ピアスを開けた話

30うん年生きてきて、今更ピアスを開けた話をする。

別に理由があった訳ではない。一応新しいことをしようと思ったというのはあるが、正直なところ暇だったから開けたも同然である。

そんな行き当たりばったりにも関わらず、ちゃんと病院を調べて予約してから臨んだ。要するにビビりなのだ。

私が選んだのは近所の美容外科。即時予約が可能だったことと、ファーストピアスが選べるというところで選んだ。
価格は両耳で8000円に加え、抗生物質合わせて1万1千円。なかなかするが、安全に済ませるに越したことはない。

なお、事前に友人にも「ピアス開けに行くんよ」と説明済み。

いざ病院に行くと問診票を書かされて、ファーストピアスを選び(吟味する時間はなかった!)、いざ穴あけへ!!という流れだった。

お姉さんに位置決めしてもらい(さすが慣れてるな〜)、321の合図でばちんと一発。
タンスの角に足の小指をぶつけたようなじんと来る痛みである。我慢できなくはない。
そしてもう片方もばちん。
ものの数分でピアスデビューは終わったのだった。

初めの一時間は風が吹きつければひりつくくらいには痛みが残っていたが、徐々に腫れはひき、なんの違和感もなくなるにはそう時間はかからなかった。

鏡を見るたびに耳元がきらめくのが嬉しい。それだけでテンションが上がるようである。

まだファーストピアス期間なので数ヶ月このままだが、すでにセカンドピアスの準備を始めているところだ。早くかわいいピアスをつけられるようになりたいな。

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