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シティリーグS3振り返って~備忘録~


はじめに

 皆さんはじめましてキオと申します。
 今回、2024年シーズンのシティリーグS3にて準優勝🥈の成績を残すことができましたので、簡単ではありますが備忘録を残したいと思い筆を走らせています。
 取り急ぎ書いたものなので、至らない点や分かりにくい点などあるかと思いますが、基本的には全文無料で書いていますので最後まで読んでいただけると幸いです。


使用デッキ


 こちらが今回使ったリストになります。

D8G4D8-uCZDQ8-xc8xG8
S3使用 ピジョット/リザードン

こちらのリストについては、ヨネダタクヤ選手(@Takuya‗pcg)のnoteを参考に組んだものになります。基本的な動きや各対面の動きについてはこちらのnoteを読んでいただくことをオススメします。

https://twitter.com/Takuya_pcg/status/1767084414415319222?t=Kc8kb4Pm1G4egq2iEAaUtw&s=19

当日のマッチアップ

予選スイスドロー6回戦
①ピジョリザ先❌
②ピジョリザ先⭕
③イダイナキバ先⭕
④ピジョリザ先⭕
⑤ビーダルリザ先⭕
⑥アルセヤドラン後⭕
予選5-1 5位
決勝トーナメント
①ビーダルリザ先⭕
②アルセヤドラン(再戦)後⭕
③未来カイナ先❌
トータル7-2
準優勝🥈
となっています。

よくを言えば優勝したかった…


 1戦目のミラーマッチでは、序盤苦しい展開から盤面を作っていましたが、飴からリザードンとピジョット立てた返しにデヴォリューション打たれて巻き返せず撃沈しました。
 決勝では、マキシマムベルトを付けたリザードンでサイド先行しましたが、返しにロストスイーパーで剥がされたことやかがやくリザードンから取られたこともあり2枚目のリザードンexが準備できず負けてしまいました。攻撃を開始するには早かったと反省しています。


各種採用カードについて

とはいえ、『ヨネダ先生の読んでください!!』では味気ないため、自分自身noteを読んだ上で私なりに感じたことについて皆さんと共有できる形にしたいと思います。またリザードンやピジョット、ふしぎなあめなどの固定枠の説明については割愛させていただきます。ご了承ください。

・リザード(sv3)1枚

いい目つき


HP90 ワザ 炎炎70 自身に20ダメージ加わります。
 主な用途としては、ミミッキュの突破に使います。
 今回のシティの3戦目では、採用していたことによりお相手のミミッキュを許さない動きをすることができました。
※実は…
 シティ2日前にチーム内のDiscordにこのリザード無しのリストを上げたところ、『なんで入れないの?』と聞かれましたが、実は持っていなかったんです…。(黒炎をあまり買ってなかった) 前日にpapapokecaさんから頂きました。無かったら負けてたので本当にありがとうございました。
 今後もリザードンのシェアは維持されると思いますので、LO系統のデッキとのマッチアップは避けて通れぬ壁となるため、このリザードは必須ではないかと考えます。

このような特性はいつの時代も強い

・リザード(sv4a)1枚
特性:フレアヴェール
 このポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。

出た当初は使うどうか怪しかった。デヴォリューション出てから評価変わったよね


 デヴォリューションやロストマインへの対策になるため、ピジョット型には欠かせないカードとなっています。またなかよしポフィンの登場によりマナフィとジラーチをベンチに置きやすくなったため、HP100のリザードを採用しなくても生存確率があがったように感じています。
 またリザードを計2枚採用することでリザードン進化へのハードルが下がることも大きなメリットとなります。
※リザードンというデッキの性質上、早い段階からサイドを取りに行かなくてもいいという面でも中間進化の価値は高いと感じています。

・ヒトカゲ(sv3)4枚
HP60 ワザ 炎ヒートタックル 30

かわいいけど、かっこいい

 Eレギュのカードプールが落ちたことによりロスト軸のデッキの弱体化(ロストゾーンのカードが貯まる速度の低下)や頂きへの雪道が無くなったことにより HP70 ワザ まるやけを採用するメリットが減少。また1エネ30出すことができるヒトカゲを複数枚採用することで、トドロクツキexのワザ『くるいえぐる』をヒトカゲで返しやすくなったメリットは大きいと感じています。今回、カビゴンLOデッキと当たっていませんが、ヒートタックル連打して自滅することで、リザードンの打点を210まであげることができ、お守りの付いたカビゴンを上から取ることができます。

