車両保険を1年間に2回使うと、保険切り替えが難航したよって話

昨年1年間で2回車両保険を使った。

1回目は妻の事故。コインパーキングで車止めを乗り越え、後ろの車に衝突してしまった。

2回目は飛び石。高速を走行中にフロントガラスに小石が直撃。ヒビが入る。前を走っていた車が犯人だと思われるが確証がないので請求することができない。

1回目は全額60万円ほどかかったが全額保険の範囲。2回目となると自己負担10万円が発生した。保険の範囲でやってくれたのは15万円分くらい。

ここまでは良かった。仕方なかった。問題はここからだ。

ちょうどSBI損保ではない、別の保険会社にしようと思っていたので、自動車保険キャンペーンで一括見積もりをしてみた。

いつもなら「ありがとうございます!後ほど各保険会社から見積もり結果が届きます!」という前のめり的な画面が出るのだが、出ない。

代わりに出たのは「申し訳ございません。お客様にご提案できるプランがありません。」といった内容の画面。

1社だけではない。何社もそうだった。

具体的には、ソニー損保チューリッヒおとなの自動車保険アクサダイレクト三井ダイレクト。これら全てがだめだった。

仕方ない、SBI損保を継続するか。と思い、ネット上で翌年のシュミレーション・見積もりをしてみようと思ったが、できない。電話してくれとの表示が出ている。

電話をしてみると、どうやら1年間に2回以上車両保険を使うと、ネットからの継続申込はできない、とSBI損保の担当は言っていた。他社でも申し訳ございませんと言われたのは、これが関係しているのか。

普通に考えればそうなのだが、短期間に車両保険を何度も請求するような客は、保険会社からすれば迷惑だ。欲しいのは、保険料だけ垂れ流しで払ってくれ、無事故の客。保険料がすべて利益になる。

俺のような客を嫌がるのは不思議ではない。利益を吐き出す要員でしかないからだ。儲けが見込めない客を簡単には継続させないのは当然だ。

最終的には電話で状況説明し、1年間は車両保険は付けられない、搭乗者傷害保険は付けられない(だっけな)、それでいて保険料は3割くらい値上がり、という条件で継続更新した。他の保険会社では門前払いされているから、この条件を飲むしかなかった。

今回の経験で学んだ教訓は「2回目の修理は自己負担しろ」だ。数十万円かかるかもしれないが、他社を検討できなかったり、翌年車両保険を付けられない方が損失が大きい。

もし何かの事故か何かで自分の車が大破したら、全額自己負担での修理になる。廃車になり、別の車を買う必要があるかもしれない。リスキーな状態で1年をやり過ごさなければならない。今まさにその最中。

車両保険は1回まで。そうしないと、翌年不利になる。




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