆☆ 悪くない
序盤のBGMは正直印象が薄かったので何とも言えません。
中盤のソルムあたりからのBGMは耳に残る感じでしたし、終盤は雰囲気にマッチしていて評価は高いです。

ただ正直に言うと曲単体で好みのものはあまりありませんでした。
個人的に暁の女神や風花雪月のBGMは単体で好きなものが多く、GBA三部作や今作のBGMはステージとの兼ね合いありきみたいな、そんな感じですかね。

完全に好みの問題なので、意見があわなくてもお許しいただきたい。

外伝で流れるBGMはどれも思い出と新しさが共存したような感じで良かったですね。
まあプレイ歴はまだ浅いんですが。

特に紋章、聖戦、if辺りが特に好きですが、今作のBGMとして良いか迷ったので対象外です。

【拠点】
☆☆☆☆☆
一回だけ筋肉体操をやったものの面白くなく、それ以来全く触ってないので評価は無しです。
拠点活動を色々充実させようと試行錯誤してる感じなんでしょうか。
前作は限られた行動回数の中でどれを選ぶのかという面白味がありあましたが・・・。

【まとめ】
ストーリーやキャラ、演出など色々と粗が目立ちますが、最も大事な育成とマップは非常に評価が高いので、全体としては良いゲームだったと感じます。

ストーリーが微妙だけど戦闘が面白いというのは暗夜に近い気がしますね。

いつか今作並みの戦闘の面白さに、風花雪月並みのキャラ描写が掛け合わされた最高のFEが発売されたらうれしいですね。
ストーリーは蒼炎みたいな感じでお願いします。


また今度キャラ、クラス、紋章士あたりのランキングでも作るかもしれません。

共感、反論、独り言、なんでもいいのでコメントをもらえると励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?