江南市訪問

会社の忘年会ということで、久しぶりに江南市へ行きました。母の生地であり、なんと言っても25年間この地で郵便配達をしていたので、ある意味、自分の生まれ育った所よりも愛着があり、染みついています。

時間があったので、自分の担当していた地域の1つである駅東を歩いてみました。10年間のブランクで、個々の家は忘れてしまいました。といっても、すぐにでも配達はできそうです。

まず目に飛び込んできたのは、20年以上も前に廃業したパチンコ屋(有楽町という名前だったかな？)付近。駅東は寂れていて、いくつかの店も閉店されたようだ。時間はだいぶ前後するが、クリーニング店、本屋、八百屋、キャバレー2軒も無くなってしまった。唯一、コロッケで有名な藤田精肉店さんだけが残っているみたいだ。準備中で店は開いてなかったので、中は伺い知れず。近くの高校生で、今も賑わっているのでしょうね。

続いて、学問の神様、北野天神を訪問。受験シーズンに賑わうが、今は閑散。来訪者はほとんど無く、私ひとりで独占状態でした。15年前くらいに配達中に姉と甥とここでばったりあったことを思い出しました。当時受験祈願に来ていたのでしょうね。

さらに東に行くと中央公園へ到着。文化会館も企業名が入っているみたいで、おそらく安井建設さんの新しい会社名だと思われます。紅葉を見ようと公園内を歩きましたが、落葉していて、寒々とした風景でした。ぐるりと松永種苗さん方面を歩いて終了。古い家はコインパーキングや何軒かの戸建て住宅に変わってしまっている。

思い起こすと、暑い時、寒い時、いろいろあったけど、階段を登ったり、真っ暗の中で配達したり、冬の雨の中での手の冷たさなど苦しかった思い出もよみがえってくる。一方、お客さんとの会話が楽しく、バイクで風を切って走る爽快さ、自分ひとりで仕事を完結できる楽しさ。楽しかった思い出もあり、仕事は好きでした。

ついでに忘年会のことも書いておこうかな。場所は江南駅前の喰海さん。魚中心の料理で量は多くないけど、美味しかったです。飲み放題で飲みすぎてしまい、千鳥足で帰宅。お酒は年に2回しか飲まないので、弱くなったのかしら。8杯くらいのチャンポンは効くかも。来年からは飲まないでおこう。

江南市、思い出をありがとう。