・ロトムV(s11)2枚
特性:そくせきじゅうでん
 自分の番に1回使ったなら、自分の番は終わる。自分の山札を3枚引く。

何回充電したことか


 ピジョット型を使ったことがある方は分かると思いますが、ふしぎなあめや進化先を揃えつつ、展開していくと手札が全然足りない(2~4枚だけ)状況に陥りやすいです。序盤は特性を使い、必要札を揃える動きが最重要となっているためロトムが1ターン目に置くことができているか否かでその後の試合展開に大きな差が生じてしまいます。
 ロトム2枚採用が主流になりつつあった当時は、ロトム1枚をヒスイのヘビーボールで回していました。しかし、ペパーからヘビーボールを持ってくる動きがそこまで強くないと感じたため、大人しく2枚採用をしました。サイド落ちケアだけでなく、スタートできる確率があがることが実は強みとなっています。ロトム、ポッポ、ヒトカゲでスタートを切ることができれば、その後に必要なポフィンやボールの枚数が変わってくるため、2枚採用して良かったと感じています。ロトムでスタート切っても特性使うことができますが、ネオラントでスタート切ってしまった場合、特性を使うことができないのでね… 
 また今回のシティではサイドにロトムが埋まり起動できない試合は1度も起こりませんでした。

・カウンターキャッチャー(sv4M)3枚+ボスの指令2枚

リザードンの大幅な強化カード

 ボスを含めて計5回は裏を呼ぶことができます。カウンターキャッチャー3枚もいるのか・・・?と当初は思い、2枚に減らしていた時期もありましたが、チームメンバーの方がカウンターキャッチャー3枚の構築で結果を残しているのを見ていたので強いことには間違いない、ただ自分が気付くことができていないといった状態でした。ヨネタク選手のnoteを読み込むこと中で、敢えてカウンター状態を作ることやそれまではロトムの特性で手札を貯めつつ盤面を作る時間に充てることで、相手から攻撃を仕掛けてくることが多くカウンター状態を作り出すことができました。
 ※ツツジやナンジャモを絡めながらカウンターキャッチャーで相手のリソースを削っていく動きはやはり強い。3枚使い切ることもありました。

・ともだち手帳(sv1S)1枚

枠があるなら入れたい


 ピン刺しのサポート(ツツジやフトゥー博士のシナリオ)やボスの指令を+1~2回使用できます。またピジョット型であるがゆえ山に戻したカードを確定サーチできるため、シナジーは抜群です。
 フトゥーは1試合2回使うこともありました。ハイパーで切ってしまっても手帳があることで安心感は担保されていたように思います。

・こだわりベルト(s9)1枚

こっちのイラストが好き

 ここの道具は本当に悩みました。まけんきハチマキなのか、げんきのハチマキにすべきなのか。
 ただ今回、ACESPEC枠をマキシマムベルトで採用しているため、まけんきハチマキやげんきのハチマキで使う場面があまり想定することができませんでした。こだわりベルトであれば、かがやくリザードン+ベルトでHP280ラインのVSTRの突破がしやすいと感じたため今回はベルトを採用に至りました。
 こだわりベルトが正解ではなく、ここの道具枠は環境に応じて変えていく枠だと思ってます。
・フトゥーのシナリオ(sv4M)

実質アセロラ

 ポケモンいれかえの代わりに採用しています。ポケモンいれかえだとペパーから繋がることも強いのですが、友だち手帳を採用されているこもありピン刺しサポートが強く使えること、ミラーマッチで勝ちやすくなることを理由にフトゥーを採用しています。実際にリザードンで受けて、返しにフトゥーで回収し逆転する場面は多くありました。サポート権を使ってしまうため使いどころは難しいですが、ぜひ試していただきたいなと思います。

 以上が各採用カードについて自分なりの見解でした。

不採用カードについて

・ネオラントV(s9)


1:ネオラントVでスタートを切りたくない
2:序盤~中盤にかけてネオラントVで持ってきたいサポートがそこまでない。(中盤以降だとマッハサーチで十分すぎる。)
3:ロトムVとネオラントVを同時に展開しないといけない試合展開が起こり得る。本当はロトムを盤面から削除したいのに・・・ネオラントが残ってしまう。
4:ベンチが狭い。ロトム、ポッポ、ヒトカゲ2面、マナフィ、ジラーチ、かがやくリザードンなど置きたいポケモンが多数いる。
以上の4点の理由から不採用としています。

