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【MTG モダン】青単アグロ

ほぼ行弘賢さんの創られたスタンダードデッキのままモダンで使ってます。
派手ではないですが、使いやすくて何せ強いので。
例によって仕事が立て込んでいて後で加筆修正します・・・。
(最新修正日:2023年5月31日 18:11)


■まず青単テンポ(青単アグロ)とは

青単テンポ (Mono-Blue Tempo) は、青単色で組まれたクロック・パーミッションデッキ青単アグロ (Mono-Blue Aggro) とも呼ばれる。
主にアドバンテージ源を兼ねる小型~中型の回避能力持ちと打ち消し呪文を用いて敵を制圧する。“アグロ”と呼ばれることもあることからわかる通り、青系のデッキとしては比較的高速なのが特徴。特に『執着的探訪』を採用するタイプは1ターン目から小型クリーチャーを出して積極的な攻勢を展開する。

名称的に、広義には青単のDelver-Goなど歴史のあるデッキもこのアーキタイプに含まれるはずだが、名称として定着したのは比較的最近のこと。

カードプール内にパワーのある3マナ以下のフライヤー、十分かつ軽量なアドバンテージ源、汎用性のある打ち消し呪文の3つがそろった場合に成立する。もっとも青の性質上、性能のばらつきこそあれ、上記3要件がそろわない環境の方が稀である。デッキ性能は主にアドバンテージ源の品質に左右され、『執着的探訪』のような序盤からドローしていけるカードがあると特に強力なデッキになる。

構成要素とコンセプトのシンプルさから、多くのフォーマットで構築されているデッキである。
採用カードに特にアンコモン以下が多いためデッキ価格が非常に安価になる傾向がある。カード自体の購入ができないMTGアリーナなどでは相対的な安さがさらに際立つ。
圧倒的な安さ、動きの単純さ、ゲーム性自体の掴みやすさから、初心者に勧めやすいデッキの1つと言える。

MTG Wikiより

■行弘賢さんの青単アグロ

まずは参考にした行弘賢さんのデッキから。

デッキ名:「 青単アグロ」
使用者:行弘賢さん(日本選手権18 ベスト4 )
フォーマット:スタンダード(カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019)

●メイン:60
【土地:21】
21:
島/Island

【クリーチャー:20】
4:
セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtame
4:
這い寄る刃/Slither Blade
4:
マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster
2:
遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance
4:
大嵐のジン/Tempest Djinn
2:
敏捷な妨害術師/Nimble Obstructionist

【呪文:19】
4:
執着的探訪/Curious Obsession
2:
潜水/Dive Down
2:
呪文貫き/Spell Pierce
1:
送還/Unsummon
3:
航路の作成/Chart a Course
3:
本質の散乱/Essence Scatter
4:
魔術師の反駁/Wizard's Retort

【サイドボード:15】
4:
金剛牝馬/Diamond Mare
3:
否認/Negate
3:
中略/Syncopate
1:
本質の散乱/Essence Scatter
1:
ジェイスの敗北/Jace's Defeat
1:
霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester
1:
睡眠/Sleep

行弘賢さん作 青単アグロ

■MTG Wikiによる解説
『這い寄る刃』などのブロックされにくいクリーチャーと『執着的探訪』のシナジーでアドバンテージを稼ぎながらクロックを刻み、打ち消しやバウンスも絡めてライフを削り切る。『セイレーンの嵐鎮め』や『マーフォークのペテン師』などのウィザードと、『魔術師の反駁』との部族シナジーも重要。『大嵐のジン』を採用する関係上、土地は『島』で統一される。
レア以上はたったの9枚と、比較的財布に優しい。

行弘賢さん作 青単アグロ

また、何よりご本人の解説が非常に分かりやすいです。



正直、そのままでも十分強いと思いましたので、対抗呪文などモダンで完全上位互換になるカードや似たカードで趣味に合うものだけ差し替えてみました。とりあえず現在(2022年末)のデッキリストを。

