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素人の考古学ー濃尾平野の前方後方墳国家

名古屋市を拠点に古墳群巡りを行った。
1日目は濃尾平野の前方後方墳 巡り
濃尾平野は前方後方墳国家の発祥の地と考えられる。
卑弥呼と狗奴国が争っていた時代、
狗奴国大王は犬山市の標高143mの白山平山頂に前方後円墳を築いた。

1.東之宮古墳

東之宮古墳 犬山市
前方後方墳と竪穴式石槨の位置

3c末~4c初、72x6mの前方後方墳。二段築成・葺石

前方部から後方墳を望む


竪穴式石室で壁面に朱色。(埋め戻されている)

 

三角縁神獣鏡など鏡11面や石製釧など威信財


2.宇都宮神社古墳 小牧市
4c、59x6.5m前方後方墳、三段築成、葺石・周溝、竪穴式石室


宇都宮神社古墳

 

三角縁神獣鏡


3.高御堂古墳  春日井市
4c前半~中頃、36x2.5m前方後方墳、後方部三段前方部二築成
 

高御堂古墳


後方部三段前方部二築成 

白石太一郎氏は前方後方墳を狗奴国の系譜と見ており。
赤塚次郎氏は東海地方に前方後方墳の起源を求めている。
                     以上
                小兵衛
 

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