・まけんきハチマキ(sv1S)

逆転がテーマ


 アルセウスやギラティナを重く見ていたためまけんきハチマキの採用は見送りました。パオジアンやトドロクツキ、タケルライコなどのデッキが流行りだしたら採用を検討してもいいかもしれません。

・プライムキャッチャー(sv5M)

グズマは強い


 プライムキャッチャーを採用するのであれば、まけんきハチマキを採用しなければならないかな?と思っている1枚です。特にミラーやビーダル型ではマキシマムベルトのほうが強いと感じていました。入れ替え札としても使うことができるのですが、カウンターキャッチャーで事足りると思ったため見送りました。

・ヒーローマント(sv5M)

+100はダメよ

 ピジョットやリザードンが終盤1撃を耐える可能性があるため、練習時には採用していましたが、ロストスイーパーで乗り越えられてしまうことが多く採用を見送りました。相手に使われた場合は嫌だなーと思います。

各対面での立ち回りについて

 基本的な立ち回りについては、ヨネダタクヤ選手のnoteを読んでいただきたいです(本当に)。上記のnote読んだ上で自分なりに意識していたことを書きたいと思います。シティ前に書き上げたメモを参照してますので、私自身の感覚的な部分も混じってしまうこともありますが、そこはご了承いただきたいと思います。 ※デッキ相性または優劣について。各対面を自分自身が深堀できるほどこなせていないため、割愛させていただきます。

対ビーダル/リザードン

  1. ビーダルが複数対立っていた場合でもビーダルラインから狙っていきます。サイドプランは1-1-1-1-2。

  2. 崩れたスタジアムは先に貼り、相手のベンチに圧をかけていきたい。

  3. 最後の2枚をマキシマムベルトを付けて取りたいため、サイド確認は丁寧に。

  4. 攻撃を一度受けたリザードンをフトゥーで回収できる時はしておきたい。そのためには後ろにリザードが置けるなら置いておく。

対ロストギラティナ

  1. サイドプランは2-2-2

  2. サイド先行するとピジョットをロストインパクトで取られてしまうため、ギラティナに180か210与え、ダメージを散らしておく。

  3. ギラティナが1面かつイサハが飛んできた場合はかがやくリザードンかピジョットでベンチに下がったギラティナを取る。※お相手のイサハではピジョットが取れないため

  4. キュワワーやウッウは基本的には無視をしていく。


対ロストバレット

  1. サイド先行されてからポッポ⇒ピジョットに進化させていく。進化かつサイドを先行した場合、ライコウでピジョットが簡単に取られてしまうため。

  2. ロストの数を見ながらマナフィ⇒ジラーチの順で置いていきたい。

  3. ギラティナ対面とは違いアタッカーを狙っていく。※採用枚数が少ないため。ウッウ、ヤミラミなど

  4. 大半のリストにナンジャモが採用されていないため、そくせきじゅうでんで序盤は手札を貯めていく。

  5. サイドが3になるタイミングでナンジャモを打つ。相手の手札に抱えていたツツジを山の下に送るため。逆に言えば序盤から暇打ちしないことは意識していました。

  6. 1匹目のリザードンにはミストを貼ってくるいえぐるで簡単にサイド取らさせない。


対アルセウスギラティナ

  1. サイドプランは2-2-2

  2. サイド先行されてから攻撃を始める。

  3. ロストギラティナ対面同様、ギラティナから攻撃を当てていく。イサハ飛んできた場合は相手の場のエネルギーが無くなるためイサハかギラティナを取るとエネルギーが場から無くなってしまう。

  4. ダメージ乗っけたギラティナはピジョットで返すことも視野に入れておく。


対イダイナキバ

  1. リザードンとピジョット、リザード(ヒートタックル)は確実に立てていきたい。

  2. ピジョットのマッハサーチで落とされたくないカードを回収しておく。(ボスの指令、友だち手帳、ロストスイーパー、釣竿)