■青単アグロ:Ver.1

●メイン:60
【土地:21】
21:
島/Island

【クリーチャー:20】
4:
セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer
4:
這い寄る刃/Slither Blade
4:
マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster
2:
遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance
4:
大嵐のジン/Tempest Djinn
2:
敏捷な妨害術師/Nimble Obstructionist

【呪文:19】
4:
執着的探訪/Curious Obsession
2:
潜水/Dive Down
2:
呪文貫き/Spell Pierce
1:
消えゆく希望/Fading Hope
3:
航路の作成/Chart a Course
4:
対抗呪文/Counterspell
3:
本質の把捉/Essence Capture

※サイドボードが行方不明中。
 他のデッキで使うから抜いて忘れてしまった模様・・・。

■感想

・スンッとした顔して淡々と殴り、カウンター持ってなくても持ってる風の雰囲気を出して戦うこと。

・カードを差し替えた結果、バラルの重要度が下がってしまったので、本来ならクビにするべきですが、大幅にデッキをイジることになるのでとりあえずそのまま。ジンも同様。

・クリーチャーの打ち消しは昔ほど多くないので逆に刺せるかなと思い採用。

・土地は結構タイトな感じ。

■独断と偏見の採用カード個別評価

・島/Island

・セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer

・這い寄る刃/Slither Blade
デッキのエース。忍術の種にもピッタリ。

・マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster
コンバットトリックからコンボの邪魔したりと、嫌がらせ要員。

・遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance
現状だとコスト軽減があまり意味ないのが残念。差し替え検討候補。

・大嵐のジン/Tempest Djinn
差し替え検討候補ではあるが、これのおかげで土地が安く済んだり濁老と殴り合えるので保留中。

何故か手札にあんまり来ない

・敏捷な妨害術師/Nimble Obstructionist
嫌がらせ要員。

個人的大好きカード

・執着的探訪/Curious Obsession
這い寄る刃に付けると何のデメリットなく使える。+1/+1修正されるのがかなり偉い。

・潜水/Dive Down

・呪文貫き/Spell Pierce
1マナなのは偉いが、最近使用感が良くない気が。ちょっと尖るが、軽微なつまづき呪文嵌め辺りと差し替えようか迷い中。

・消えゆく希望/Fading Hope
送還の上位互換。

・航路の作成/Chart a Course
執着的探訪同様、這い寄る刃がブロッカー恐れず殴りに行けるので、大体2マナ2ドロー。

・対抗呪文/Counterspell
魔術師の反駁の上位互換ではあるが、ダブルシンボルなのでバラルのコスト軽減が受けられない。

・本質の把捉/Essence Capture
クリーチャーが強化できるが、対抗呪文と同じくダブルシンボルなのでバラルのコスト軽減が受けられない。

■最後に

クロックパーミッションは汎用性が高いですが、プレイングがやや難しいので初心者にオススメかどうかは悩ましいですが、このデッキは元にしたデッキの作成者ご本人の詳細な解説がありますし、何よりモダンでは破格のお手頃価格で作れる強いデッキですので、ぜひ試して下さい!


■【閑話】不採用・保留カード

入れたいけどどうしようかなというカード。

高波エンジン/Surge Engine
単純に大好きなカードで、デルバーデッキにも無理矢理入れて使用中。ジンと差し替えようか検討中。

支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control
嫌がらせPW。

空の踊り手、ムー・ヤンリン/Mu Yanling, Sky Dancer
某カニデッキで使っているので。お気に入り。

激浪の研究室/Riptide Laboratory
デッキ内にウィザードが多いので1枚くらいいれてみようか悩み中。ジンがいなければ・・・。

ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles
土地は島オンリーなので検討中。

否定の力/Force of Negation
買ったのに全く使っていないので、流石に使おうかと・・・。




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