  3. おまもりが付いていないゲッコウガやイダイナキバを狙っていく。

  4. ミミッキュを前に出されても山は削れないため、攻撃できない時は必要なカードを集めるターンにしておく。

  5. ロストスイーパーはミミッキュのおまもりを剥がすために置いておく。

  6. サイド3のタイミングでナンジャモを使い山を増やしておく。


対古代デッキ(トドロクツキやコライドンが入ったデッキ)

  1. ゲッコウガ⇒トドロクツキの順で狙っていく。

  2. コライドンのげんせいらんだでは打点が出ないため、序盤はロトムで受けつつ手札を貯めていく。

  3. ダメージが乗ったロトムやリザードンは崩れたスタジアムやフトゥーで回収していきたい。


対未来カイナ

  1. サイドプランは2-2-2

  2. ミライドンの攻撃をロトムで受けつつ手札を貯めていく。

  3. ピジョットを出してしまうとサイド3枚取られるため極力立てない。※リザードンがあまり作れない時は立てる場合もあり。

  4. 失敗談も含め。マキシマムベルト付けて先行する場合はロストスイーパーで剥がされてしまう可能性もあるため注意が必要。2体目のリザードンを確実に立てられる盤面になるまで盤面作りをしてもいいかも。※リザードン対面、テツノカシラを立てない場合もあるためお互いに待ちのターンができてしまいやすいと感じた。


対カビゴン

  1. フトゥーが入ってはいるがキツいマッチアップではあることに間違いない。※スタートポケモンによる。

  2. ヒトカゲで自傷しながら相手にサイド取ってもらい210出せるリザードンを用意しておく。

  3. エリカで呼ばれないように手札に来たたねポケモンはハイパーボールで切って釣竿で山に返す。 


対ルギア

  1. リザードンを1撃で倒してくるポケモンがチラチーノであるため、チラーミィをリザード(ヒートタックル)で取る。

  2. またはアーケオスを狩り尽くす。

  3. どちらのプランで進めていくかは相手のルギアがどこまで盤面形成できるかによって変わるため、練習あるのみだと思います。※チラーミィ同時に2面置かれるとキチぃ、、、


対ピジョット/リザードン(ミラー)

 構築勝負といっても過言ではないぐらい、構築の差によって勝敗が分かれます。
 ミラーを重く見てデヴォリューションが採用されていたり、マキシマムベルトではなくプライムキャッチャーが入っていたりなど… 
 今回、ミラーマッチを3戦し2勝1敗だったためそのことも踏まえながら書きたいと思います。

  1. サイド先行された場合は相手のピジョットから先に狙っていく。

  2. ピジョットを倒せるターンには手札干渉を入れる。ツツジ⇒ナンジャモの順で

  3. マッハサーチで持ってくるカードが特にない時は、ミストエネルギーをピジョットに貼っておく。※1戦目で打たれて反省。2戦目以降は貼るようにしていました。デヴォ入ってる人多かったみたい…

  4. 相手のリザードンが2面立っている場合は、1匹を2回の攻撃で。1匹はマキシマムベルトを付けて倒すことを意識しておく。

  5. 相手のACESPEC次第ではありますが、プライムキャッチャーが見えた場合は2-2でも倒される心配がない。

  6. ヒーローマントの場合も考えられるためスイーパーは無駄打ちしないようにする。

  7. マキシマムベルトの場合、サイドの枚数がお互いに2-2に入ってしまうと先に入っていたほうに軍配が上がるため、序盤から積極的にピジョットを狙って手札干渉をしつつ要求札を上げていきたいところです。

  8. ミラーが一番難しい!!!(本当に)


以上が私自身が意識していたことになります。


最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございました。今回のシティではマッチ運に救われた部分もありましたが、3戦目の対イダイナキバ戦ではヨネダタクヤ選手のnoteとチームメンバーと僕のメモを意識しながら立ち回ることで勝つことができました。
 デッキ自体、回すことはできても、『マッハサーチで持ってくるカードが分からない』といった悩みも有名プレーヤーや色んな方が書いていただいてるnoteを読み込むことで思考を整理し、その場その場にあった選択ができたのではないかと感じています。
 質問などがありましたら、X(旧Twitter)のDMまでお願いいたします。
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 では、本当の最後に近況の報告ことやシティ前の様子などを有料部分として書いていますので、興味がある方、準優勝だけどお祝いに、、、といった方など購入していただけると幸いです。



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